エレコム、次世代10ギガビットネットワーク対応の「カテゴリー7」LANケーブルを発売
10G BASE-Tはもちろん1000BASE-T環境にもお勧め!
次世代10ギガビットネットワーク対応の
「カテゴリー7」LANケーブルを発売
エレコム株式会社(本社:大阪市中央区、取締役社長:葉田順治)は、伝送帯域が600MHzという広帯域で、10ギガビットイーサネット「10G BASE-T」で使用可能なカテゴリー7 LANケーブル“LD-TWSシリーズ”を7月上旬より発売します。
“LD-TWSシリーズ”は、次世代10ギガビットイーサネットの「10G BASE-T」に完全対応するカテゴリー7のLANケーブルです。カテゴリー7は伝送帯域がカテゴリー6の2.4倍の「600MHz」という広帯域に対応し、高速で安定したネットワーク環境を実現するケーブルです。
カテゴリー6やカテゴリー5のLANケーブルは、シールド構造を使用しない「UTP(Unshielded Twist Pair)ケーブル」が一般的ですが、カテゴリー7では、平行して敷設されたLANケーブルから発生する「エイリアンクロストーク」と呼ばれるノイズを防ぐために、二重シールド構造の「STP(Shielded Twist Pair)ケーブル」を採用しています。STPケーブルは、隣接するケーブルからのノイズ干渉を防ぐために、外皮のシールド加工に加え、内部にある4対のペアケーブルにもシールド加工を施した二重のシールド構造になっており、周囲からのノイズの影響を大幅に抑えることができます。また二重のシールド構造により、LANケーブル自身から漏洩する電磁波ノイズも抑えることができますので、医療施設、機械室、OAルームなど、外部からのノイズの影響を受けると困る場所での敷設(EMI対策)にも適しています。
“LD-TWSシリーズ”は、コネクタ部分に新機構のツメ折れ防止コネクタを採用し、プラグ着脱時や輸送時の破損や折れを防ぎます。プラグ部分には、サビに強く、酸化膜の生成を抑える金メッキシールドプラグを採用し、ケーブルの外皮は「JIS C 3005」に相当した、火災の延焼原因になりにくい難燃性素材を使用しています。
「10G BASE-T」は、まだ一般的ではありませんが、“LD-TWSシリーズ”はノイズに非常に強いので、現在の高速ネットワークの中心である「1000BASE-T」などのギガビットイーサネット環境で使用した場合でも、周囲からのノイズによる伝送速度の低下を抑え、エンハンスド・カテゴリー5やカテゴリー6準拠のLANケーブルを使用するよりも、安定したデータ転送を実現できます。また将来、10G BASE-Tへのネットワーク変更時でも、あらかじめ“LD-TWSシリーズ”を敷設しておけば、コストのかかるケーブル敷設工事を新たに行う必要がなく、ネットワーク機器の入れ替えだけで10ギガビットネットワークを導入できますので、これからネットワークを導入する現場にお勧めの最新LANケーブルです。
*商品詳細は添付資料をご参照ください。
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