日立、「ビザ タッチ」と「Edy」の決済処理が1台で可能なICカード対応加盟店情報端末を発売
「ビザ タッチ(スマートプラス)」「Edy(エディ)」の両方の決済方式が1台で処理可能なICカード対応加盟店情報端末
「HT-2980-T」<Edy共用モデル>を販売開始
日立製作所 情報・通信グループ(グループ長&CEO:篠本 学/以下、日立)は、このたび、ICカード対応加盟店情報端末「HT-2980-T」を開発し、5月9日から販売を開始します。
本製品は、接触ICカードまたは磁気カードのクレジット決済処理や各種ポイントカードなどのポイント処理に加え、ポストペイ型の非接触ICカード決済サービス「ビザ タッチ(スマートプラス)」とプリペイド型電子マネー「Edy(エディ)」による決済処理を、1台で処理可能としたコンパクトな決済端末です。
本製品は、「ビザ タッチ(スマートプラス)」と「Edy(エディ)」の共用リーダ/ライタ装置として、三菱UFJニコス株式会社(本店:東京都文京区、代表取締役社長:大森 一廣)をはじめとした「ビザ タッチ(スマートプラス)」の採用カード会社を通じて、流通・小売業界向けに提供される予定です。
近年、スーパーやドラッグストアなどの流通・小売業界における小口決済分野で、非接触IC決済システムの導入が急速に、かつ全国規模で進んでいます。このような市場動向を背景に、流通業をはじめとしたさまざまな業態から、お客様の利便性向上を図るために、ポストペイ型の非接触ICカード決済サービスとプリペイド型電子マネーの両方に対応したリーダ/ライタ装置を導入したいというニーズが高まっています。
本製品は、スーパーやコンビニ、ホテル、飲食店などの店舗のほか、公共交通機関の窓口などで利用する決済端末です。接触ICカードまたは磁気カードによるクレジット決済処理やポイント処理に加え、「ビザ タッチ(スマートプラス)」と「Edy(エディ)」による決済処理を、コンパクトな本製品1台で実現します。また、POSシステムとの連動を実現するOLE-POS準拠のドライバをオプションとして提供していく予定です。そのため、本製品を導入することで、小さいスペースに設置できるほか、店員の操作オペレーションも複雑にならずに決済処理を実現します。
◆出荷開始時期
製品名:ICカード対応加盟店情報端末「HT-2980-T」
出荷開始時期:2007年6月29日
※本製品には端末、FeliCa対応リーダ/ライタ、OS、デバイス制御ドライバが添付されています。アプリケーション用ソフトウェアやオプションのドライバなどは別途必要です。
◆他社所有商標に関する表示
*Visa Touchは、ビザ・インターナショナルの商標、もしくは登録商標です。
*「Edy(エディ)」は、ビットワレット株式会社が管理するプリペイド型電子マネーサービスのブランドです。
*FeliCaは、ソニー株式会社が開発した非接触ICカード技術方式です。
*FeliCaは、ソニー株式会社の登録商標です。
*その他、記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。
◆関連情報
製品に関するホームページ (日立金融ソリューション)
http://www.hitachi.co.jp/finance/
以上
(※ 製品画像は関連資料を参照してください。)