クオリカ、中国・上海に鋳造シミュレーションシステムの開発センターを設立
クオリカ、中国・上海に現地法人設立
~鋳造シミュレーションシステム「JSCAST」の開発センタ~
クオリカ株式会社 (本社:東京都江東区、代表取締役社長:藤宮宏章)は、中国・上海に子会社「高律科(上海)信息系統有限公司(QUALICA(SHANGHAI)INC.)」を設立しました。
新会社は、クオリカの鋳造シミュレーションシステム「JSCAST(ジェイエスキャスト)」の中国における開発センタに位置づけられます。中国市場向けの「JSCAST」の開発・技術サポート・販売、「JSCAST」の技術コンサルティングおよび受託解析計算、そして中国でのニーズに応えるシミュレーションソフトの開発を担います。
「JSCAST」は日本国内では発売以来企業を中心に大学、公設機関など340社以上に採用された鋳造シミュレーションシステムのベストセラーであり、中国国内でも既に9社、3大学への導入実績があります。
当社は中国においては大連理工大学、華南理工大学と提携して「JSCAST」の中国市場向けの研究を進めてまいりました。最近ではお客様より鋳造品の納期・開発期間の短縮、コスト低減、高品質化の要求が高まってきていることから今回、中国市場向けにより踏み込んだサービスを提供する目的で現地法人を設立したものです。
■新会社の概要
社名 : 高律科(上海)信息系統有限公司(QUALICA(SHANGHAI)INC.)
設立日: 2007年5月22日
所在地: 中国・上海市
代表者: 董事長 藤宮 宏章(クオリカ(株) 代表取締役社長)
董事総経理 朱 金東(MULTI-FLOW SOFTWARE CO,LTD. 代表取締役社長)
資本金: 140,000USD
主要株主:クオリカ 83.6%
MULTI-FLOW SOFTWARE CO,LTD. 9.3%
アイ・イー・ソリューション(株) 7.1%
事業内容:・「JSCAST」の開発・技術サポート・販売
・「JSCAST」の技術コンサルティングおよび受託解析計算
・中国市場に特化した鋳造シミュレーションソフトおよびオプションの開発
【クオリカ株式会社 概要】
所在地: 東京都江東区東陽5-29-15
代表者: 代表取締役社長 藤宮 宏章
資本金: 12億3,460万円(TIS株式会社の子会社)
従業員数:756名(2007年4月1日現在)
売 上: 166億円(2007年3月期)
設 立: 1982年11月(昭和57年11月)
2003年2月1日コマツソフト株式会社より社名変更
事業概要
ソフトウェア受託開発、パッケージソフト開発・販売、システム運用・サービス、システム機器製造販売等。コマツのシステム開発・運用を長年にわたって手がけている他、製造業やFA・制御関連から流通業、金融業、サービス業に至るまで幅広い開発・運用実績を持っています。
URL: http://www.qualica.co.jp/
<参考資料>「JSCAST」について
* 関連資料 参照
以上