サイレックス、「IPv6-IPv4 コンバータ」を発売
サイレックス・テクノロジー、『IPv6-IPv4 コンバータ』を発表
~低コスト・簡単に従来のネットワーク機器をIPv6環境で利用可能に~
サイレックス・テクノロジー株式会社(本社:大阪府東大阪市、社長:河野剛士)は、IPv4でしか通信できない従来のネットワーク機器を、IPv6のネットワークで利用できるようにする『IPv6-IPv4 コンバータ(標準価格:27,800円 税抜き)』を6月下旬から販売開始いたします。
本製品は、IPv4でしか通信できない従来機器をプロトコル変換技術によりIPv6のネットワークで利用できるようにGatewayとして機能し、従来機器の通信範囲を後付で拡大させることができます。IPv6/IPv4が混在した環境であっても本製品をご利用頂けるため、IPv6環境への移行の際に全てのネットワーク機器を一度に取り替えることなくIPv6の環境が構築できます。これにより、従来のネットワーク機器を低コストで簡単にIPv6環境で利用できるようになり、スムーズな環境移行が可能になります。
近年、ブロードバンドの一般家庭への普及やネットワーク家電の登場に見られる通り生活レベルにまでネットワークが浸透し、世界的にネットワーク対応機器が急増しています。このような背景から、従来のネットワークプロトコルであるIPv4ではアドレスが枯渇する可能性が懸念されており、広いアドレス空間に基づいた次世代ネットワークプロトコルとしてIPv6が制定されました。しかし、IPv4アドレスとIPv6アドレスに互換性がないため、IPv6環境ではIPv6に未対応の機器を利用できないことが移行を妨げる要因の一つでした。
IPv6技術は2007年後半から本格的な普及が始まると見込まれています。当社は本製品を国内外のプリンタメーカ系販社や、官公庁向けSIerを中心に販売し、IPv6環境への対応が必須と予想される官公庁や大企業へ向けて販売を推進して参ります。
◆製品仕様
(※ 関連資料を参照してください。)
サイレックス・テクノロジーについて <ホームページ http://www.silex.jp/japan/index.php>
サイレックス・テクノロジー株式会社(本社:大阪府)は、ネットワーキングテクノロジーを核としたソリューション事業を展開しております。世界シェアNo.1のLAN対応プリントサーバで培った技術と実績を土台とし、様々な機器のネットワーク化に対応、得意とするワイヤレス・組込み技術をモジュール製品の開発に活かし、Embedded市場を開拓しています。日本、アメリカ、ドイツ、中国の4カ国にネットワーク(Connectivity & Wireless Solution)、バイオメトリクス(Biometrics Authentication solution)のマーケティング、開発の体制を整えています。グローバルな事業展開を進める一方で、品質基準を厳格に保つため、設計から製造まで国内一貫生産体制を築いています。当社はJASDAQ(6679)に上場しています。
*その他記載された社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。
*本リリースは、情報通信記者会、総務省記者クラブで資料配布しております。
(※ 製品画像、製品仕様は関連資料を参照してください。)