横浜銀行、あおぞら銀行と「投資銀行業務」で包括的な業務提携
あおぞら銀行との業務提携について
~投資銀行業務で包括提携~
横浜銀行(頭取小川是)は平成19年5月24日(木)、法人部門のさらなる機能拡充により、お取引先のニーズへの対応力を強化するため、証券化業務、資産流動化などのアセットファイナンス業務やM&Aなどの財務・資本戦略についてのアドバイスなどをおこなう「投資銀行業務」について、あおぞら銀行(取締役会長兼CEO 能見公一)と包括的な業務提携契約を結びました。
具体的には、あおぞら銀行投資銀行本部内に、当行行員が常駐する「横浜デスク」を設置し、当行のお取引先のニーズにお応えする専門部署とします。
また、投資銀行業務に関する専門知識、ノウハウの習得ならびに同業務に関する中長期的な人材育成を目的として、当行からあおぞら銀行の投資銀行本部などに研修生を派遣します。さらに、投資銀行業務に関する知識とお取引先のニーズを発掘する能力の強化をはかるため、あおぞら銀行による当行の法人担当者に対する短期研修制度を創設します。
当行は、今回の提携により、従来以上にお取引先のニーズに的確にお応えする態勢を構築していきます。また、投資銀行業務を強化することで「フィービジネス」の拡充につなげていくほか、中長期的な観点から、投資銀行業務に関する専門知識や実務経験をもった人材を育成していきます。
なお、本提携をより実効性の高いものにしていくため、両行の代表からなる「提携委員会」(仮称)を設置し、各種の検討、協議、情報交換を実施していくとともに、投資銀行業務以外の分野における提携についても検討を進めていきます。また、当行は現在、あおぞら銀行株を同行持株比率で0.09%程度、保有していますが、今後、買い増しを検討していく方針です。
当行は、中期経営計画「New Horizon」の基本テーマのひとつとして、「提携を活用した機能拡充」を掲げ、お取引先のさまざまなニーズにお応えができる体制づくりを進めており、今回の提携もその一環です。
<スキーム図>
※ 関連資料参照
(※別紙あり)