沖電気、タイ工場でフルHD液晶TV用ドライバLSI生産を月産1500万個に拡大
OKI、タイ工場のフルHD液晶TV用ドライバLSI生産を1.5倍に拡大
~月産1500万個体制を構築し、急増する需要に対応~
OKIは、このたびフルハイビジョン(以下、フルHD)液晶TVの需要増加に対応するため、オキ・タイランド(社長:佐藤純郎、本社:タイ・アユタヤ市)の液晶パネル駆動用LSI(以下、ドライバLSI)の生産体制を強化します。現在、月産1000万個のドライバLSIの生産を1500万個に拡大し、2007年夏から増産します。
オキ・タイランドは、1991年より半導体の組立・テストの生産を開始し、2005年からはドライバLSIの組立・テストも行っています。現在は従業員1500名を有するOKIの半導体組立の主力工場として、ドライバLSIも含め月産3500万個を出荷しています。
今回、オキ・タイランドでは需要が高まっているフルHD液晶TVに対応するため、新設備を導入し、生産ラインを増強しました。新ラインが加わることにより、生産能力を従来に比べて1.5倍に引き上げることが可能となります。さらに、OKIでは今年度中に超ファインピッチ品など、OKIの最先端技術に対応する開発体制をオキ・タイランド内に構築する計画です。これにより、ドライバLSIの一貫した開発・生産体制をオキ・タイランドにおいて実現し、さらに短期間での量産立上げが可能になります。
OKIではドライバLSIの増産に向けて、組立・テストを行うオキ・タイランドとともに、韓国・台湾・日本の生産サプライチェーンを有効活用し、今後とも世界中のお客様へタイムリーにドライバLSIを安定供給していきます。
※沖電気工業株式会社は、グローバルに認知される成長企業を目指し、通称を「OKI」とします。
※本文に記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。
<本件に関するお客様からのお問い合わせ先>
シリコンソリューションカンパニー 販売本部 営業企画部第二チーム
電話:03-5445-6027
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