国際石油開発帝石HD、西豪州WA-155-P(Part1)鉱区ヴァンゴッホ油田開発へ移行
西豪州 WA-155-P (Part 1)鉱区ヴァンゴッホ油田開発への移行について
国際石油開発帝石ホールディングス株式会社は、今般、子会社アルファ石油株式会社を通じて参加しております西豪州 WA-155-P (Part 1)鉱区内のヴァンゴッホ油田開発に関しパートナーのApache社と開発移行に合意し、豪州連邦政府および西豪州政府に油田開発許可の申請手続きを進めておりますことを、お知らせいたします。
ヴァンゴッホ油田は、オーストラリア連邦共和国北西海域エクスマウス堆積盆、離岸距離約40km、水深約380mに位置しております。アルファ石油(株)は、ヴァンゴッホ油田に対して47.499%の参加権益を保有し、52.501%の権益を保有するApache社をオペレーターとして同社と共同で事業を実施いたしております。
本油田は、約5,900万バレルの原油の可採埋蔵量が期待されており、ピーク生産量は日産約6万バレルの規模となる見込みです。海底仕上げ井とFPSO(浮遊式石油生産・貯油・出荷施設)による開発コンセプトを採用し、総投資額は約5億米ドル、生産開始は2009年4月を予定しております。
アルファ石油(株)は、1989年2月に設立され、西豪州沖合WA-10-L鉱区においてグリフィン油田群での原油生産を行っているほか、オーストラリア海域において積極的な探鉱作業を実施しております。
当社は、今後とも着実な生産開始実現に向けてヴァンゴッホ油田の開発作業に取り組んでまいります。また、子会社インペックス西豪州ブラウズ石油株式会社の実施するイクシスガス・コンデンセート田の開発に向けての検討を鋭意進めていくとともに、オーストラリアでのさらなる石油・天然ガス開発プロジェクトの開拓に一層努めて参ります。
◆ヴァンゴッホ油田位置図
(※ 関連資料を参照してください。)