データ・アプリケーション、全製品を対象に製品体系と価格体系を刷新
DAL、製品体系と価格体系を刷新
中小規模システム向けのエントリーモデルの追加によりEDI市場の裾野を拡大
企業内・企業間のさまざまなデータ連携に柔軟かつ的確に対応可能な体制を強化
株式会社データ・アプリケーション(本社:東京都中央区日本橋、代表取締役社長:橋本 慶太、以下DAL、JASDAQ:3848)は、同社が開発・提供するすべての製品を対象として、2007年7月27日(ACMS Liteは6月11日)から、製品体系と価格体系を刷新することを発表いたします。
流通業界をはじめ、インターネットベースの次世代EDI(電子データ交換)システム導入が本格化するなど、大手企業はもちろん、関連する取引企業を巻き込んで、企業間電子取引の市場は活況を呈しています。
また、次世代EDIと従来型EDIの共存、基幹システムとのシームレスな連携、Webブラウザを利用したWeb-EDIの導入など、市場ニーズが多様化しています。
今回の体系刷新は、EDI市場を基盤にDALが目指すデータ・エクスチェンジ市場への拡販に向けて、製品やライセンス体系を整理し、ユーザ各社、ならびにDALの製品を扱うビジネスパートナー各社が、それぞれのニーズに応じて柔軟なシステムを選択し、適正価格で導入できるようにすることを目的としています。
製品体系および価格体系刷新の主なポイントは以下のとおりです。
1.製品マッピングを明確化し、主力製品に開発・サポート・リソースを集中
ユーザ各社が必要とするシステム規模(ノード数、接続先数、利用ユーザ数)、ならびに目的・機能(B2B/EDI、EAI/社内連携、フォーマット変換、Web-EDI)に対して、どの製品が適用するか製品マッピングを明確化しました。
これにより、ビジネスパートナー各社は、より的確な提案が可能になります。
また、これに伴い、一部製品の単体製品からオプション製品への変更ならびに販売・サポートを終了し、リソースを主力製品に集中させることで、市場ニーズに的確に対応できる体制を強化します。
※新しい製品マップ、販売およびサポートを終了する製品の詳細は別添資料をご参照ください。
2.エントリーモデルを新設し、システム規模に合わせた適正な価格で製品選定が可能に
ハイエンドの「ACMS E2X」ならびに「ACMS B2B」は、新たに「2接続モデル」を追加し(従来は1~4接続モデル)、ノード数によるライセンス価格帯を細分化しました。また、ミドルレンジの「ACMS B2B LE」は、新たに「1接続モデル」を追加しました。
これらにより、大手企業から中堅・中小企業にいたる各企業のシステム規模に合わせた製品選択が可能となり、最適な価格で柔軟にシステム構築ができます。
企業間のシステム連携は、経済産業省の主導により今年3月に共同検証を終了して新規格「流通ビジネスメッセージ標準」を策定した流通業界をはじめとして、あらゆる業界において次世代環境へと急速に移行しつつあります。また、企業の競争力を高め、効率を向上させるために、企業間システムと社内システムとのシームレスなデータ連携が求められています。
DALは、EDIに代表されるデータ連携分野に特化し、市場の変化、稼働プラットフォーム発展の歴史に合わせて、製品を拡充してきました。今回の体系刷新により、ユーザならびにパートナー各社が導入・販売しやすくし、市場の発展の方向性に照準を合わせて開発・サポートのリソースを集中することで、「企業内・企業間の真のコラボレーションを実現するためのミドルウェア」の提供を目指します。
◆株式会社データ・アプリケーション(DAL)について
DALは、1992年に最初のUNIX向け製品をリリースして以来、EDIを中心にデータ交換やシステム連携分野において信頼性の高いパッケージ・ソフトウェアを自社開発して低価格で提供する国産ソフトウェア・ベンダとしてリーダーシップを確立。2007年4月ジャスダックに上場しました。(JASDAQ:3848)
DALの「ACMS(Advanced Communication Management System)シリーズ」は、国内62社のビジネスパートナーを経由して販売され、すでに930社2400サイトを越える企業のミッションクリティカルなシステムで稼働しています。
ACMSシリーズは、メインフレームからPCまで、プラットフォームに依存しないJavaベースで開発されており、基幹システムと連携したB2B環境を容易に構築可能な「ACMS B2B」、企業内外のアプリケーションを統合する「ACMS E2X」、Web-EDIにおけるブラウザ操作を自動化する「ACMS WebAgent」など、システム規模・接続ニーズに応じて充実した製品ラインアップを揃えています。
【添付資料-1】 新しい製品マップ
【添付資料-2】 販売・サポート終了となる製品の一覧
(※ 関連資料を参照してください。)