日立など、RSAセキュリティと提携し「FINEMAX」で「統合認証サービス」を提供開始
日立のインターネットバンキング共同利用サービス「FINEMAX」で「統合認証サービス」を提供開始
RSAセキュリティのワンタイムパスワードにより、
インターネットバンキング利用時のセキュリティを強化
株式会社日立製作所(執行役社長:古川 一夫/以下、日立)は、このたび、RSAセキュリティ株式会社(代表取締役社長:山野 修/以下、RSAセキュリティ)と提携し、日立のネットワークバンキング共同センタサービス「FINEMAX」*1のメニューに、RSAセキュリティのワンタイムパスワードを採用した「統合認証サービス」を追加し、本年9月1日から提供を開始します。
本サービスは、国内外で高いシェアを誇る RSAセキュリティのワンタイムパスワード製品「RSA SecurIDハードウェアトークン」*2を、地域金融機関を中心にインターネットバンキング分野での実績がある「FINEMAX」に適用したものです。本サービスにより、インターネットバンキングを利用する金融機関のお客様が決済や振込といった処理を行う際のセキュリティが強化されるほか、スパイウェアやフィッシングといった高度化するネット犯罪への対策となるなど、金融機関が提供するインターネットバンキングサービスの安全性を高めることが可能となります。
*1 FINEMAX(ファインマックス):日立が提供するネットワークバンキング共同センタサービス
*2 RSA SecurIDハードウェアトークン : 60秒に1回変化する6桁の数字を表示するキーホルダー型の小型表示機
日立は、1999年4月にASP型*3で金融機関向けネットワークバンキングサービス「FINEMAX」の提供を開始して以来、個人向け、法人向け、そして投信インターネットバンクとサービスを拡充してきました。今回のRSAセキュリティとの提携により、今後も各種の認証技術を統合化し、多様化するお客様ニーズとインターネット上の脅威に対して最適な「統合認証サービス」を提供していきます。
RSAセキュリティは、暗号化技術および認証技術を応用した多様な情報セキュリティ製品を手がけており、なかでもRSA SecurIDは、全世界ですでに3,100万個の累計出荷実績*4があるワンタイムパスワードです。日立との提携により、オンラインの金融サービスを利用するお客様のセキュリティ強化を支援していきます。
*3 ASP(Application Service Provider): アプリケーションをプロバイダ側に持たせてネットワークにより提供するソフトウェアの形態
*4 2006年12月末時点
日立は、この「統合認証サービス」をFINEMAX共同センタ加盟行すべてに提供していくなど、高度な認証技術による安全かつ安心なネットワークバンキング共同センタサービスを目指していきます。
◆価格および提供開始時期
サービス名:FINEMAX「統合認証サービス」
価 格:個別見積
提供開始 :2007年9月1日
◆RSAセキュリティ株式会社について
RSAセキュリティ株式会社は、セキュリティの実装および認証基盤の構築を支援する製品とサービスを行っています。現在、ワンタイムパスワードのRSA SecurIDは世界で3,100万個出荷されており、国内でも都銀やネット銀行、信用金庫の一部で採用されています。
RSAセキュリティ株式会社ホームページ
http://japan.rsa.com/
◆他社所有商標に関する表示
RSAおよびSecurIDはRSA Security Inc.の登録商標です。
その他文中に記載している社名・商品名は各社の商標または登録商標です。
以 上