BCN、夏期賞与の見通しと使い方に関するアンケート調査結果を発表
■購入したい情報家電のトップは液晶TV、DVD/HDDレコーダーの順
消費者アンケート調査、夏期賞与の増減見通しは二分
株式会社BCN(本社:東京都文京区、代表取締役社長 奥田喜久男)は5月下旬、WebBCNを使って夏期賞与の見通しと使い方に関するアンケート調査を実施した。この結果、夏期賞与が増えるとする「増額予想」と、減るとする「減額予想」は完全に拮抗、大半は2-3%の増減にとどまるとの見方が主流となった。賞与の使い道では「貯蓄」がトップで、今後購入したい情報家電では「液晶TV」が第1位、次いで「DVD/HDDレコーダー」、「プラズマTV」の順となった。液晶TVでは男性の購入意欲が女性を上回ったが、プラズマTVでは逆で女性の意欲が高い結果となった。
【調査概要】
・BCN Web上で5月下旬に実施・有効回答1162件・回答者の属性(男女比) 男性64.2%、女性35.8%
・回答者の属性(年代) 10代0.1%、20代5.1%、30代29.8%、40代42.1%、50代17.0%、60代以上5.9%
○図表1 夏期賞与の増減率予想
○図表2 夏期賞与の実額予想
(※ 関連資料を参照してください。)
●夏期賞与の増減率は完全に拮抗、「増額予想」と「減額予想」は33.3%で同一。いずれも2-3%の比率がもっとも高く、回答者の大半は大きな変動はないとの見方を示している(図表1)。賞与の実額では50-100万円未満が25.6%でトップ、次いで30-50万円、30万円未満の順(図表2)。
○図表3 購入したい情報家電 男女別ベスト5
○図表4 購入したい情報家電 年代別ベスト5
(※ 関連資料を参照してください。)
●購入したい情報家電では液晶TVがトップ、次いでDVD/HDDレコーダー、プラズマTVの順。ただ、男女別、年代別にみるとやや意識に差が生じる結果となった。液晶TVでは、女性以上に男性の比率が高く、年代別では中年層である40代と50代の購買意欲が高い。対照的にプラズマTVでは、女性の比率が高く、年代では高年層である60代以上の意識が強く現れている(図表3、4)。
○図表5 情報家電の所有率 男女別ベスト5(MA)
○図表6 情報家電の所有率 年惰別ベスト5(MA)
(※ 関連資料を参照してください。)
●複数回答(MA)による情報家電の所有率ではデジカメ・コンパクトの比率がもっとも高く80%を超えた。次いで40%台でDVDプレーヤー、DVD/HDDレコーダーの順で、液晶TVは29.5%、プラズマTVはわずか5.9%だった(図表5)。デジカメ・コンパクトの年代別所有率に差はなく、各年代とも80%前後に集中している(図表6)。
BCNは全国のパソコン専門店、家電販売店21社(アマゾンジャパン、アロシステム、エイデン、大塚商会、ギガスケーズデンキ、グッドウィル、さくらや、上新電機、ストリーム、ソフマップ、ZOA、九十九電機、T・ZONEストラテジィ、デオデオ、100満ボルト、ビックカメラ、ピーシーデポコーポレーション、ベスト電器、ミドリ電化、ムラウチ、ラオックス=50音順)2271店舗(2007年4月末現在)の日次配信データをデイリーで収集し配信するBCNランキングを公表しています。このデータをもとに、PCリテール市場の動向を分析したニュース配信を行っています。
(※ 図表1~6は関連資料を参照してください。)