沖データ、中国市場向け水平紙送り方式の小型ドットインパクトプリンターを開発
沖データ、中国市場向けドットインパクトプリンタの戦略商品を新発売
~水平紙送り方式の小型ドットインパクトプリンタを市場投入~
プリンティングソリューションの株式会社沖データ(社長:前野幹彦、本社:東京都港区)は、低価格でありながら高速印字と小型化を実現した、中国市場向け水平紙送り方式の小型ドットインパクトプリンタ新商品MICROLINE 5100Fの開発に成功しました。世界最大のドットインパクトプリンタ市場である中国市場に、今月より出荷を開始します。金融機関、医療機関、保険業界などのユーザに向けて、中国市場で2008年度15万台の販売を目指します。
新商品は、金融機関、医療機関、保険業界、官公庁などの窓口業務用として、限られたデスクスペースで各種伝票類を高速で印字したい業界の用途に活躍する、水平紙送り方式の小型ドットインパクトプリンタです。クラス最小の設置面積と容量でありながら、最大250CPSの高速印字と低騒音、低消費電力を実現しています。なお、本商品はRoHSにも対応した高い環境性能を備えています。
世界のドットインパクトプリンタの市場は全体的には縮小傾向にあるものの、中国を中心としたアジア地域や中南米地域、東欧・中近東地域での需要は大きく伸びており、今後も堅調に推移すると予測されています。また、2009年度には220万台と予測される中国ドットインパクトプリンタ市場の中で、小型水平商品市場は60万台あるとされており、新商品はこれらの市場の要求に応える機能と価格を備えています。
弊社のドットインパクトプリンタは、2006年に年間販売台数シェアで15%、2位になるなど、世界中の業務用プリンタユーザの高い信頼と支持を得ています。中国市場においても、年間販売台数シェアで2005年の8%、4位から11%、2位へと成長しました。(注)
世界の水平紙送り方式小型ドットインパクトプリンタ市場では、中国市場が全体の90%以上を占めています。このたび弊社では、中国市場特有の多様な要求に、きめ細かく応えることで、市場に最適化した商品をつくりあげることに成功しました。
(注)出典:IDC Worldwide Quarterly Hardcopy Peripherals Tracker,Q4 2006
ドットインパクトプリンタ:IDC定義によるシリアルドットマトリックスプリンタ
【新製品の主な仕様】
印字速度:最大250CPS
複写枚数:1+6
インターフェイス:セントロ、USB
サイズ:349(W)×305(D)×180(H)
※MICROLINEは、株式会社沖データの商標です。
※OKI Printing Solutionsは、株式会社沖データのブランドです。
※その他、記載されている会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。
※沖データ中国向けホームページ:http://www.okidata.com.cn/