忍者ブログ

ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2024'11.24.Sun
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2007'06.22.Fri

独BMW、M3専用の新技術を導入した「BMW M3コンセプト・カー」を発表

BMW M3コンセプト・カー


【 概要 】

●BMW M GmbHが出品するBMW M3コンセプト・スタディは、サイズや基本的な部分はBMW 3シリーズ・クーペをベースにしていますが、個性的なシルエットを演出し、最高のスポーツ性能を表現するため、ほとんど全てのボディ・パーツにM3専用の新技術を導入しています。

●このコンセプト・スタディの心臓部には、M3を象徴する高回転型MコンセプトのV8エンジンを搭載しています。

●高性能スポーツ・カーであることを示すフロント・デザイン。優れた機能を発揮するフロント・エプロンとボンネット。このクルマの圧倒的な駆動力を表現する逞しいパワードームと大型のエア・インテーク。特にボリューム感のあるエア・インテークは、Mモデル特有のフォグ・ランプを配さないデザインにより、エンジン・ルームに十分なエアを供給します。また、明らかに前方に位置を変えたフロント・エプロンは、このクルマの走ることへの情熱を象徴しています。

●Mモデル特有の複雑な3Dデザインを駆使したフロント・サイド・パネルには、くっきりとした輪郭が特徴的なホィール・アーチ、水生生物のエラを思わせるエア・インテーク、ターン・インジケーター一体型クローム・ブラケットが装備されています。Mブランドの象徴とも言えるサイド・スカートは、サイド・ビューに躍動感あふれるアクセントを与えると同時に、ワイド・トレッドの後輪駆動を見る者に強くアピールしています。その他にも、特徴のあるYスポーク・デザインの19インチ軽量合金ホィール、空力特性を高めたデザインの専用ドア・ミラーなどがあります。

●リア・デザインでは、水平ラインがこのクルマの幅広のトレッドを強調しています。そのほか、パワフルなスタイルを象徴するホィール位置、フロント・エプロンのデザイン要素を反復させたリア・ディフューザー、BMW M3の優秀性を強調する均整の取れたプロポーション、中央に配置されたM特有のデュアル・テープパイプなどが特徴です。

●車両の俊敏性や運動性能に直接影響を及ぼすインテリジェント・ライトウェイト構造には、車両の重量配分と重心を最適化させるアルミ製ボンネット、合成素材で製造されたサイド・パネル、CFRP(炭素繊維強化樹脂)製ルーフ・パネルなどを採用。もう一つのデザイン要素として、CFRPルーフ構造はこのクルマの滑らかなシルエットとハイテク機能を際立たせています。


駆けぬける歓びの未来像:
BMW M3コンセプト・カー
 レースサーキットにおいても日常の交通においても、このクルマの名前は比類ないパフォーマンスの代名詞となっています。20年間にわたり、BMW M3はスポーツ心溢れるブランドの本質を最も簡潔な形で体現してきました。モーター・スポーツ界のリーダーにふさわしい存在感と、ハンドルを握るドライバーだけに許された究極のドライビング感覚が見事に一体となっているクルマです。その一体感こそ、世界に駆けぬける歓びを届け続けてきたBMW M3ならではのステータスにほかなりません。
 BMW M GmbHのエンジニアは、ニューBMW M3コンセプト・カーを公開することにより、このサクセス・ストーリーを継続することに固執してきました。このコンセプト・スタディは、ジュネーブで開催される第77回インターナショナル・モーター・ショー(2007年3月8日~18日)で初公開され、BMW M3の未来像を示すことになります。 
 BMW M3コンセプト・カーの基本形状はニューBMW 3シリーズ・クーペの発展形ですが、量産モデルからそのままコンセプト・カーに採用された部品はヘッドランプやテールランプなどごく限られたものに過ぎず、ボディ・パーツでは左右のドアとトランク・リッドだけです。クローム・シャドー仕上げを施されたBMW M3コンセプト・カーは、BMW M GmbHが手がけたコンセプト・スタディであることの誇りを全身にみなぎらせ、強烈な個性と機動力を支える最先端技術の結晶として生まれた作品です。

感動的な美しさを解き放つ個性的なボディ・コンセプト
 伝統を守りながらも、BMW M GmbHのエンジニアは基本的に個性的なクルマとしてBMW M3コンセプト・カーを開発しました。この取り組みへの意気込みは、そのボディにはっきりと示されています。BMW M3コンセプト・カーはBMW 3シリーズ・クーペの寸法や形状をベースにしている一方で、すべてのボディ・パーツをまったく新たに開発・設計したモデルです。ちなみにボディの負荷分散構造は別として、このコンセプト・カーが量産モデルから受け継いだ部分はドアとトランク・リッドだけです。
 その他のコンポーネントはすべてBMW M3コンセプト・カー専用に設計されたもので、エクステリアに比類なき美しさを与えながら、優れたパワーを強調しています。BMW M3コンセプト・カーだとすぐに識別できる間違えようのない特徴が、フロントおよびリアの専用トリムと膨らみのあるパワードーム付きのボンネットであり、それだけでなく2つのエア・インテーク、フロント・サイド・パネルに水平にあしらったエア・スロット、BMW Mモデル特有の形状を持つサイド・スカートやドア・ミラーも特徴的なデザインになっています。

フロントにはエア・インテークが追加され、ボンネットはパワードーム付き
 コンセプト・スタディのボディを設計する際、BMW M GmbHのデザイナーは、「形態は機能に従う」という原則に従い、このクルマのスポーティさを視覚的に強調するだけでなく、技術的にも優れた機能を示すデザイン要素を採用しました。フロントで目を引くのは、エンジンに吸気および冷却用エアを供給するグリル下の3つの大型エア・インテークです。力強く刻まれた水平方向のストラットのラインがエア・インテークの輪郭を際立たせ、独特のフォルムをより際立たせています。
アルミ製ボンネットは、パワードームと呼ばれる大きく膨らんだ曲面を誇示しています。その横にあるエア・インテークと同様、パワードームはBMW M3のエンジン・ルームに積まれたパワー・ユニットが優れたポテンシャルを秘めていることを暗示しています。BMW M3コンセプト・カーには高回転型V8エンジンが搭載されています。このパワー・ユニットは、今後生産される量産モデルに搭載されることが期待されているエンジンです。
 パワードームとエア・インテークの輪郭は前方に焦点をあわせるかのようなボンネットのラインとも調和し、フロント全体のデザインに溶け込んでいます。そのため、BMW 3シリーズ・クーペよりも長く見えるだけでなく、BMW特有のダブル・キドニー・グリルとフラットなヘッドランプ・ユニットとともにBMW M3コンセプト・カーに非常に力強いキャラクターを与えています。

優れた俊敏性と高い安定性を象徴するホィール・アーチとサイド・スカート
 BMW M3コンセプト・カーの力強いフロント・ホィール・アーチは、このクルマの高水準の俊敏性と走行安定性を象徴しています。伝統的なYスポーク・デザインの19インチ鍛造アロイ・ホィールとフロント・ホィール・アーチの組み合わせによりこのクルマのワイド・トレッドを強調する一方、ホィールのスポークの間からはM専用開発の高性能コンパウンド・ブレーキが見えています。
 フロント・サイド・パネルのホィール・アーチ後方にある開口部をデザイナーは魚のエラと呼んでいますが、ターン・インジケーターとM3ロゴをあしらい、控えめなクローム・ブラケットで分割された複雑な3Dフォルムになっています。
 2つのアーチから成る造形によりサイド・スカートは際立つ存在感を放ち、光と影によるコントラストを意図的に演出しています。サイド・パネルを低く見せる効果により、ロー・アングルからサイド・スカートを見た場合にこのクルマがより軽く、よりスポーティに見えます。シャープな輪郭のリア・フェンダーやホィールに注がれる光は、このクルマの躍動感あふれるキャラクターをアピールするアクセントとなり、後輪駆動であることを強く印象づけます。
 サイド・スカートのデザインは、強烈な印象を与えるシルエット・ラインと見事に調和しており、曲線とシルエット・ラインが織り成す光と影がサイド・スカート上を平行に走り、緊張感のあるデザインとBMW M3コンセプト・カーならではの個性をより一層引き立てます。

 BMW M3コンセプト・カー専用に開発されたドア・ミラーは、飛行機の翼を連想させる特徴のある形状の黒で、2点支持式です。そしてこのような細部に至るまで、「形態は機能に従う」という原則を貫いています。水平のシルエット・ラインとテーパー状に外側に広がってゆく形状により、ドア・ミラーはクルマ全体の印象に貢献しており、それだけでなく風洞で最適化された空力形状によって空気抵抗係数の改善に貢献しています。

ワイド・トレッド、力強いスタンス-運動性能を際立たせるリア・デザイン
 BMW M3コンセプト・カーのリアは、フロントのデザインを引き継いでいます。リアに向って徐々に下がるサイド・ライン、フルートをモチーフにしたフェンダー端部によって、このクルマの後輪駆動を強調し、優れた運動性能を発揮することを示しています。このクルマのリア・デザインは、どの角度から見てもホィールの配置と力強いスタイルを印象的に伝えます。
そのプロポーションは、控えめでありながらも信頼感とパワフルな印象をもたらしています。トランク・リッドに装着される控えめなスポイラー・リップはガーニー・フラップとも呼ばれ、リアの気流を最適に導き、リア・アクスルに作用する揚力を低減します。
ディフューザーの外観は、独特のストラットのモチーフによって細分化されていますが、フロントのエア・インテーク形状を反映しています。車両の縦軸付近に集められたディフューザーとツイン・エキゾースト・テールパイプにより、リアの構成要素が中心を志向しているイメージを与え、バンパーの水平ラインとも連動して緊張感を高めています。テールパイプは断面が丸く、端部が垂直に切断されており、これはBMW M GmbHのエンジニアリングの特徴です。

炭素繊維構造の専用ルーフ
 BMW M3コンセプト・カーのルーフほど最先端技術のレベルの高さを示すボディ・パーツはまずありません。このルーフは炭素繊維強化樹脂(CFRP)製です。ドイツのBMWランツフート工場の担当エンジニアは、F1の材料構造が見えたままで、精細な構造を持つ曲面にクリア仕上げ層をコーティングしただけの専用生産方式を信頼しています。
 CFRP製ルーフは最先端技術を誇らしげに見せる部品として、BMW M3コンセプト・カーの革新技術を示す外観の決め手でもあります。サイドから見た場合、フラットなルーフ・エッジによって、ボディの低さを感じさせます。CFRP製ルーフは、独特の外観だけでなく技術的なメリットも提供しています。スチール製ルーフと比べると非常に軽量であるため、車両総重量を軽くできるだけでなく、最も高い位置にあるボディ・パーツの重量を削減することで重心も低くなっています。この部分の軽量化は、特にこのクルマの俊敏性と運動性能に役立っています。
BMW M3コンセプト・カーの開発においてCFRP製ルーフは、革新技術と個性的なデザイン戦略を密接に関連付けることが中核を成していたことを示す完璧な例です。3世代に及ぶBMW M3の伝統に従い、このコンセプト・スタディは日常走行に使用することができる高性能スポーツ・カーであることを表しています。あらゆる細部はエンジニアが追求してきた目標の一例に過ぎません。究極の走りを追求し続けるブランドの未来は、BMW M3コンセプト・カーの中に象徴的に示されているのです。

PR
Post your Comment
Name:
Title:
Mail:
URL:
Color:
Comment:
pass: emoji:Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
trackback
この記事のトラックバックURL:
[32463] [32462] [32461] [32460] [32459] [32458] [32457] [32456] [32455] [32454] [32453
«  BackHOME : Next »
広告
ブログ内検索
カウンター

忍者ブログ[PR]