東急ホテルズ、中国語と韓国語の宿泊予約サイトを開設
東急ホテルズでは、アジア地区からの訪日外国人客の取り込みを強化する為、
中国語・韓国語の宿泊予約サイトを新たに開設しました。
株式会社東急ホテルズ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:梅原一剛)では、2007年5月14日より、自社のインターネット宿泊予約サイトに中国語の二言語(簡体字、繁体字)及び韓国語サイトを新たに開設し、既存の日本語、英語サイトを加え五つの言語でのインターネット予約体制を整えました。
これは国土交通省が推進している、2010年までに訪日外国人旅行者1,000万人を目指す「ビジット・ジャパン・キャンペーン(VJC)」によるアジア地区からの訪日外国人の増加を見込み、団塊世代退職によるビジネス需要の縮小に代わる市場としての開拓を目的としたものです。
独立行政法人国際観光振興機構(JNTO)によると、昨年2006年の訪日外国人数は733万4千人を記録し、初めて700万人の大台を超えました。中でも韓国、台湾、中国、香港などアジアからの訪日外国人が約68.8%を占め、特に韓国は前年比21.2%増、中国は前年比24.3%増と20%を越える伸びを示しています。ここ数年の経済成長を背景に、円安基調、航空路線拡大、韓国での90日内査証免除措置、中国全土への団体観光査証発給拡大、チャーター便を利用した訪日ツアーの多数催行などが近隣市場からの訪日を後押ししていると考えられます。(JNTO 平成19年4月12日統計報道発表資料「訪日外客数・出国日本人数(2006年確定値)」より)
東急ホテルズでは本サイトの開設により、アジア地区からの訪日外国人客の取り込みを強化するとともに東急ブランドの認知拡大を目指します。
《中国語(簡体字、繁体字)、韓国語サイト特徴》
■初めてのお客様にも分りやすい日本地図によるエリア検索や、渋谷や舞浜リゾートなど人気観光地からホテルを選べるサービスを導入しました。
■中国語サイトは、簡体字、繁体字をそれぞれ別の言語としてサイトを開設し、中国本土、台湾、香港、その他地域の華僑も網羅できるものとしました。
《参考資料》
東急ホテルズサイトURL
■日本語 http://www.tokyuhotels.co.jp
■英語 http://www.tokyuhotelsjapan.com
■中国語(簡体字) http://www.tokyuhotelsjapan.com/zh-cn
■中国語(繁体字) http://www.tokyuhotelsjapan.com/zh-tw
■韓国語 http://www.tokyuhotelsjapan.com/ko
>ビジット・ジャパン・キャンペーン実施本部事務局ホームページより
http://www.vjc.jp/
<ビジット・ジャパン・キャンペーン実施の経緯>
国土交通省では、「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2002」(平成14年6月25日閣議決定)に基づき、外国人旅行者の訪日を促進する「グローバル観光戦略」を関係府省と協力して策定し、平成14年12月24日の閣議懇談会において、国土交通大臣がその旨発表いたしました。
本戦略は、日本人の海外旅行者が約1,600万人であるのに対して、我が国を訪れる外国人旅行者は、その3分の1以下である約500万人に過ぎないことから、その格差をできる限り早期に是正しようとするものです。
そのため、本戦略の中のひとつに挙げられている、「外国人旅行者訪日促進戦略」の一環としてビジット・ジャパン・キャンペーンの実施が決定されました。それにともない、政府においては関係府省及び自治体、民間企業等が官民一体となって推進する母体「グローバル観光戦略を推進する会」を平成15年3月26日に開催し、ビジット・ジャパン・キャンペーン実施本部が立ち上げられました。これを受けて平成15年4月1日に実施本部事務局が開設され、「2010年までに1,000万人の訪日外国人誘致」を実現するための活動を開始しました。