米アドビ、「Adobe ColdFusion 8」パブリックベータ版を公開
アドビ システムズ社、
Adobe ColdFusion 8 パブリックベータ版を公開
Flex、Ajax、PDFのサポートを充実させ、
容易な操作性と開発生産性の向上を実現
米国カリフォルニア州サンノゼ発(2007年5月30日)Adobe Systems Incorporated(NASDAQ:ADBE)(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ 以下アドビ システムズ社)は本日、「Adobe(R) ColdFusion(R) 8」のパブリックベータ版の公開を開始したと発表しました。ColdFusion 8は、デベロッパーがダイナミックなWebサイトやインターネットアプリケーションを迅速かつ容易に構築できるよう設計されたWebアプリケーションサーバです。デベロッパーは、ColdFusion 8を活用することで、日々の開発作業におけるさまざまな課題を克服して生産性を高め、複雑なエンタープライズ環境と連携した、表現力豊かで魅力的なアプリケーション体験をユーザに提供することが可能になります。ColdFusion 8パブリックベータ版は、全ての機能が搭載されているプレビュー版であるため、デベロッパーは、インターネットアプリケーションの構築時において、より簡単な操作性と、効率化の向上を即座に実感することができます。
ColdFusionパブリックベータ版の評価には、あらゆる規模の顧客が積極的に参加し、新バージョンへアップグレードすべきさまざまなメリットがあると評価しています。Sun Life Financial社の分散型コンピューティンググループ担当ColdFusionデベロッパーであるブライアン リナルディ(Brian Rinaldi)氏は、「ColdFusion 8には、日常業務の生産性を向上させる、さまざまな機能が強化されています。デバッグやサーバモニタリングなどの機能によって、開発やメンテナンスの定型作業を迅速に行うことができます。高いサービス水準とスムーズなアプリケーションの実行を維持するために、このような機能強化は大きな違いをもたらします」と述べています。
ColdFusion 8では、Adobe Flex(TM)とAjaxベースのコンポーネントが活用できるため、デベロッパーは複雑な環境を直感的なインターフェイスに統合して、表現力豊かで魅力的なアプリケーションを設計し、展開させることができます。この新しいColdFusion 8の開発環境には、先進のEclipseベースによるウィザードとデバッグ機能が採用されており、デベロッパーは旧バージョンよりも簡単にアプリケーションの構築や、問題の特定、修正が可能です。さらに、ColdFusion 8のサーバモニタリング機能によって、デベロッパーは問題点を素早く特定してサーバに調整を施し、パフォーマンスを向上させることができます。
ColdFusion 8は、非常に広範なプラットフォーム環境やシステムと統合することが可能です。このサポート範囲の拡大には、.NETアセンブリとの連携や、Microsoft(R) Windows(R) Vista(TM)への対応、JBoss(R)をはじめとする最新J2EEサーバへの対応が含まれており、これによって、大企業におけるアプリケーションの展開時にもColdFusionの柔軟性、相互運用性、拡張性を適用することができます。また、ColdFusion 8は、ColdFusion MX 7以前の製品と比べてパフォーマンスが大幅に向上しています。さらに、Adobe PDF(R)文書やフォームと連携することで、印刷可能で携帯性に優れたPDFを活用して、情報を収集することが可能です。
アドビ システムズ社のエンタープライズ&デベロッパーソリューション部門のシニアバイスプレジデントであるデビッド メンデルス(David Mendels)は、「『MAX 2006』カンファレンス以降、ColdFusion 8には、常にデベロッパーからの高い期待が寄せられていました。ColdFusion 8は、アドビブランドとして提供する初めてのバージョンであり、デベロッパーは今後、Flex、Apollo、LiveCycle、さらにはPDFといった、アドビの各種テクノロジーとColdFusionアプリケーションをシームレスに連携させて、Webを通じた人々の関わり合いに変革をもたらすことができます」と述べています。
ColdFusion 8のパブリックベータ版は、Adobe Labs( http://labs.adobe.com )から無償でダウンロードして、または、アドビ システムズ社のホスティングパートナーが提供する無償のベータ版ホスティングサービスを利用して評価することができます。
日本では初めてとなるColdFusionのベータ版ホスティングサービスは、以下のパートナーによって提供されます。
・heteml(株式会社paperboy&co.) http://heteml.jp
・株式会社フューチャリズムワークス http://cf.futurism.ws/
※ベータ版ホスティングサービスの仕様、開始時期などの詳細については、各ホスティングパートナーのWebサイトをご覧ください。
また、デベロッパーコミュニティのJapan ColdFusion User Group(JCFUG)、および販売パートナーの株式会社サムライズは、ColdFusion 8パブリックベータ版を評価するデベロッパーの情報交換のためのフォーラムを開設します。
・Japan ColdFusion User Groupo(JCFUG) http://coldfusion-style.jp/
・株式会社サムライズ http://www.samuraiz.co.jp/
アドビ システムズ社について
アドビ システムズ社は、時間や場所、利用するメディアや機器を問わず、あらゆるユーザのアイデアや情報との関わり方に変革をもたらしています。アドビ システムズ 株式会社はその日本法人です。同社に関する詳細な情報は、Webサイト http://www.adobe.com/jp に掲載されています。