マカフィー、10Gイーサネット対応のネットワーク不正侵入防止システム製品を発売
マカフィー、業界初の10Gイーサネット対応のIPS製品を発表
新しい IntruShieldの高性能 IPSプラットフォームが次世代10G
イーサネットとIPv6ネットワークで求められるプロテクションを提供
セキュリティ・テクノロジ専業のリーディングカンパニー、McAfee, Inc.の日本法人、マカフィー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 加藤 孝博、以下 マカフィー)は、最大10Gbps(ギガビット/秒)のパフォーマンスと業界最高のギガビットポート密度を備えた業界初で業界唯一のネットワーク不正侵入防止システム(IPS)アプライアンス、McAfee(R) IntruShield(R)10Gイーサネットプラットフォームを発表しました。
新しい IntruShieldマルチギガビットMシリーズプラットフォームは、ネットワークコアとデータセンターにおける IPSの爆発的な普及拡大と、高性能10Gイーサネットおよび IPv6ネットワークの急速な進展に対応するために設計されています。
Infonetics Research社の主席アナリスト、ジェフ・ウィルソン(Jeff Wilson)氏は次のように述べています。「10Gイーサネットが広く導入される時代が到来し、顧客はこの進歩に対応した IPSソリューションを必要としていますが、大切なのはパフォーマンスだけではありません。顧客は、より実用的で、統合性と効率性が高いネットワークセキュリティ・ソリューションを探しています。ネットワークソリューションとシステムソリューションを統合し、次世代の10Gパフォーマンスを発揮する McAfee IntruShieldは、真の価値を提供し、ネットワークダウンを防止する強力なエンタープライズソリューションを実現します」
マカフィーはまた、ネットワークとシステムの画期的な統合と連携によって、IPSを超えた機能を提供する McAfee IntruShield 4.1を米国にて発表しました(日本での提供開始は6月中の提供開始予定)。この新たな統合は、マカフィーのセキュリティ・リスクマネジメント(SRM)戦略の一環で、脅威に対するプロテクションとコンプライアンの管理を統合し、、複雑さとコストを低減しながら効率と価値を高めるセキュリティソリューションを提供します。
McAfee IntruShield 4.1では、McAfee Foundstone(R)、McAfee Network Access Control(NAC)、McAfee ePolicy Orchestrator(R)(ePO TM)を含むマカフィーのセキュリティ・リスクマネジメント製品群との統合性がさらに向上しています。複数の製品とテクノロジを統合することで、自動化された実用的な従来以上にナレッジ重視のセキュリティソリューションが実現し、ネットワークセキュリティ部門に高い効率と効果をもたらします。
新しい IntruShield 10 Gigabit EthernetアプライアンスとIntruShield 4.1の特長は以下の通りです。
・大企業規模の10Gと IPv6のネットワークを防御:
次世代10Gと IPv6ネットワークのための卓越したマルチギガビットパフォーマンスとプロテクション。ネットワーク分野で高く評価されているマカフィーのプラットフォーム上で最大10Gbps(ギガビット/秒)のパフォーマンスを発揮し、業界最高のポート密度を提供します。
・操作の迅速化:
McAfee ePOとの統合強化により、マウスを右クリックするだけの簡単操作で、ホストの詳細、ホスト IPSへの攻撃とスパイウェア挙動をリアルタイムに視覚的に把握できます。このようなMcAfee ePOとの統合に加え、ビヘイビア(ふるまい)分析型のホスト隔離機能や、アプリケーションの通信帯域制限機能の追加により、防御の始動にかかる時間を大幅に短縮します。
・影響把握までの時間を短縮:
McAfee Foundstoneとの統合によるリアルタイム評価(Scan now)機能は、脆弱性の詳細情報および攻撃と脆弱性の関連性をオンデマンドで提供します。さら
に、IntruShieldに統合されたビヘビア(ふるまい)分析型の隔離機能やマカフィー・ネットワーク・アクセスコントロール製品との連携により、接続されたクライアントの問題に対する対応時間が迅速化します。
Infonetics社が最近発表した報告書「Reducing Downtime Costs with Network-Based IPS」(ネットワークベース IPSによるダウンタイムコストの削減)では、ネットワークをスムーズに稼働させながら脅威から保護することの重要性が強調されています。同報告書では、クライアント、サーバとネットワークに影響する DoS(サービス拒否)攻撃とマルウェアによる事業の機会損失と従業員の生産性低下に着目しています。Infonetics社の調査は、大小さまざまな企業がセキュリティダウンタイムの影響を受けている事実を明らかにしながら、ネットワーク IPSの導入でセキュリティダウンタイム関連コストを大幅に削減する方法を考察しています。同報告書によると、大型組織のセキュリティダウンタイム関連コストは総額3,000万ドルを超え、年間収入の最大2.2パーセントを占めています。この報告書は下記URLからダウンロードできます。
http://www.mcafee.com/us/local_content/white_papers/wp_infonetics.pdf
マカフィーのプロダクトマーケティング担当シニアディレクタ、ビマール・ソランキ(Vimal Solanki)は次のように述べています。「マカフィーは、ネットワーク不正侵入防止システム(IPS)の分野における強力なリーダーシップを実証しました。McAfee IntruShieldの最新バージョンは、卓越したパフォーマンスと 前例のない高度なセキュリティインテグレーションをお客様に提供し、脆弱性とシステム脅威の視覚的な把握を可能にすることで、問題解決と防御実施を高速化します」
■マカフィー株式会社 について
マカフィーは、セキュリティ専業のリーディングカンパニーです。マカフィーは、世界中で使用されているシステムとネットワークの安全を実現する高い実績を誇るプロアクティブなソリューションとサービスを提供しています。個人ユーザをはじめ、企業、官公庁・自治体、ISPなど様々なユーザは、マカフィーの卓越したセキュリティソリューションを通じて、ネットワークを通じた攻撃や破壊活動を阻止し、またセキュリティレベルを絶えず管理し、改善することができます。
詳しくは、http://www.mcafee.com/jp/をご覧ください。
注:McAfee、マカフィー、IntruShield、ePolicy Orchestrator、ePO、Foundstoneは、米国法人McAfee,Inc.またはその関係会社の米国またはその他の国における登録商標または商標です。本書中のその他の登録商標及び商標はそれぞれの所有者に帰属します。(c) 2007 McAfee, Inc. All Rights Reserved.