アライドテレシス、上り/下り最大100Mbpsの伝送速度のVDSLルーターとコンバーターを発売
上り/下りともに最大100Mbpsの伝送速度を実現した
VDSLルーター「CentreCOM VX811R」
コンバーター「CentreCOM VX502EX」
アライドテレシス株式会社(本社 東京都品川区、代表取締役社長 大嶋章禎)は、ITU-T G.993.2 VDSL2のバンドプランに準拠したVDSL(Very high-bit-rate DSL)ルーター「CentreCOM VX811R」、およびVDSLコンバーター(子機)「CentreCOM VX502EX」の出荷を5月9日から開始します。
VDSL2は、既存の電話線を利用して上り/下り共に最大100Mbps(理論値)の超高速インターネットアクセスを可能にする高速DSL規格です。CentreCOM VX811R/ VX502EXともにスプリッターを内蔵しているため、VDSL信号と一般電話回線信号、またはISDN信号の重畳が可能であるとともに、ADSL Friendly Modeに対応し、ADSL信号の重畳も可能です。VDSLラインを8回線収容し、内蔵のルーターおよびレイヤー2 Plusスイッチの機能を使用することにより、各VDSL LINEポート間のセキュリティーを確保しつつインターネットへの超高速接続を実現します。
VDSLルーターCentreCOM VX811Rは、WANインターフェースとして10/100BASE-TXを1ポート、LANインターフェースとしてVDSLポートを8ポート、10/100BASE-TXスイッチポートを2ポート装備しています。レイヤー2plusスイッチ機能に加え、ルーター機能も搭載しながら、320×300×44mm(高さ:1U)のコンパクトサイズを実現し、-5℃から50℃まで動作可能な耐熱設計により、集合住宅やホテルなど設置条件の厳しい箇所への導入も容易です。各ポート(VDSL、10/100BASE-TX、コンソール)、電源コネクター、LEDはすべて前面に配置しているため、設置や管理が容易です。さらに、VLANやファイアウォール(ステートフルインスペクション)などのセキュリティー機能も標準搭載しているため、部屋間の接続や、内部/外部から本体への不正アクセスを防止できます。また、ファームウエアの自動更新や、遠隔管理・監視に必要な機能を標準搭載しており、運用・管理コストを大幅に軽減します。
VDSLコンバーターCentreCOM VX502EXは、小型軽量のプラスチックシャーシを採用し、縦置き/横置きの両方に対応しており、設置場所を選びません。スプリッター内蔵で配線もすっきりし、居室や客室の美観を損ねません。通信設定は、接続先のVDSLルーター(VX811R)側のポート設定と同期して自動設定されるため個別の設定は不要です。
製品名 標準価格(税別) リリース予定日
CentreCOM VX811R 228,000円 5月9日
CentreCOM VX502EX 20,000円 5月9日
<製品に関するお問い合わせ>
アライドテレシス株式会社
東京都品川区西五反田7-21-11 第2TOCビル
TEL:0120-860442
http://www.allied-telesis.co.jp