リニアテクノロジー、厳しい環境などに最適な40V降圧スイッチング・レギュレータを発売
リニアテクノロジー、新製品「LT3502/3502A」を販売開始
小型2mm×2mm DFNパッケージの40V、500mA(IOUT)、2.2MHz降圧DC/DCコンバータ
2007年5月22日 - リニアテクノロジーは、2mm×2mm DFNパッケージで供給される500mA(IOUT)、40V降圧スイッチング・レギュレータ「LT3502/3502A」の販売を開始しました。LT3502EDCとLT3502AEDCはどちらも2mm×2mm DFN-8パッケージで供給され、1,000個時の参考単価は246円(税込み)から、LT3502IDCとLT3502AIDCは-40℃~125℃の接合温度で動作することがテストされ保証されており、1,000個時の参考単価は295円(同)からで、リニアテクノロジー国内販売代理店各社経由で販売されます。
LT3502/3502Aは入力電圧範囲が3.4V~40Vと広いので、厳しい環境や車載アプリケーションで見られる負荷遮断状態やコールドクランク状態に最適です。このデバイスは0.8Vの低電圧で最大500mAの連続出力電流を供給可能です。スイッチング周波数には1.1MHz( 標準バージョン)または2.2MHz(「A」バージョン)があり、クリティカルなノイズに敏感な周波数帯域を回避しながら効率を最適化することができます。2mm×2mm DFN-8パッケージと高いスイッチング周波数により、小型の外付けコンデンサやインダクタを使用可能で、実装面積が小さく熱効率が高いソリューションを提供します。
LT3502/3502Aは高効率の900mA、300mVCESATスイッチに加え、必要な昇圧ダイオード、発振器、制御回路、ロジック回路を1個のチップに搭載しています。特別な設計技法により、広い入力電圧範囲で高効率を達成可能です。また、電流モード方式を採用することにより、高速過渡応答と優れたループ安定性が得られます。この他に、内部補償、ソフトスタート、短絡保護などを特長としています。
【 LT3502/3502Aの特長 】
・入力範囲:3.4V~40V
・出力電流:500mA
・スイッチング周波数:2.2MHz(LT3502A)、1.1MHz(LT3502)
・帰還電圧:800mV
・短絡に対する耐性あり
・ソフトスタート
・低いシャットダウン電流<1μA
・内部補償
・昇圧ダイオード内蔵
・熱特性が改善された2mm×2mmの8ピンDFNパッケージ
*注:500mA(IOUT)のOUTは下付。
●画像:2mm×2mm DFNパッケージの40V、500mA(IOUT)、2.2MHz降圧DC/DCコンバータ
(※ 関連資料を参照してください。)
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