野村HD、米HFRグループとファンド・オブ・ヘッジ・ファンドの独占販売契約を締結
野村ホールディングス、ヘッジ・ファンド・リサーチ・グループと
ファンド・オブ・ヘッジ・ファンドの独占販売契約を締結
野村ホールディングス株式会社(執行役社長兼CEO:古賀信行)は、ヘッジ・ファンド・リサーチ・グループ(以下、HFRグループ、本社:米国シカゴ市)のヘッジ・ファンド・リサーチ・アセット・マネジメント(以下、HFRAM社)と、同社が運用するファンド・オブ・ヘッジ・ファンズに関する日本国内での独占販売契約を締結し、野村證券や野村アセットマネジメント等の子会社を通じて、個人や機関投資家等に対しファンド・オブ・ヘッジ・ファンズの提供を行なう。
野村グループでは、既にHFRAM社の運用するファンドを公募外国投資信託として販売しているが、日本におけるヘッジ・ファンド・ビジネスは今後さらに拡大すると考え、透明性や流動性の高いヘッジ・ファンドを提供できる体制を整える。
また、今後の協力関係を促進し日本での運用・販売サポート体制を強化するため、HFRAM社とのジョイント・ベンチャー会社の設立等を検討する。
柴田拓美アセット・マネジメント部門CEOは、「HFRグループとの提携は、野村グループのヘッジ・ファンド・ビジネスへのコミットメントの一端である。HFRグループの持つプラットフォームの仕組は、ヘッジ・ファンドの欠点を補う物であるため、今後のヘッジ・ファンドの方向性に合致しているとの判断から今回の提携に到った。」と述べた。
また、HFRグループのジョー・ニコラス会長は、「今回の野村との提携で、日本を始めとするアジア市場で、HFRグループの安全性、透明性、流動性の高いヘッジ・ファンド投資の良さが理解され、より多くの投資家に投資してもらえると期待している。野村のこの地域におけるパワーを評価して、今回の提携に踏み切った。」と述べた。
<HFRグループについて>
HFRグループは、1993年に設立された米国シカゴ市を拠点とするヘッジ・ファンドの調査、データ及びインデックス提供、運用を行う世界的なグループ。
同グループのHFRAM社は、ヘッジ・ファンド・プラットフォームを活用して、ヘッジ・ファンドを組み合わせた、各種ファンド・オブ・ヘッジ・ファンズの運用商品を主として機関投資家に対して提供している。
同グループのヘッジ・ファンド・リサーチ・インクは、ヘッジ・ファンドのパフォーマンスの評価や情報源として活用されているデータ・ベースを構成し、代表的なヘッジ・ファンド指標である「HFRI及びHFRXヘッジ・ファンド・インデックス」を毎月発表している。
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