横浜ゴム、米国子会社YTCのセーラム工場が「ISO14001」を取得
米国子会社YTCのセーラム工場、「ISO14001」取得
横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)の米国子会社である「ヨコハマタイヤ コーポレーション(YTC)」のセーラム工場が2007年3月、環境マネジメントシステムの国際規格である「ISO14001」を取得した。当社は高度で同質なグローバル環境経営を実行するため、世界中の拠点で同認証の取得を加速化しており、今年の認証取得は「横浜密封材料(杭州)有限公司」「本社機構※」に続き、すでに3拠点目となる。
※本社機構とは、横浜ゴム(株)本社及び(株)ユアーズ、(株)アクティー、(株)浜ゴム不動産、浜ゴム物流(株)、横浜ゴム生活協同組合、横浜ゴム健康保険組合。
YTCは横浜ゴムの北米におけるタイヤ生産・販売拠点で、セーラム工場では乗用車用などのタイヤを生産している。米国では4500ヵ所以上の販売ネットワークを持つ。
横浜ゴムグループは、昨年4月に発表した新中期経営計画「グランドデザイン100(GD100)」の基本方針のひとつに「トップレベルの環境貢献企業」を掲げ、世界の全拠点で、高度で同質の環境経営を実行するため、グループ全体での「ISO14001」の認証取得を進めている。今回の認証取得を加え、現在、国内では全生産拠点11と本社機構、海外では7生産拠点で認証を取得済みで、本年度中には海外の全生産拠点で認証取得を完了する計画。
■ヨコハマタイヤ コーポレーションの概要
設立:1969年11月
事業内容:自動車用タイヤの生産・販売
社長:辛島 紀男
従業員数:1142人(2006年9月現在)
本社所在地:カリフォルニア州フラトン市
工場所在地:ヴァージニア州セーラム市