箱根ロープウェイ、新型ロープウエーでの営業運転を開始
箱根ロープウェイ(大涌谷駅~桃源台駅間)の架け替え工事が終了し
6月1日(金)から全区間で新型ロープウェイでの営業運転を開始
-全区間(早雲山駅~桃源台駅)が360度の景観を楽しめるゴンドラに-
小田急グループの箱根ロープウェイ株式会社(本社:神奈川県小田原市社長:舘岡孝)では、2006年4月に着手した、箱根ロープウェイの第二期架け替え区間(大涌谷駅~桃源台駅間)の工事が終了し、2007年6月1日(金)から、複式単線自動循環式(2本のロープにぶら下がったゴンドラが上りと下りを循環するタイプ)の新型ロープウェイでの営業運転を開始します。
箱根ロープウェイでは、輸送力の増強やバリアフリー対応、悪天候による運休の削減を実現するため、2000年12月から全区間の架け替え工事に取り組んでいます。すでに工事が完了した早雲山駅~大涌谷駅間(第一期架け替え区間)では、2002年6月から複式単線自動循環式のロープウェイでの営業運転を開始しており、今回の大涌谷駅~桃源台駅間の完成により、全区間が同形式のロープウェイでの営業運転となります。
また、新型ロープウェイのゴンドラは、入り口や室内のスペースが広く、車いすをご利用のまま乗車していただくことが可能であり、さらに各駅舎の建て替えや改修ではエレベーターを設置するなどバリアフリー化し、お客さまが移動する際の段差を解消しています。そのほか、各駅にバリアフリー対応のトイレや赤ちゃん休憩室を設置するなど、どなたにも便利で快適にご利用いただけるよう、配慮しています。
小田急グループは、箱根エリアにおいて、登山電車やロープウェイ、海賊船などを乗り継いで、箱根を存分にお楽しみいただける周遊コースを提供しています。今後も箱根エリアを重要な事業基盤であると認識し、「わかりやすい箱根、まわりやすい箱根」の実現に努め、観光地としての魅力を高めてまいります。
◆複式単線自動循環式の新型ロープウェイ
※添付資料を参照
記
※以下は添付資料を参照
<「架け替え工事」の概要>
<「ロープウェイ」の概要>
以 上