NEC、受信原稿が一目でわかるビジネス向けファクシミリ2機種を発売
本体上面に原稿を排紙し受信原稿が一目でわかる
ビジネス向けファクシミリ「NEFAX IP5000/IP3000」を発売
~重要書類の放置を防ぐほか原稿の盗難を防止する機能などを搭載~
新製品に関する情報
http://www.nec.co.jp/pcom/
NECならびにNECアクセステクニカはこのたび、ファクシミリの受信原稿を本体上面に排紙する機構を採用し、原稿を受信したことが一目でわかるビジネス向けファクシミリ「NEFAXIP5000」と「NEFAXIP3000」の二機種を商品化し、本日から販売活動を開始いたしました。
新商品の主な特長は以下の通りであります。
1.受信原稿を装置上面に排紙する機構を採用
受信原稿の排出口および積載部を本体上面に設けることで、原稿を受信したことが一目でわかり、重要な書類などの放置を防ぐことが可能。
2.不在時の原稿の放置や盗難を防ぐ「おでかけ受信」機能を搭載
本体の「おでかけ受信」ボタンを押下することで、外出時や不在時に受信した文書の印刷を保留し、文書をメモリに蓄積することが可能。帰社時や出勤時に再度「おでかけ受信」ボタンを押下すると、印刷保留されていた受信文書を印刷。不在時の受信原稿放置や原稿の盗難等を防止し、セキュリティの向上につながる。
3.「着ライト」による受信通知が可能
オプションの「着ライト」(注1)を装着することで、原稿受信時にランプとブザーにより通知することが可能。ダイヤルインサービスを使って一台のファクシミリに複数の番号を割り当てれば、番号ごとに着信通知の有無やランプ点灯色、ブザー音などを設定することが可能。緊急用の番号を設定し、その番号への着信時のみに着信通知を行う、といった運用により、重要な受信情報の見逃しを防止。また、電話会社の番号表示サービスを活用することで、重要取引先など特定の相手からの着信時に通知することも可能。
4.通信コストを抑えるIP-FAX通信機能を搭載
インターネットFAXに加え、NEC独自のIPアドレスFAX機能と、SIP-FAX機能(注2)も搭載。インターネット、イントラネットを活用することで、従来の公衆網を利用した場合に比べ、通信コストの大幅な削減が可能。また、SIP-FAX機能を使うことで、IP電話環境においてファクシミリを利用する場合でも、通常のFAX通信に比べ安定した通信品質を実現。
新商品の価格、出荷予定日、販売目標は以下の通りであります。
※添付資料を参照
ファクシミリは、通常自動受信で使用するため、着信したことに気が付かず受信原稿が放置される可能性があります。特に、一般的な複合機では、受信原稿が本体の中央に排紙される胴内排紙を採用しており、原稿の有無を一目で確認しにくいという課題がありました。注文書などの重要受信原稿が装置上に放置されていると、盗み見や盗難、情報漏えいなどの重大な問題につながる恐れがあります。
NECならびにNECアクセステクニカでは、これらの課題に対応するため、受信原稿の有無を容易に確認できる機構などを採用し、情報セキュリティに配慮した新商品を開発・発売したものであります。
以 上
(注1)
NEFAX IP3000に着ライトを搭載する場合は、別オプション(IPFAXスキャナキット)が必要
(注2)
NECのSIP対応テレフォニーサーバUNIVERGE SV7000シリーズの提供するIP電話環境で利用可能なFAX機能
NECファクシミリ・複合機 商品情報インターネットホームページ
URL:http://www.nec.co.jp/pcom/
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
NEC ビジネスコミュニケーションインフォメーションセンター
0537-22-8964
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