エミレーツ航空、今秋から「ドバイ-トロント」間の直行便を就航
エミレーツ航空、10月29日、カナダトロントへ就航
エミレーツ航空(本社:アラブ首長国連邦・ドバイ、会長:シェイク・アハメッド・ビン・ザイード・アルマクトゥーム殿下、以下エミレーツ)は、2007年10月29日より、初のカナダへの乗り入れとなるドバイ-トロント間の直行便の就航をいたします。
ドバイ-トロント間の直行便は、週3便にて運行する予定です。ドバイからトロントへの直行便EK241便は、月、水、金の8時35分にドバイを出発し、同日14時55分にトロントに到着します。帰航便のEK242便は、月、水、金の21時40分にトロントを出発し、翌日18時55分にドバイへ到着します。トロント-ドバイ間のフライト時間は約14時間20分、ドバイ-トロント間は、約13時間を見込んでい
ます。同路線には、座席数354席(ファーストクラス8席、ビジネスクラス42席、エコノミークラス304席)、貨物積載量12トンのボーイング777-300ERを導入予定です。
エミレーツ航空のシェイク・アハメッド会長は、ドバイ-トロント間の就航につき次のように述べています。「エミレーツは今年、北米での業務拡張に大きな投資を予定しています。長距離路線に最適な航空機であるボーイング777-300ERの増強もあり、この10月にトロントへの就航が実現する運びとなりました。カナダ最大の都市であるトロントに初の直行便が就航することで、ご利用のお客様には、中東、アフリカ、南アジアへも便利なアクセスを提供することが可能となります。まもなく90都市を超える当社のグローバルネットワークにカナダが加わることにより、今後益々需要が高まるものと期待しています。」
トロントは、エミレーツが2007年に就航を予定している5都市のうちの1つであり、他に、7月にベニス、9月にニューキャッスル、10月にサンパウロ、12月にヒューストンへの就航を予定しています。エミレーツは現在、アフリカ、ヨーロッパ、極東、インド亜大陸、北アメリカの60カ国87都市を結んでいます。
<ドバイ-トロント予定時刻表>
往復 往路
出発地 ドバイ
便名 EK241
出発時間 08:35
到着時間 14:55
到着地 トロント
便数 月、水、金
往復 復路
出発地 トロント
便名 EK242
出発時間 21:40
到着時間 18:55+1
到着地 ドバイ
便数 月、水、金
【エミレーツ航空について】
エミレーツは、2002年10月1日より、関西国際空港・ドバイ間の直行便運航を開始。日本人を含む客室乗務員による一流のサービスと最新の機内設備で、快適な空の旅を提供している。現在101機を保有し、平均使用年数は5年というエアライン業界平均を8年以上下回る若い機齢の航空機を運航。2004年3月28日からは、関空・ドバイ線を毎日運航し、2006年6月1日からは名古屋・ドバイ線を運航開始。
創業は1985年。アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ政府が100%所有しており、これまで創業2年目を除く全ての年度において、20%以上の増収増益を上げ続ける(3~4年毎に倍増)。2005年度の売上高は63億米ドル(前年比27%増)、純利益は6億7,400万米ドル(前年比5.8%増)に達した。エミレーツは世界で最も利益をあげている航空会社5社のひとつ、また、世界最大の航空会社20社のひとつでもある。2003年6月のパリ・エアショーでは、民間航空史上最高額となる190億米ドル相当の航空機71機を発注。2005年のドバイ・エアショーにおいてボーイング機を42機購入。今後8年間にわたり、エミレーツは1ヶ月当り、1機の新型機の納入を受ける。2012年までには保有機数が倍増する予定。
貨物部門であるエミレーツ・スカイカーゴは、2005年度において100万トンにおよぶ貨物を輸送し、前年度比21.5%の増加を達成。同部門の売上高は、前年度比29.2%の成長を遂げて12億米ドルを計上し、エミレーツの営業収益の21%を占めている。
就航地は現在、ドバイを拠点に、ヨーロッパ、中東、アフリカ、アジア、オセアニア、北米の59カ国、87都市。2004年6月1日には、中東と北米を結ぶ初めての直行便、ドバイ・ニューヨーク(JFK)間の運航を開始した。2006年10月1日からはドバイ-ブラジル間の就航を開始し、南アメリカ大陸へ参入する。
これまでエミレーツは、世界最大の乗客アンケート調査を行う英国のスカイトラックス社より「エアライン・オブ・ザ・イヤー」を連続受賞するなど、世界的に権威ある賞を様々な分野で300以上受賞している。
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