ADK、インターネット広告とWebサイトの最適化を実現するDROソリューションシステムを販売
アサツー ディ・ケイは、
eマーケティングを成功に導くためのDRO(TM)ソリューションシステム
「AD-traK」(アド・トラック)を開発、販売開始
株式会社アサツー ディ・ケイ(本社:東京都中央区 取締役社長:長沼 孝一郎 以下 ADK)は、1)インターネット広告の効果測定機能、2)誘導先サイト(資料請求・購入ページ)の最適化機能、3)サイト内のユーザー行動把握分析機能の3つの機能により、インターネット広告とWebサイトの最適化と効果の最大化を実現させるDRO(TM)*ソリューションパッケージ「AD-traK(TM)」アド・トラック)を開発し、5月24日より販売を開始します。
「AD-traK」の導入により、Webメディアのプランニングからクリエイティブ、そして効果検証までワンストップの企画・実施が可能となり、得意先企業のインターネット広告やeコマースの強力な支援を実現します。
*DRO(TM):Direct Response Optimization (株式会社アサツーディ・ケイが商標登録出願中)
■「AD-traK」開発の目的
インターネット広告市場が急成長する中で、近年はインターネット広告単独だけではなく、“続きはWebで”というテレビCMや、QRコードからWebサイトに誘導する新聞・雑誌広告など、マス広告とインターネット広告を融合させたクロスコミュニケーションが増加しています。特にダイレクトビジネスを展開する企業においては、このようなインターネットを活用した効果的・効率的な顧客獲得が、ますます重要な課題になっています。
ADKでは、従来より得意先企業のダイレクトビジネス支援業務に注力してまいりましたが、インターネット分野に於いても、PDCAサイクル(Plan-Do-Check-Action)を通じて、ダイレクトレスポンスの最適化を図り、最終的なROIの向上を目指すことが、より一層、得意先支援強化につながると考えています。
そこで、国内シェア・顧客満足度ともに国内有数のeマーケティング効果測定システム「エビスシリーズ」を開発・運用する株式会社ロックオン(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:岩田 進)と業務提携し、「エビスシリーズ」にインターネットにアクセスした人の地域を判別する「エリア判別機能」などの新たな機能を加えた「AD-traK(TM)」を開発、販売する運びになったものです。
ADKは、「AD-traK」を活用することで、インターネット広告とWebサイト、および各種マスメディア広告とのクロスコミュニケーションを含めたダイレクトレスポンスの最適化を実践し、ダイレクトビジネス支援業務のさらなる品質向上を図り、新たな広告主の開拓および既存広告主に対するサ-ビス向上に努めてまいります。
※「AD-traK」という名称について
提供する主な機能のインターネット広告の効果測定(ad-tracking)の意味と、「ADK」を組み合わせた名称です。
■「AD-traK」の機能/特長
「AD-traK」には、インターネット広告の効果測定機能『AD』(アド)、ランディングページ最適化機能『LPO』(エルピーオー)、サイト内行動分析機能『LOG』(ログ)という3つの大きな機能があります。
1.インターネット広告の効果測定機能『AD』
「 直接効果測定 」
バナー広告やテキスト広告が掲出されている広告媒体や、リスティング広告のキーワードごとの成約件数、顧客獲得単価を測定/分析し、広告投資効果の最大化を支援
「 間接効果測定 」
成約に結びついた広告だけでなく、直前まで誘導してきた広告も見極め、見込顧客育成のための広告展開を支援
「 地域別効果測定 」
エリア別(都道府県別)の広告効果を把握し、テストセールなどエリアに特化したプロモーションの効果検証を支援
「 コンバージョン属性把握 」
コンバージョンの数だけではなく、商品名や客単価などの質の情報まで広告に紐付けて分析し、より収益性の高いWEBマーケティングをサポート
※『AD』機能はモバイルサイトの効果測定も可能。(3キャリア対応)
2.ランディングページ最適化機能『LPO』
「 クリエイティブテスト 」
ひとつの広告の遷移先として、異なるクリエイティブの複数URL指定と遷移確率の任意設定を行い、どのランディングページが効果的かを把握
「 エリアターゲティング 」
地域(都道府県別)ごとに、異なるランディングページを表示できるので、エリア別Web施策の検証、立案が可能
「 自動最適化機能 」
「クリエイティブテスト」の結果に基づいて、より効果的なランディングページへの遷移割合を自動的に高め、最適化を実現
3.サイト内行動分析機能『LOG』
「 ユーザ行動パターン分析 」
広告キーワード、キャンペーン、始点/終点を指定した2点間の経路分析など、Webサイト内のユーザーの行動パターンの高機能な行動分析が可能
「 豊富な分析機能 」
さまざまな視点で分析するために必要な各種指標を簡単に確認可能
■販売見通し
現在、ADKのダイレクトビジネス関連得意先は約150社ありますが、初年度は、これらの企業の約2割への導入、合わせて新規得意先への導入を目指しています。さらに、次年度は、延べ80社程度の導入を見込んでいます。