スズキ、ロシアのサンクトペテルブルク市に四輪車組立工場を建設
スズキ、ロシア進出を決定
サンクトペテルブルク市に四輪車組立工場を建設
スズキ株式会社(以下スズキ)は、今後拡大することが予想されるロシアの自動車市場に対応していくため、サンクトペテルブルク市シュシャリー地区に自動車組立工場を建設することを決定した。
同市で開催中の国際経済フォーラムにあわせ、ロシア訪問中のスズキの鈴木修会長と、ロシア経済発展貿易省のゲルマン・グレフ大臣および関係者出席のもと、本日工場建設に関する調印式を行い合意書に署名した。また、サンクトペテルブルク市のワレンチナ・マトヴィエンコ知事との間でも同工場建設に関する覚書に署名し、今後同地区における戦略的投資事業として各種調査等を行っていくことで基本合意した。
新工場建設には140億円を投資する計画で、稼動は2009年後半を予定している。新工場では小型四輪駆動車の「グランド・ビターラ」、及びスポーツクロスオーバー車「SX4」の生産を初年度5千台より開始し、将来は3万台の生産を計画している。
2006年度にスズキはロシアにおいては30の販売店を通じて「グランド・ビターラ」などを1万6千台販売している。
■新工場の概要
社名: SUZUKI AUTO MFG RUS LLC (仮)
所在地: サンクトペテルブルク市シュシャリー地区
出資比率: スズキ株式会社 50% 伊藤忠商事株式会社 50%
敷地面積: 243,000m2
投資額: 140億円
生産予定車種: 「グランド・ビターラ」、「SX4」
従業員数: 500名