巴バルブ、アルストム社とバタフライバルブおよびチェッキバルブの長期納入契約を締結
巴バルブ株式会社は、アルストム社と長期納入契約を締結。
巴バルブ株式会社(大阪市西区新町 代表取締役社長 山本 健司)は、マレーシアの代理店MIKUNI社を通じて、エネルギー・輸送の専門エンジニアリング会社である「アルストム(ALSTOM)社」とバタフライバルブおよびチェッキバルブの長期納入契約を締結しました。これにより、巴バルブ株式会社はアルストム(ALSTOM)社の建設する全世界の発電設備へ独占的に提供していくことになりました。
■契約の背景
アルストム(ALSTOM)社はスイス・オランダ・米国等の世界に分散している調達機能をクアラルンプールに集約しハブ機能を持たせる計画があり、将来的には全てクアラルンプールにて調達することを目指しています。
また常時20件以上の発電プロジェクトを抱えており、調達機能を集約することで、全体のコストメリットを出したい意向ももっております。さらに東南アジア市場における発電プロジェクトは増える傾向にあり、クアラルンプールへの調達機能集約は今後充分な事業メリットを産み出すものと確信しております。
一方、巴バルブ株式会社は、これからのグローバル展開においての中枢生産拠点として、インドネシア(バタム)に製造部門を集約していることから、近距離に重要拠点を持つ2社の思惑が一致し、今回の契約となりました。
従来、包括契約のバタフライバルブベンダーは欧米メーカーを中心に契約しておりましたが、アジア(特に日本)のベンダーが採用されることは非常に稀なケースとなります。
2007年1月 アルストム(ALSTOM)社のスイス本社で契約が締結され、納期・品質・価格面での評価を経て、1年ごとに契約を更新する形となります。
■契約内容
契約期間 :2007年1月より1年間(1年毎に契約更新)
納入バルブ :2インチ-96インチサイズの海水用ゴムシート弁を予定。
■販売見込
初年度売上見込 5億円
2年目以降売上見込 10~20億円
■アルストム(ALSTOM)社について
エネルギー分野での世界のリーディングカンパニーとして、各種タービン(ガス、スチーム、水力)、発電機、ボイラ、環境装置、制御システム、を各々単体で、あるいはターンキーで製品の納入からアフターサービスに至るまで提供しています。これまでに納入した発電プラントの実績は650GW以上にのぼります。
■専属販売代理店ミクニSDN BHD について
MIKUNI(M) SDN BHD
Address Mezzanine Floor, Lot 6, The Highway Centre, Jalan 51/205, 46050
Petaling Jaya Selangor Darul Ehsan, Malaysia
Tel (603) 7781-2002 Fax (603) 7784-4513