日産自、インドで4ドアセダン「ティアナ」を発売
インド日産「ティアナ」をインド市場に投入
日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座、社長:カルロス ゴーン)のインド現地子会社であるインド日産は、日産ブランドとして2車種目となる「ティアナ」をインド市場に投入する。
「ティアナ」の最大の特長は「安らぎを与える優雅なインテリア」である。モダンリビングをモチーフとした落ち着きと新鮮さを醸し出す木目パネルや贅沢なソファーのようなシートなどを採用し、乗る人を安らぎで包み込むよう設計されている。また、豊かな室内空間とのバランスを図った美しくスタイリッシュなサイドビュー、プレステージ感が際立つリヤビューなどエクステリアデザインにも数々の趣向が凝らされている。エンジンは2.3リッターのVQ23DEエンジンを搭載し、パワフルかつ滑らかな走りを実現している。
インド向け「ティアナ」は、本革シートを採用するなど、インドの顧客ニーズに合わせた仕様とした。
「ティアナ」は日本を皮切りに中国、台湾などの国で販売され、累計26万6千台(07年3月時点)が販売された。また、03年度に日本カー・オブ・ザ・イヤー特別賞(ベストバリュー)を受賞した他、世界各国で6つの賞を受賞している。
「ティアナ」は九州工場からの完成車としてインドに輸入され、07年度で350台の販売を予定している。インド日産は2004年にエクストレイルを発売し、累計約600台を販売した。今回の「ティアナ」導入によりインド市場で拡大する高級セダンセグメントにおいても、販売台数の増加と日産ブランドの向上を狙う。
「ティアナ」は4月19日よりインド国内の日産ディーラー網で一斉に販売開始される。希望小売価格は204万7千インドルピー(約581万3千円)である。
注:為替レートについては最近の為替相場、1ルピー=2.84円をもとに換算した。
以 上