大日本印刷子会社、検索に適したWebサイトづくりの提案を行う総合サービスを開始
DNPデジタルコム サイト内検索に関する総合サービスを開始
生活者を適切な情報へ誘導するWebサイトづくりを提案
大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円)の100%子会社で、電子メディアの企画制作を担当する株式会社DNPデジタルコム(本社:東京 社長:千葉亮太 資本金:1億円)は、サイト内検索に関するサービスを、4月24日より、開始します。
本サービスは、生活者をサイト内の適切な情報へ誘導するために、検索に適したWebサイトづくりの提案を行う総合的なサービスです。画面制作やGoogle検索機能のASPサービス(※)の提供を組み合わせることによって実現します。
「s-woman.net」のトップ画面 検索結果表示画面サンプル
※参考画像を参照
【背景とサービスの概要】
通販サイトや企業のホームページでは、ページ数が膨大になり、Webサイトを訪れた生活者が、ページをたどりながら欲しい情報を見つけることが難しくなっています。このため、顧客満足度向上には精度の高い検索機能を備えることが不可欠となっています。
DNPデジタルコムは、このようなニーズに応えて、1500社以上のWebサイト構築実績と通じて培ったノウハウを活かし、サイト内検索に関する総合サービスを提供します。
【サービスの特徴】
1.生活者が使い慣れたGoogle検索機能
検索スピードや検索結果の精度が高いことが世界で認められており、生活者が使い慣れているGoogleの検索機能を提供します。
サイト内の「全体検索」だけでなく、特定のカテゴリーに検索範囲を限定した「部分検索」も可能です。「部分検索」により、例えば、特定の商品群や掲示板の中だけを検索する
複数のサーバーにまたがった検索が可能です。例えば、多くのグループ会社を持つ企業では、グループ会社のサイトを含めて検索するといった使い方ができます。
Googleの「もしかして機能」を使って、導入企業独自の略語や用語などを事前に登録しておけば、検索キーワードとして使用することも可能です。
2.画面制作からコンサルティングまでの総合サービス
検索窓(検索キーワードの入力ボックス)の作成や検索結果画面のカスタマイズを行います。
生活者が、自分が探している情報を、見つけやすくなるよう、検索結果の各コンテンツのタイトルについて、コンテンツの特徴がわかりやすい表示方法を提案します。
検索キーワードのログを集計・分析し、多く使用されているキーワードから、生活者が求めているコンテンツを提案します。 検索キーワードに連動して、企業が生活者に優先して告知したい情報を、検索結果画面の最上部に目立つ形で表示する「キーマッチ機能」を提案します。
検索キーワードのランキングや、日次、時間ごとのログを集計することで、導入企業がマーケティング情報として利用できます。
3.導入が容易
Google検索機能はASPサービスで提供します。これにより、導入企業は、短期間での導入が可能になるとともに、初期コストを抑えることができます。
検索機能の導入に必要なIPアドレスなどの初期設定を、DNPデジタルコムが実施します。
【導入事例:s-woman.net 】
集英社の女性誌ポータルサイト「s-woman.net(http://www.s-woman.net/)」は、2007年4月2日より、Webサイト内検索機能を提供しています。ポータルサイト全体の検索に加えて、non-noやMOREといった雑誌ごとのサイトに限定した検索が行えます。検索結果画面ではキーマッチ機能を使い、検索キーワードに連動した旬な話題を提供しています。また、検索キーワードのログを分析し、新しいコンテンツの開発を行っています。
【販売価格と売上目標】
ASPサービスの価格は、5万ページ向け月額99,000円(税抜き)からです。
画面制作、コンサルティングについては、個別に価格を見積もります。
DNPデジタルコムは、本サービスにより、2007年度から2009年度までの3年間で、10億円の売上を見込んでいます。
(※)Google検索機能のASPサービスは、NTTコミュニケーションズ株式会社が提供。