バンダイナムコHD、菓子事業拡大などで不二家の株式を一部取得
株式会社不二家株式の取得について
株式会社バンダイナムコホールディングス(以下「バンダイナムコホールディングス」という)は、株式会社不二家(以下「不二家」という)の株式5百万株を取得しましたので、お知らせいたします。
記
1.株式取得の目的
バンダイナムコグループは、2006 年4月より推進している3ヵ年の中期経営計画における事業戦略の1 つとして国内外の企業やクリエイターなど外部パートナーとの連携強化により、事業の強化や創出を行うことを目的とした「エンターテインメント・ハブ構想の推進」を掲げています。
このたびの株式取得は、不二家との連携による当社グループの展開する菓子事業のさらなる拡大や、アミューズメント施設事業とのコラボレーションなどを目的としたものです。
2.株式の取得先の概要
(1) 商 号 : 株式会社不二家
(2) 代表者 : 代表取締役社長 櫻井康文
(3) 所在地 : 東京都中央区銀座7-2-17
(4) 主な事業内容 : 菓子・食品・アイスクリームなどの製造卸売
洋菓子販売チェーン店などの経営
3.取得内容
取得株式数 : 5,000,000 株(所有割合:2.6%)
取得価格 : 約12億円
4.その他
当該株式取得に伴うバンダイナムコホールディングスの連結業績への影響は軽微であります。
以上
ご参考:バンダイナムコグループの菓子事業について
バンダイナムコグループでは、(株)バンダイが1981 年に菓子市場に参入。キャラクターを活用した玩具菓子を中心に事業展開を行い、年間約410 億円の玩具菓子市場(2006 年度/富士経済調査)において50%弱のシェアを持つNO.1 メーカーとなっています。
近年はスナックやビスケットなどの菓子商品の強化もはかり、市場規模約1兆2000 億円(2006 年度見込/富士経済調査)の菓子市場での取組みを強化しており、菓子メーカーとのコラボレーションも積極的に推進しています。最近では(株)東ハトとのコラボレーションにより開発した「クレヨンしんちゃんのチョコビ」が1 年間で3 千万個を販売するなど菓子事業の成果があらわれています。