大正製薬、ドリンク剤専用工場として「製剤2号棟」完成
大正製薬「製剤2号棟」完成
大正製薬株式会社(社長 上原 明)が、リポビタンD、リポビタンゴールド、アルフェ、ゼナ等のドリンク剤専用工場として、2005年4月から建設を進めて参りました製剤2号棟が完成し、2007年3月より操業を開始しました。
総工費約96億円を投入して建設した製剤2号棟は、50mLのゼナやアルフェ、リポビタンゴールドから100mLのリポビタンDまで、様々な包装仕様に対応した生産機能を持ち、日産最大100万本の能力を有します。
同棟は1分間に最大1,200本の充填が可能な高速充填機を含んだ1ライン構成で、徹底的な省人化を行い充填から包装まで9人で運転することが可能です。
包装ではゼナの1本箱からシュリンク包装、マルチパック包装、10本箱、自動販売機用のバラ包装等、バラエティに富んだ包装形態に対応しています。
製剤2号棟はセルフメディケーション開発研究所と連携を取りながら、新製品開発に取り組む開発型工場の機能を併せ持っています。
◆製剤2号棟概要
名 称 :大正製薬 大宮工場 製剤2号棟
業務内容:ドリンク剤の製造
建築面積:12,155m2(約3,683坪)
延床面積:24,260m2(約7,351坪)
総工費 :約96億円
設計施工:日揮株式会社
建築施工:鹿島建設株式会社
着 工 :2005年4月
操業開始:2007年3月
◆参考資料
大正製薬大宮工場 埼玉県さいたま市吉野工業団地内
敷地面積 160,000m2
国内に3個所ある工場の中の基幹工場。
内服固形剤、ドリンク剤、軟膏剤、外用剤、注射剤の生産を行っています。