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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'11.26.Tue
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2007'05.27.Sun

松下電工、高齢者・弱視者など向けに夜間歩行を支援する「ガイド照明器具シリーズ」を開発

業界初、ロービジョン(高齢者・弱視者など)の方々の夜間の歩行を連続的に支援する「ガイド照明器具シリーズ」を開発
~6月11日、浅草「雷門」前(東京都台東区)にて評価実験を実施~


 松下電工株式会社は、業界で初めて、ロービジョン(高齢者・弱視者など)の方々の夜間の歩行を連続的に支援する「ガイド照明器具シリーズ」を開発しました。これは視覚機能が低下したロービジョン(高齢者・弱視者など)の方々の夜間の事故防止や歩行支援のために、「光」で階段の始まりや段差を認識させたり、目的地までの経路をガイドしたりする照明器具です。
 当社は既に、昨年6月より歩道と車道などの境界を白色LEDの光で知らせる「LED歩道境界表示灯」を発売していますが、今回階段の始まりや段差を光で知らせる「LEDライン型階段ガイド灯」、光で目的地までガイドする「歩道ガイドポール灯」の他、「LEDライン型照明器具シリーズ」を新たに開発。歩行経路において連続的なガイドが可能となりました。
 なお、「LEDライン型階段ガイド灯」、「LEDライン型照明器具シリーズ」は東京ビックサイトにて開催される「2007電設工業展」(2007年5月23日~5月25日)に出展します。

■器具特長
(1)LEDライン型階段ガイド灯(7月より特注対応) 
  階段の始まりや段差を、まぶしさを抑えたLEDの光で認識させ、安全にガイドする照明器具
(2)歩道ガイドポール灯(7月より特注対応) 
  視覚的手がかりとして明るさを抑えた照明を目線の高さに設置し、目的地までガイドする照明器具 
(3)LEDライン型照明器具シリーズ(6月20日より順次発売) 
  壁面、床や水中などにLEDのライン光を設置し、歩行ガイドする汎用的な照明器具 

■浅草「雷門」前「光と音とサインのバリアフリー対策評価実験」について
 2007年6月11日、東京都台東区の都営浅草駅と浅草寺(雷門)間の道路において、「LEDライン型階段ガイド灯」「歩道ガイドポール灯」「LED歩道境界表示灯」を仮設置し、評価実験を行います。実験は、「光と音とサインのユニバーサルデザイン研究会」が主催。また7月以降、調布駅前(東京都調布市)で実施工による実証実験を行う予定です。 

■開発背景
 2000年11月施行、2006年12月に改正された交通バリアフリー法により、段差の解消など様々な取組みがなされていますが、ロービジョンの方々対する夜間の対策は進んでおらず、高齢化による視力低下者の増加が懸念されている中、取組みが急がれていました。
 当社では、2005年度に岐阜県高山市でロービジョンの方々のためにLEDを応用した歩道と車道などの境界を知らせる「LED歩道境界表示灯」の開発と実証実験を行ってきましたが、今回はさらに、横断歩道から歩道、そしてロービジョンの方々が最も危険と感じている階段までの歩行経路を“光で連続的にガイドサポート”する照明器具を開発しました。
 特に階段においては危険度が最も高く対策要望も高いものの、実用的な手段が見つかっていなかったため、ロービジョンの方々の協力を得ながら試行錯誤を繰り返し、光のラインによる空間認識がきわめて有効であることを突き止め、新手法開発にいたっています。
 今回開発したガイド灯は、ロービジョンの方のみならず、一般の歩行者にとってもまぶしさを抑えて歩きやすい照明となっており、ユニバーサルデザインや景観配慮といった観点からもよりまちづくりにふさわしいものとなっています。

■器具特長
 (※ 関連資料を参照してください。)

■当社のまちづくりUD(ユニバーサルデザイン)の取り組みについて
 当社は、住宅分野において長年、高齢者や障がい者を含むすべての人にとって住みよい住まいのための商品を開発してまいりました。こうした活動を踏まえ、現在ではUDを当社事業活動の中心テーマとして明確に位置付け、より積極的にUD商品の研究開発を行っております。
 同様に、まちづくりの分野でも交通バリアフリー法制定を機に、夜間の安全・防犯・景観配慮といった観点で、照明器具開発や照明プラン支援をさらに強化してまいりました。最近では、ロービジョンの方々への夜間の安全な歩行を支援する照明器具の開発・検証を住民・自治体・研究機関と協力し実施しています。また、バーチャルリアリティー技術を使った屋外照明シミュレーションシステム「環境計画支援VR(2001年~)」による提案は、住民の方と自治体の合意形成に大きく役立っており、まちづくりの計画段階からの参画による、よりよい照明設計を可能とする契機となっております。
 2006年12月に新バリアフリー法が施行され、より総合的な対策や住民との合意形成が重視されるようになってきております。当社では今後とも、高齢者や障がい者を含むすべての人にとって住みよいまちづくりのご支援に積極的に取り組んでまいります。

以上


●LED照明器具エバーレッズシリーズサイト http://biz.national.jp/Ebox/everleds/index.html
●照明事業本部サイト http://biz.national.jp/Ebox/


(※ 参考画像、器具特長などは関連資料を参照してください。)

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