ヤマハ、360度撮影可能なWeb会議用USBカメラ「PJP-CAM1」を発売
360°撮影可能で多機能なWeb会議用USBカメラ
ヤマハ プロジェクトフォン・フィッシュアイカメラ
『PJP-CAM1』
ヤマハ株式会社(本社:静岡県浜松市中区中沢町10-1、社長:伊藤修二)は、テレカンファレンスシステム PJPシリーズのオプションカメラとして、360°撮影可能で多機能なWeb会議用USBカメラ「PJP-CAM1」を市場投入して参ります。
<価格と発売日>
品名 プロジェクトフォン・フィッシュアイカメラ
モデル名 PJP-CAM1
色 シルバー
希望小売価格<税込> 102,900円 (本体価格98,000円)
出荷開始日 2007年7月下旬
<市場背景と企画意図>
ブロードバンド化の普及に伴い、企業の拠点間を結ぶコミュニケーションツールとしてPCベースのWeb会議システムが大幅に伸張しており、Web会議用マイクスピーカーの需要もそれに伴い伸びています。従来Web会議はヘッドセットと小型Webカメラで各拠点1名ずつで参加する形式が主流でしたが、同一拠点から多人数での同時参加を可能にする会議用マイクスピーカー“プロジェクトフォン”「PJP-100UH」「PJP-50R」の発売に伴い、テレビ会議システムのように各拠点から複数人数でWeb会議に参加するという新しい形式の会議スタイルが広まっています。しかし従来のWebカメラの映像では複数人数で会議に参加すると誰が話しているか分かりづらく、映像は出席者の確認以上の意味をなしませんでした。ヤマハはそうした問題を解決するため会議用マイクスピーカーに続き、プロジェクトフォン「PJP-50R」の話者位置検出機能と連動し、多人数での円滑なWeb会議を実現する新しい形の会議用Webカメラの提供を開始いたします。
<製品概要>
「PJP-CAM1」は、360°撮影可能な魚眼カメラを搭載し、広い画角と多彩な撮影モードを持つUSBインターフェースのWebカメラです。
「PJP-50R」との連動により、スピーディな自動話者追尾も行うことができ、複数人数のWeb会議での使用に最適なカメラとなっております。
<PJP-CAM1 主な特長>
1. 魚眼カメラ映像をデジタルで平面映像に変換
360°撮影可能な魚眼カメラ(対角線画角180°)を搭載し、撮影した360°の半球映像のうち必要部分をデジタル処理により歪の少ない平面映像に変換するため、カメラを機械的に動かすことなく、複数の会議参加者を写すことが可能です。
2.多彩な撮影モード
基本となる前向き撮影のほか、上向き(全周囲)撮影、下向き(書類)撮影、カメラ部とりはずし撮影(モックなどのズーム撮影)の4つの撮影モードを持ち、会議シーンにあわせた多彩な映像を映し出すことが可能です。
3. PJP-50R との連動
IP電話会議システム「PJP-50R」との連動により、自動的に話者方向の映像のみを切り出して撮影することができます。機械式の追尾カメラと異なり瞬時に映像を切り替えることができ、円滑な会議の進行をサポートします。
PJP-50Rとの連動は、PJP-50R専用ソフトウェア(PJP-CAM1に同梱)「オーディオドライバー」をPCにインストールすることにより可能になります。「オーディオドライバー」をインストールしたPCは、LAN経由で音声データーをやりとりすることで、同一ネットワーク内にあるPJP-50Rをマイクスピーカーとして使用することができます。PCとPJP-50Rを直接接続しなくても良くなるため、PJP-50RをよりフレキシブルにWeb会議用マイクスピーカーとして使えるだけでなく、デジタルで音声をやり取りするためよりクリアな音声で会議が可能になります。
<PJP-CAM1 主な仕様>
* 関連資料 参照
<この件に関する一般の方のお問い合わせ先>
ヤマハ株式会社
プロジェクトフォンお客様ご相談センター
TEL 053-460-2822
FAX 053-460-2829
ホームページURL http://www.yamaha.co.jp/projectphone/