ミック経済研究所、「ネット広告&Webインテグレーション市場の現状と展望」調査結果を発表
ネット広告代理事業主要50社の売上規模、2006年度181,360百万円
前年比132.2%、2010年度には405,500百万円規模に拡大
ネット広告代理事業の市場規模全体は2006年度320,000百万円と推定
Webインテグレーション事業主要51社の売上規模、2006年度53,970百万円
前年比125.7%、2010年度には93,800百万円規模に拡大
Webインテグレーション事業の市場規模全体は2006年度70,000百万円と推定
好調に推移するネット広告代理市場とサイト制作・運用を請負うWebインテグレーション市場の2大市場をフォーカス
「ネット広告&Webインテグレーション市場の現状と展望2007年」発刊
情報・通信分野およびネットビジネス分野の市場調査機関である株式会社ミック経済研究所(本社:東京港区、社長:有賀 章)は、ネット広告代理市場とWebインテグレーション市場の2市場の実態を捉えたマーケティング資料「ネット広告&Webインテグレーション市場の現状と展望2007年」を、2007年5月10日に発刊した、と発表しました。
この調査は、主要ネット広告代理店とメディアレップおよびWebインテグレーターに対し面接取材を中心に調査を実施、主要企業の個別実態をベースに、ネット広告代理市場とWebインテグレーション市場の動向を推定した資料となっています。
調査結果の概要は、以下のとおりです。
<ネット広告代理市場>
本資料では、ネット専業広告代理店および総合広告代理店が、広告主(クライアント)へ直接販売した広告枠の売上のトータルを調査対象としている。因みに媒体社が、直接広告主(クライアント)へ販売した広告枠の売上は含んでいない。但し、一部のネット専業広告代理店が所有する自社媒体については、自社媒体を広告主(クライアント)へ直接販売した分のみをカウントの対象としており、代理店へ販売(間接販売)した分に関しては対象としていない。
今回調査では、ネット専業広告代理店と総合広告代理店と合わせて24社を面接取材、更に36社をIRデータおよび電話調査等により調査し、合計50社の主要ネット広告代理事業者の市場規模とそのトレンド分析をまとめた。
その結果ネット広告代理事業者50社の2006年度売上規模は、前年度比132.2%の181,360百万円であった。また、2007年度から年平均22.3%で売上規模は拡大し、2010年度には2006年度の2.2倍にあたる405,500百万円になると推定される。(<図表1-1・2>参照)
ネット広告代理事業の市場規模はこの主要50社の売上合計に加えて、その他の企業の売上の合計を加算したものとなる。当社の推定では2006年度に広告代理店が広告主へ直接広告枠を販売した総市場規模は、3,200億円となる。また、参考値として2010年度までの総市場の推移を<図表1-1>に記載した。
また、ネット広告代理事業者主要50社の広告種類別の構成比を<図表2>に記載した。
<Webインテグレーション市場>
本資料で定義するWebインテグレーション事業とは、Webサイトおよびモバイルコンテンツの戦略立案、設計・制作から運用・更新と上流から下流まで一気通貫でソリューションの提供を行う事業と定義している。
今回調査では、主要企業15社を面接取材、更に36社をIRデータおよび電話調査等により調査し、合計51社の主要Webインテグレーション事業者の市場規模とそのトレンドの分析をまとめた。
その結果Webインテグレーション事業者51社の2006年度売上規模は、前年度比125.7%の53,970百万円であった。
また、2007年度から年平均14.8%で売上規模は拡大し、2010年度には2006年度の1.7倍にあたる93,800百万円になると推定される。
Webインテグレーション事業の市場規模はこの主要51社の売上合計に加えて、その他の企業の売上の合計を加算したものとなる。当社の推定では2006年度に約700億円になると推定している。また、参考値として2010年度までの総市場の推移を<図表3>に記載した。これを見ると2010年度のWebインテグレーション総市場は122,000百万円にまで拡大すると推定される。
また、Webインテグレーション事業者主要51社のWebサイト、モバイルサイト別の構成比も<図表3>に記載した。
なお、同資料の体裁はA4版353頁のファイル製本で、価格は199,500円(消費税含む)です。(CD-ROM版399,000円もご用意しております)
(※ 図表は関連資料を参照してください。)