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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2024'11.25.Mon
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2007'05.16.Wed

横河ディジタル、動的品質性能解析ツール「TRQer」を開発

横河ディジタルコンピュータ、動的品質性能解析ツール「TRQer」を開発

~ 2007年3Qより発売開始予定 ~  


 横河ディジタルコンピュータ株式会社(本社:東京都府中市、代表取締役社長 小林龍雄、以下横河ディジタル)は、インサーキットエミュレータ(adviceシリーズ)の開発で培ってきた高速ロギング技術を基に、長時間の品質測定を実現する動的品質性能解析ツール「TRQer(トラッカー)」を開発しました。

 近年、大規模アプリケーションによりプログラムが増大化し、その結果テスト工数が大幅に増加してきました。その反面、短期開発を行いながらの品質向上に取り組むことが求められ、組込み開発者にとってツール活用が今まで以上に重要となってきました。

 「TRQer」は、分、時間の壁を越え、24時間もの長時間にわたり開発評価ボードを実動作させながら、関数の出入り口、引数、戻り値、デバッグ用のPrint文、およびキー入力データ、通信プロトコルなどの必要とされる多様なデータを採取することで、アプリケーションシステム全体のプログラムフローを可視化できます。記録開始からの経過時間を関数履歴に合わせて視覚的に表現することにより、長時間動作おいて極稀に発生する不具合を捉えることが可能となります。

 「TRQer」の特長である豊富な関数情報の記録には静的解析技術が応用され、株式会社富士通ソフトウェアテクノロジーズと共同開発を行いました。「TRQer」は品質向上支援ツール「PGRelief for ARM RealView」と組み合わせて使用することで最大の威力を発揮します。

 プログラムの大規模化に伴い注目されているテスト工程において、「TRQer」の動的解析技術は、長時間の評価作業を強いられる開発者の工数削減と品質向上に効果をもたらします。


【TRQer製品概要】(※)開発中の機能を含みます。
◆記録情報:関数実行履歴、引数および戻り値、キー操作情報、通信プロトコルデータ、デバッグPrint文、ユーザー固有情報
◆タイムスタンプ:全サンプルデータに絶対時間タイムスタンプを付加、1μSec精度
◆イベント機能:8ポイント
◆ホストインターフェース:100Base-T
◆外形寸法:210mm×300mm×70mm
◆標準セット内容:TRQer本体、アプリケーションソフト、標準プローブ、ACアダプタ 


 横河ディジタルコンピュータ株式会社 代表取締役社長 小林龍雄のコメント

 「組込み製品開発において、プログラミングから動作テスト、さらに品質検査といった一連の工程で、評価に要するコストが全体の7割を占めると言われております。再現性の乏しい不具合を解析することに多くの開発者が悩まれている現状に対して、アプリケーション開発エンジニアが簡単に利用できるツールを製品コンセプトとして開発を進めてまいりました。今回発表の『TRQer』は、従来評価フェーズで費やしていた時間、工数、そして評価内容の正否に対して大きく貢献できるツールと考えております。」  


 株式会社富士通ソフトウェアテクノロジーズ 代表取締役社長 芋川敏 氏のコメント

 「近年ソフトウェアの開発規模が巨大化・複雑化しており、ソフトウェア開発における品質向上とコスト削減への要求は、年々厳しさを増しています。PGReliefで培った静的解析技術はコーディング規約チェックといった上流工程だけでなく、動的解析を含めたテスト工程の問題を解決するための新たな開発環境を提案できると確信しています。今後も組込み開発におけるお客様の様々なニーズに応えるべく、パートナーシップを強め、お互いが保有する技術を活用してまいります。」


 横河ディジタルは、2007年5月16日~18日に東京ビッグサイトで開催される「第10回 組込みシステム開発技術展(ESEC2007)」にて、本製品を発表します。


【横河ディジタルコンピュータ株式会社概要】 
 横河ディジタルコンピュータ株式会社(本社:東京都府中市府中町1-9 京王府中1丁目ビル、 代表取締役社長:小林龍雄)は、マイクロコンピュータや周辺システムの設計、開発に広く関わる事業を展開してまいりました。 特にインサーキットエミュレータ(ICE)分野では、トップクラスの実績を有し、携帯電話、情報家電、自動車、産業機器など最先端の開発現場で数多く使用していただいております。国内ばかりでなく海外でも高く評価されており、米国シリコンバレーに支店、中国、韓国、東南アジア、ヨーロッパなどにも販売代理店を置きワールドワイドな製品の提供ができるようになっております。また、T-Engineに代表される各種プラットフォームやWindows CEなどの開発スタータキット、さらには組込み開発分野における開発プロジェクトのプロセスを改善するためのコンサルティングやツールの提供にも力を入れており、組込み分野を熟知している当社の経験や知識を活かした理想的な開発環境として提供しています。
( http://www.yokogawa-digital.com/ )


*ARMおよびRealViewは、英国ARM Limitedの商標または登録商標です。
*その他記載されている会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。


[お客様からのお問い合わせ先]
 ■横河ディジタルコンピュータ株式会社
  新事業企画室
  〒183-8516 東京都府中市府中町1-9 京王府中1丁目ビル3F
  TEL:042-333-6202 FAX:042-352-6107
  E-mail: info-trqer@yokogawa-digital.com
  URL: http://www.yokogawa-digital.com/

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