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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2024'11.28.Thu
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2007'05.10.Thu

富士通、エントリーディスクアレイ「ETERNUS2000」を発売

エントリーディスクアレイ「ETERNUS2000」新発売

~上位クラスの機能、信頼性を備えたディスクアレイ~


 当社は、コンパクト・省エネ設計ながら、業務運用中のバックアップを実現する豊富なコピー機能と、保存データの増加に対応する拡張性を備えたエントリーディスクアレイ「ETERNUS(エターナス)2000」 3モデルを開発し、5月9日より順次、全世界で販売を開始(注1)します。

 新製品は、最薄約9cm(2U)のラックマウント型のディスクアレイです。部品点数の削減などにより、消費電力を約40%削減(注2)しています。また、42デシベル(以下、dB)という業界最高水準の静音性を実現しています。エントリークラスながら、豊富なコピー機能と最大54テラバイト(以下、TB)の記憶容量を備え、大企業の部門システムや中堅企業の基幹システムで費用を抑えたデータのバックアップや日々増加するデータの格納を実現します。

 新製品は上位クラスのディスクアレイ同様、自社のみならず他社UNIXサーバ、PCサーバにも対応します。当社は、エントリーディスクアレイのラインナップ強化でお客様のさまざまなニーズにお応えします。

 企業の情報システム部門では、内部統制強化などに向け、これまで以上にデータの保持や日々増加するデータの効率的な管理への対策をローコストで行う必要性に迫られています。

 当社は、こうしたニーズにお応えするため、従来製品を強化し、業務運用中のバックアップを実現する豊富なコピー機能と、保存データ増加に対応する拡張性を備えたエントリーディスクアレイ「ETERNUS2000」 3モデルを提供します。


【 本製品の特長 】
1.コンパクト・省エネ・静音設計 
 「ETERNUS2000」は、従来大きなスペースを占めていたRAIDコントローラーや、外部および内部のインターフェースを制御する複数のチップを1チップに集約するとともに、部品点数の約60%の削減により、最薄約9cm(2U)のコンパクトな筐体と、従来比最大40%の消費電力の削減を実現しています。また、アクセスしていないディスクの回転を停止させる「エコモード」を備え、ディスクの回転を停止させない場合と比べ、最大15%(注3)の電力の削減が可能です。

 静音性にも配慮をしており、外気温に応じてファン回転速度を多段階で制御することにより、業界最高水準である42dBという図書館並みの静音性を実現しています。

2.シンプルな操作による容易なストレージ導入 
 Webブラウザから必要最低限の項目を設定するだけでセットアップが完了するため、ストレージの導入が初めての方でも容易に導入することができます。細かなチューニングを希望されるお客様には、充実した詳細メニューを用意しています。これらのGUIは日本語表示と英語表示の二種類から、選択することができます。

3.業務運用中のバックアップを実現する豊富なコピー機能 
 「ETERNUS2000 モデル100」と「ETERNUS2000 モデル200」では、業務運用中にディスク to ディスクの高速なデータコピーを実現する「アドバンスト・コピー機能」をサポートします。

 確実なデータ保存が必要な基幹データベースなどのバックアップに最適なコピー機能(QuickOPC)や、部分データのみをコピーし複数世代のバックアップに最適なコピー機能(SnapOPC)といった、これまでミッドレンジ以上のモデルでサポートしていたコピー機能をサポートすることで、お客様のさまざまなバックアップへのニーズに対応します。

4.保存データの増加に対応する高い拡張性 
 「ETERNUS2000 モデル200」の最大構成ではディスクドライブを最大72台まで搭載可能であり、最大54TBまでの拡張性を備えています。日々増加するデータを1台のディスクアレイに格納できます。

 搭載可能なディスクドライブには高性能かつ高信頼な毎分1万5千回転のSASディスクドライブと、ディスク to ディスクのバックアップやアーカイブ用途に最適なニアラインSATAディスクドライブをサポートしています。異なるディスクドライブを同一筐体内に混在させることもできるため、筐体内の世代管理バックアップも可能です。

5.上位クラスの高い信頼性、豊富なサポートOS 
 「ETERNUS2000」の全モデルにおいて、コントローラーや電源、ファンなどのコンポーネントを二重化しています。

 また、同一RAIDグループ内のディスクドライブの二重故障時にもデータを保持できるRAID6のサポートや、格納される全てのデータにチェックコードを付与しデータの整合性を保証する「ブロックガード」機能を備えるなど、エントリークラスでありながら、上位クラスの高い信頼性を実現しています。

 さらに、上位クラスのディスクアレイ同様、自社のみならず他社UNIXサーバ、PCサーバへの接続が可能であり、お客様のマルチベンダー環境を実現します。


【 販売目標 】
 今後2年間に、国内外あわせて1万2,100システムの販売を計画。


【 商標について 】
 記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。


以上


< 注釈 >
注1 
 海外は「ETERNUS2000 モデル100」、「ETERNUS2000 モデル200」の2モデル。 

注2 消費電力を約40%削減: 
 「ETERNUS2000 モデル100」と「ETERNUS4000 モデル80」のディスクドライブ12本構成時の比較。 

注3 最大15%: 
 SASディスクドライブを業務用に7.2TB、ニアラインSATAディスクドライブを3世代のバックアップ用に18TB搭載し、バックアップ用のディスクを24時間稼働させた場合と、5時間だけ稼働させた場合の値を比較。 


< 関連リンク >
 ストレージシステム「ETERNUS」 
 http://storage-system.fujitsu.com/jp/

 「ETERNUS」紹介グローバルサイト 
 http://www.fujitsu.com/global/services/computing/storage/

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