ウイングアーク、企業向けに帳票・ドキュメントのIT化環境構築支援ソフトを発売
ウイングアーク、フロント業務の帳票の“出力と入力”設計を融合する
開発環境革新「Design Converter」出荷開始
企業内、企業間からBtoC分野の帳票・ドキュメントに対するIT化が加速
ノンプログラミングで帳票イメージの入力画面からオンデマンドで表現
豊かなWeb帳票出力へ
Form&Dataのウイングアーク テクノロジーズ株式会社(以下、ウイングアーク テクノロジーズ、本社:東京都港区、代表取締役社長:内野弘幸)は、企業システムが必要とする帳票分野で最先端のその先を捉える帳票INNOVATION(※1)をスローガンに、ビジネスを支える情報システムにとって将来にわたり有益となる“次世代Web帳票”を実現し、“開発環境革新”を追求します。
この度、その帳票INNOVATIONを支える新製品「Design Converter(デザイン・コンバータ)」を、6月1日から出荷を開始いたしますので、お知らせいたします。「Design Converter」は、帳票出力開発環境「SVFX-Designer(エスブイエフエックス・デザイナ※2)」とWeb入力画面開発環境「StraForm-Designer(ストラフォーム・デザイナ※3)」の相互変換を実現する製品です。標準価格は10万円(税別)です。
昨今、業務のIT化が浸透し、受発注や請求などバックヤードの業務にとどまらず、旅行代理業の旅行者向け日程プランや生保の保険設計書など、顧客と対面するフロント業務のWebシステムにおいても、帳票・ドキュメントは急速な勢いでIT化をせまられている状況です。
そこでウイングアーク テクノロジーズは、多様化する業務形態に迅速に対応するため、開発工数の大幅な削減と工程の最小化、そして軽快なWebシステムの構築を実現するために、開発環境に有効な手立てとなる新製品「Design Converter」を出荷いたします。「Design Converter」は、出力帳票用の設計環境と入力画面の設計環境を一本化し、アプリケーション開発における帳票開発のコスト削減と作業の効率化をはかります。具体的には、「SVFX-Designer」で作成した帳票のフォームファイルを「StraForm-Designer」で読み込んで入力用の画面に変換できる機能を提供します。また「Design Converter」は、「StraForm-Designer」のアドイン機能として動作します。
これまで帳票出力系の帳票開発とアプリケーション開発の画面設計は、別々の開発プロセスでおこなわれてきましたが、「Design Converter」の登場により、「INPUT」と「OUTPUT」の帳票開発はプログラムレスを基本に同一線上で行われることが大きな利点となります。
フロント業務のIT化やユーザごとの個別の要件を反映した帳票開発では、運用にあわせて柔軟に設計・仕様変更がくわえられる環境が重要です。これまでの開発環境や帳票運用で対応してきた帳票ソリューションでは、以下のような補完できない多様なニーズがあります。
・お客様ごとに異なるデータや記載があり、個別の要件に応える必要がある
・オンデマンドでその場で顧客のニーズに合致した帳票を出力したい
・情報を正確に伝えるだけでなく、説得力やアピールする表現力、デザイン力が重要
・業種業態に依存することなく、幅ひろいジャンルの帳票を柔軟かつ迅速に作成したい
・入力する画面周りは出力する帳票のイメージでわかりやすく運用したい
・新規商品やプランにあわせて帳票を迅速に新規作成したい
・運用にあわせて帳票を迅速に改変が必要がある
こうしたニーズへの対応は、ソリューション自体の「帳票力」が問われるもので、企業の情報システム部門様やSI企業様からも大きな期待がかけられています。今回、フロント業務のIT化を推進する帳票開発環境と最適な帳票運用環境を実現するため「Design Converter」を出荷し、ノンプログラミングで帳票イメージの入力画面からオンデマンドで表現豊かなWeb帳票出力を実現いたします。
「Design Converter」詳細については下記URLをご参照ください。
http://www.wingarc.com/product/svf/lineup/converter.html
【 補 足 】
注1:「帳票INNOVATION」について
お客様の帳票運用モデルにあわせ、「つくる(開発する)側」と「つかう(利用する)側」の双方にとって、わかりやすく、帳票のメンテナンスビリティにすぐれた製品・サービスを兼ね備える “総合的な帳票サービス”をご提供するトータルソリューションです。「帳票INNOVATION」で、 開発環境、帳票運用が変わり、IT化できる帳票ジャンルが飛躍的に拡がります。
注2:「SVFX-Designer」について
(http://www.wingarc.com/product/svf/)
操作性に富んだGUIとプログラムレスによる生産性重視の設計が可能で、基幹業務系の帳票様式からグラフィカルな帳票デザインまで幅広いカテゴリーを取り込めるデザイナです。これまでウイングアーク テクノロジーズが13000社の導入実績を積み上げてきた「Super Visual Formade(SVF)設計部」の後継製品であり次世代帳票開発ツールです。
注3:「StraForm-Designer」について
(http://www.wingarc.com/product/straform/)
紙、Excel、WordやPDFなどの業務文書をデータ化し標準技術(HTML、XML)、ノンプログラミングで入力画面を作成する「StraForm-X」のWeb入力画面作成ツールです。プラグイン不要で使用環境を問わず、PCとブラウザ環境のみで導入することができ、企業の業務現場における業務文書をWeb化し、業務効率をあげ情報共有を実現します。
*添付資料あり。