コロナ、新経営ビジョンおよび第4次中期経営計画を策定
新経営ビジョンおよび第4次中期経営計画について
当社では、このたび「快適・健康で環境にやさしい心豊かな生活になくてはならないコロナでありたい」を新たな経営目標像に掲げ、新経営ビジョンおよび平成20年3月期(2007年度)から平成22年3月期(2009年度)までの「第4次中期経営計画」を策定いたしましたので、お知らせいたします。
■新経営ビジョン「2015 Vision」について
当社グループは、2015年を到達年度とする新たな経営ビジョンとして、「快適・健康で環境にやさしい心豊かな生活になくてはならないコロナでありたい」を経営目標像に掲げ、お客様の心を捉え愛され続けるブランドとして進化し、豊かで新しい暮らしを創造する企業に向けて取り組みを進めてまいります。
新経営ビジョンでは、オール電化への対応、エコキュート事業の確立と拡大、融合商品・事業の開発と育成、活力ある組織風土づくりと人財育成、コロナのDNAの継承と浸透に向けて、組織、人財、マネジメントの各基盤の強化を図りながら事業成長を図ってまいります。
特にこれまでの暖房、給湯、空調の各事業において、更なる質の向上と領域の拡大を目指し、お客様の暮らしに新たな価値を創造してまいります。とりわけ水と空気の質に関わる事業領域「アクア・エア事業」に着目し新たに推進してまいります。
新経営ビジョンの実現に向けて、次の5つのチャレンジに取り組んでまいります。
1)コロナのイメージ
「快適・健康で環境にやさしい心豊かな生活になくてはならないコロナ」の実現
2)提供価値の質
新たなライフシーンを実感できる商品サービスの提供
3)提供方法
システム提案、商品・施工・サービスの総合提供
4)グループ経営
コロナグループ各社による相乗効果の発揮
5)人財・風土
貢献とチャレンジの価値観をベースとした自己実現と自己成長を実感できるいきいきとした人財・風土づくり
■第4次中期経営計画について
第4次中期経営計画では、前回(2004~2006年度)の第3次中期経営計画における社内体制の構築と着実な事業拡大を踏まえ、上記の新経営ビジョンの実現に向け、「新たな成長と飛躍」を推進キーワードに据えて、次の5つを基本方針に掲げ、更なる事業成長を目指してまいります。
1)第4次中期経営計画の5つの基本方針
〔1〕エコキュート事業の確立と事業拡大
エコキュートはオール電化住宅の普及に伴い市場が拡大しているものの、販売価格競争は厳しさを増しております。今後も市場の拡大をリードしながらエコキュート事業の拡大を図るため、コスト競争力と付加価値の向上を図ってまいります。
〔2〕石油暖房の絶対量確保と電気暖房を含めたトータル暖房事業の推進
石油暖房機の市場は、灯油価格の上昇による消費者の石油燃焼機器離れの懸念に加え、製品安全に関する信頼性の確保が課題となっております。このような状況下、当社は石油暖房機器のパイオニアとして、魅力ある新製品の投入や付加価値の高い商品を投入し、今後もダントツのトップシェアの堅持を目指してまいります。また、急速に伸長しているオール電化市場にも対応した商品をラインアップし暖房トータルの事業として推進してまいります。
〔3〕融合事業の創出
これまでの暖房、給湯、空調の各事業は互いに密接に関わっており、融合領域を抱えながら展開してまいりました。今後もこの融合領域において、更なる質の向上を目指し、アクア・エア事業として新たに展開し大きく躍進させてまいります。
〔4〕製品安全の確保及び品質保証体系の確立
今日、社会の要請は安全・安心の追求が益々高まりつつあります。当社グループが属する業界におきましても、製品安全に関する信頼性の一層の確保が課題となっております。今後とも、製品安全の確保という基本に徹し、お客様が安心してご使用いただけるよう品質マネジメント体制の構築と品質保証体系の確立に努めてまいります。
〔5〕コロナのDNAを核とした人財・組織・風土・マネジメント体制の改革
社員一人ひとりが創業精神の「誠実と努力」を極めながら、コロナのよきDNAを更に発展させ、オンリーワン企業を目指してまいります。
2)第4次中期経営計画の業績目標(連結)
※ 関連資料参照
以上