富士ソフト、ワンセグ受信端末用ソフトウエア「FSDTV Mobile」を発売
ワンセグ受信端末用ソフトウェア『FSDTV(TM) Mobile』発売について
~ワンセグ受信端末の開発を短納期で実現~
富士ソフト株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役会長兼社長:野澤宏、以下富士ソフト)は、平成19年6月より、『FSDTV(TM)』(ワンセグ受信端末用ソフトウェア)の発売を開始いたしますのでお知らせします。
【製品概要と導入メリット】
『FSDTV(TM)Mobile』は、ARIB(社団法人電波産業会)が策定しているデジタル放送に於ける標準規格・技術資料に準拠したミドルウェアと、選局・EPG・録画などのワンセグ放送受信機器に必要となる基本的な機能のサンプルアプリケーションを装備したソフトウェアパッケージです。この基本機能の搭載により、従来のアナログTV相当の機能を有した製品を短納期で市場に投入することが可能になります。
ワンセグ放送受信機器メーカーでは、本製品の導入により生み出される時間的・コスト的な余力を、多様化するアプリケーションの開発にシフトすることが可能となり、競合製品との差別化を意識したオリジナリティあふれた製品開発に注力できるというメリットが生じます。
ターゲットとしましてはワンセグ放送受信機能を持つデジタルカメラ、カーナビ、ゲーム機、電子辞書等のLCD搭載ポータブル機器全般を想定しております。
今後につきましては、既に販売開始済み製品「FSDTV(TM) Middleware For ARIB」と組み合わせた地上デジタル12セグ/1セグの自動切換えソフトウェア「FSDTV Hybrid(仮称)」の製品リリースを平成19年夏頃に予定しております。
【製品の特長】
(1)選局処理をはじめとする、操作処理におけるアルゴリズムをワンセグ放送向けに徹底して最適化、ユーザビリティの向上を実現。
(2)ミドルウェアのみではなく、選局・EPG・録画などのワンセグ放送受信機器に必要となる基本機能のサンプルアプリケーションも装備。これにより、短期間・低コストでの製品開発を支援。
(3)サンプルアプリケーションにはソースコードを含んでおり、自由なカスタマイズも可能。
(4)LSIやOSといったプラットホームにとらわれない汎用性を持つことで、さまざまなターゲットのシステム環境上で動作させることが可能。
(5)TS Demux、AAC、H.264Decoderについても、ハードウェア処理・ソフトウェア処理のどちらにも対応。
これにより、LSIの制約も少なく、選択肢が幅広い。
【製品構成図】 ※ 関連資料参照
【販売開始】 平成19年6月1日(金)
【販売方法】 直販および販売代理店経由販売
【販売形態】 許諾ライブラリを組み込んだ製品の生産台数に応じた使用料
【販売見込み数】 初年度販売数100万本を見込む
【製品紹介URL】 http://www.fsi.co.jp/project/e/products/fsdtvmob/
以上