ヤナセ、福岡県内の高級輸入車営業戦略を強化
ヤナセ、福岡県内の高級輸入車営業戦略を強化
- 新車・中古車・アフターセールスのバリューチェーン拡充を図る -
株式会社ヤナセ(社長:古市 宏幸)およびヤナセグループは、福岡県内での高級輸入車の強化戦略をスタートします。
まず福岡市博多区板付エリアでの積極的な投資により、『ヤナセ プレミアムモール』の大幅な充実を図ります。また本年4月に富士モータース株式会社を完全子会社化した上で、ヤナセ バイエルン モーターズ福岡株式会社に社名変更し、BMW車の新車5店舗、中古車2店舗を新たにネットワークに加えました。
これにより、ヤナセグループの福岡県内での高級輸入車取扱車種は、『メルセデス・ベンツ』、『スマート』、『クライスラー』、『ジープ』、『ダッジ(6月販売開始予定)』、『キャデラック』、『サーブ』、『シボレー』、『アウディ』および『BMW』の10ブランドに拡充します。
1.博多区板付エリアの『ヤナセ プレミアムモール』の充実
板付エリアでは、ヤナセグループが取り扱う『メルセデス・ベンツ』、『スマート』、『キャデラック』、『サーブ』、『シボレー』、『アウディ』および中古車の各店舗が集積し、『ヤナセ プレミアムモール』を形成していますが、新たにヤナセの筆頭株主でもある日本土地建物株式会社(取締役社長:中島 久彰 東京都千代田区 以下、日本土地建物)が隣接地を取得し、ヤナセが運営する『メルセデス・ベンツ』および『スマート』の新店舗を着工することになり、本日起工式を執り行いました。完成は本年10月を予定しています。
これにより、板付エリアでヤナセグループが活用する敷地総面積は所有地・賃借地を併せて、13,776.87平方メートル(4,168.5坪)となります。
現在の『メルセデス・ベンツ』および『スマート』の店舗用地には、新店舗完成・移転後、約100台を展示する高級輸入車中古車の大規模展示場『ヤナセ ブランドスクエア福岡(仮称)』を開設します。これにより、大型展示場としての『ヤナセ ブランドスクエア』は、横浜、浦安、神戸、堺、大阪千里(建設中)に次いで6店舗目となります。
今回、板付エリアの新規投資額は、12億円を予定しています。
2.福岡県内の輸入車プレミアムブランドの充実
ヤナセの福岡県内への出店は古く、1916(大正5)年10月に博多出張所(現在のヤナセ 福岡支店:福岡市中央区平尾3-3-1)およびサービス工場を開設して以来、本年で91年目を迎えます。現在の各ブランドの店舗配置は、以下の通りです。
ブランド 新車店舗数 店舗(出店地域)
メルセデス・ベンツ 6 福岡/板付/西福岡/小倉/八幡/久留米
スマート 3 板付/西福岡/久留米
クライスラー(クライスラー、ジープ、ダッジ) 1 西福岡
GM(キャデラック、サーブ、シボレー) 1 板付
アウディ 1 板付
BMW 5 福岡本店/福岡東/福岡西/太宰府/久留米
計 17
3.福岡地区でのバリューチェーンの拡充
各輸入車プレミアムブランドの新車ネットワーク、大型中古車展示場『ヤナセ ブランドスクエア』の展開などにより、お客様の利便性および満足度のさらなる向上、豊かなカーライフの提案などを通じてより多くのお客様を獲得し、点検・整備などのサービス工場への入庫台数の増強を図ってまいります。そして、「ヤナセステッカー」「ヤナセワークスステッカー」が、お客様のお車のメンテナンスへの信頼の象徴となるよう、さらに自動車整備技術の研さんに努めてまいります。
4.日本土地建物による出店支援
今回、板付のメルセデス・ベンツ店舗の新設にあたっては、日本土地建物が土地を取得した上で店舗を建設し、ヤナセがそれを賃借します。これは、ヤナセの企業価値向上と「持たざる経営」の実現のために、日本土地建物の「CRE戦略支援」を受けるものです。なお、ヤナセグループが、日本土地建物の上記支援事業を活用した事例は既に6件あり、今回は7件目となります。
【 ご参考:板付エリア設備投資概要 】
1.ヤナセ 板付支店/メルセデス・ベンツ 板付 新店舗概要
敷地面積 (平方メートル) 3,302.23平方メートル(998.92坪)
ショウルーム(展示台数) 6台
ワークショップ(ベイ数) 10ベイ
2.大型高級輸入中古車展示場 『ヤナセ ブランドスクエア福岡(仮称)』概要
敷地面積 (平方メートル) 6,583.41平方メートル(1,991.48坪)
展示台数 100台以上
3.ヤナセグローバルモーターズ 福岡支店 (取扱車種:キャデラック、サーブ、シボレー)
2007年秋頃全面改装予定