ナブテスコ、3Softジャパン製の緊急地震速報受信装置「デジタルなまず」を販売開始
地震前に自動ドアを非常開放する『自動防災システム』販売開始
緊急地震速報受信装置「デジタルなまず」の特約店契約を締結
ナブテスコ株式会社(本社:東京都港区、社長:松本和幸)ナブコカンパニーは、緊急地震速報受信装置「デジタルなまず」の製造・販売元である株式会社3Softジャパン(本社:東京、社長:井植浩之)と緊急地震速報受信システム関係製品の販売に関しての特約店契約を締結いたします。
当社は、本年5月より地震災害から命と財産を守る緊急地震速報の社会的貢献度の高さに着目し、緊急地震速報受信装置「デジタルなまず」の取り扱いを開始し、同装置を単体販売するとともに、装置と当社が製造するナブコブランドの自動ドアとの接続によって速報受信と同時に自動ドアを非常開放する『自動防災システム』をお客さまに提案し、普及を図ってまいります。
緊急地震速報とは、気象庁が2004年2月に試行開始した地震情報サービスで、その仕組みは、地震の発生直後に震源に近い地震計からの情報を収集、分析することによって、震源地の位置、発生時刻、規模(マグニチュード)を直ちに推定し、これに基づいて各地での主要動の到達時刻や震度を推定し、緊急発信するものです。
気象庁では、数年間の実証実験を経て昨年8月から先行運用を開始し、今年の秋にも本格的な運用を開始する予定です。
1995年の阪神・淡路大震災では、地震の影響による火災が多数発生し、また多くの建物が被害によって玄関枠や窓枠が歪み、脱出がままならないという状況も多く見られました。
緊急地震速報を活用した『自動防災システム』は、地震の際に事前に避難開口を確保し、二次災害を未然に防ぐシステムを構築することで、尊い命を守ることをご提案できます。
6月6日から9日までインテックス大阪で開催予定の展示会「建材2007」に自動ドアを非常開放する『自動防災システム』を出品する予定です。
製品特長は次頁のとおりです。
■製品
【名称】
緊急地震速報受信装置「デジタルなまず」
【特長】
同製品は、気象庁、関係諸機関との連携のもとに長期にわたる試験運用を行い、その信頼性は高い評価を得ています。また多くの報道機関で紹介されています。
1)緊急地震速報を24時間、リアルタイムで受信します。
2)気象庁及び関係諸機関との長期にわたる試験運用、実証実験による信頼性。
3)本体価格、情報配信料が安価。
4)スピーカーなどへの外部出力、外部機器制御ができます。(気象庁による先行運用期間中は不特定多数への放送はできません)
5)パソコンが不要なので、パソコンによる停電・障害もなく安心。
6)警報震度設定、停電時バッテリー稼動、バッテリー交換時期のお知らせ機能
7)ワイヤレス子機を使用することにより、複数台から緊急地震速報データを受信できます。
8)たいへんコンパクトなので設置場所を選びません。
【定価】
親機:99,750円、子機:17,850円
(別途、サーバ利用料、設置工事費用が必要)
【外形】
親機/W132×H158×D53 (突起部除く)
子機/W62×H79×D28 (突起部除く)
※製品画像は添付資料を参照
【基本仕様】
◇親機仕様
※添付資料を参照
【自動防災システムの例】
-自動ドアと接続して非常開放させるシステム
※添付資料を参照
■会社概要
【名称】 株式会社 3Softジャパン
【所在地】 <本社>〒106-0041 東京都港区麻布台1-6-13 バーズアイ3F
TEL 03-5549-1781 FAX 03-5549-1782
<西日本支社>(兵庫県)
<仙台営業所>(宮城県)
【設立】 2005年7月
【資本金】 117,525千円
【代表者】 井植浩之
【事業内容】 地震情報の緊急通報システム事業
電子決済システム事業 他
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