ソフトフロント、NTTドコモの高音質音声通話プロトタイプシステムに開発協力
ソフトフロント、NTTドコモの高音質音声通話プロトタイプシステムに
開発協力、SIP/VoIPミドルウェアを提供
株式会社ソフトフロント(東京本社:東京都港区、代表取締役社長:阪口 克彦 以下、ソフトフロント)は、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中村 維夫氏 以下、NTTドコモ)とDoCoMo Communications Laboratories USA, Inc.(社長:三木 英輔氏)が共同で開発した、従来の技術と同程度の情報処理量で、より高音質の通話を実現する携帯電話向けの高音質音声符号化技術を用いた、音声通話プロトタイプシステムの開発でNTTドコモに協力したことを発表いたします。この音声通話プロトタイプシステムには、ソフトフロントのSIP(*1)/VoIP(*2)ミドルウェアが搭載されております。
NTTドコモは、この音声通話プロトタイプシステムをHTC社製のスマートフォン「hTc Z」に搭載し、4月4日から開催された「ワイヤレス・テクノロジー・パーク2007」で紹介し、大きな反響をうけました。
ソフトフロントは、これまで培ったノウハウやSIP/VoIPミドルウェアの高い相互接続性に加え、高音質な音声アプリケーション開発への高い対応力に定評をいただいております。
今後もソフトフロントは、高音質の音声通話による、より充実したコミュニケーションの実現に向けSIP/VoIPミドルウェアの研究開発に取り組んでまいります。
【ご参考】
■アプリケーションイメージ
■使用イメージ
※ 関連資料参照
■用語説明
(*1)SIP(Session Initiation Protocol)
IP電話、ビデオ会議などを実現する新しいプロトコル(RFC3261)。Webの技術として有名なHTTPと同様にテキストベースであり、テキストベースのためシンプルで拡張性が高いことから、IP電話の標準的なプロトコルとして利用されている。最近では、その特徴を生かしてデジタル情報家電などへの搭載が注目されている。
(*2)VoIP(Voice over Internet Protocol)
IPネットワークを利用した音声通話の技術一般を指す。現在、注目されているIP電話は、この技術を応用したもの
※ 記載されている会社名、製品名は一般に各社の商標または登録商標です。
※ 掲載文中では、TM、(R)マークは原則として明記しておりません。
【プロフィール】
■株式会社ソフトフロント
1997年設立のSIPとVoIPを核技術としたソフトウェア開発企業です。「技術を愛し、技術を提供することによって、社会変革の牽引役となり、豊かな社会を実現すること」を企業理念として、事業を展開しております。また、業界標準プロトコルであるSIPに早くから注力しており、様々な技術とノウハウを蓄積してまいりました。現在は、これまで培ってきたSIPとVoIPに関する技術やノウハウを多数のメーカーやシステム・インテグレーターに提供し、それらのパートナー企業を通じて当社技術の普及を図る「SIPパートナープログラム」事業に注力しております。さらに、各種CPU/OSベンダーとの連携を通して、SIP開発環境の拡充を図っております。
URL: http://www.softfront.co.jp
【製品に関するお問合せ先】
株式会社ソフトフロント
SPP事業本部 営業グループ
電話:03-3568-7009 FAX:03-3568-7008
URL: http://www.softfront.co.jp/products/inquiry.html