高岳製作所、中期経営計画(平成19年度~平成21年度)を策定
中期経営計画(平成19年度~平成21年度)
当社は、平成19年度を初年度とする中期経営計画を策定しましたので、概要をお知らせいたします。
近年の状況を振り返りますと、当社は平成13年度に経常利益ベースで赤字に陥る厳しい事態となり、これを克服するため平成14年3月に経営改革基本方針を策定し、平成14年度以降抜本的経営改革に取り組んでまいりました。
平成14年度から平成16年度までの3年間は、経営改革第一ステップと位置付け、生産拠点・営業拠点統廃合や諸経費の削減など徹底的にコストを削減した結果、1年目の平成14年度で黒字に転換、さらに平成16年度には復配を実現、目標である赤字体質からの脱却を達成いたしました。
平成17年度から平成18年度までの2年間は、経営改革第二ステップと位置付け、重点目標である国内外グループ企業再編成による総合力の向上、全社統合システムの構築による業務の効率化、新人事制度の導入による従業員の活性化、品質向上方策の推進、新規事業の育成の各施策を遂行してまいりました。
その結果、平成18年度(括弧内は対平成13年度比)においては、売上高は501億円(45億円減)と減少したものの、経常利益は23億円(36億円増)、当期純利益は11億円(55億円増)と収益構造を改善したのをはじめ、有利子負債は147億円(97億円減)、自己資本比率は32.5%(+8.1%)までに改善することができました。
今回の中期経営計画は、これら一連の改革の総仕上げである経営改革第三ステップに該当し、収益・財務体質の更なる強化の実現と平成22年度以降の飛躍に向けた土台作りを目指し、以下のとおり基本方針・数値目標を定め、グループ全体で重点施策実行に取り組んでまいります。
※以下は添付資料を参照
1.基本方針と重点施策
2.連結数値目標
以上