味の素とエーザイ、週1回投与製剤の骨粗鬆症治療剤「アクトネル錠17.5mg」を発売
週1回投与製剤の骨粗鬆症治療剤「アクトネル(R)錠17.5mg」を新発売
味の素株式会社(本社:東京都、社長:山口範雄、以下「味の素」)、エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫、以下「エーザイ」)は、6月8日に薬価収載された週1回投与製剤の骨粗鬆症治療剤「アクトネル(R)錠17.5mg」(一般名:リセドロン酸ナトリウム水和物)を本日、新発売しました。
本剤は、味の素が製造販売承認を保有しており、エーザイが味の素より製品供給を受けて販売します。
日本では、リセドロン酸ナトリウム水和物の1日1回投与製剤「アクトネル(R)錠2.5mg」を2002年5月より販売し、多くの骨粗鬆症患者様の治療に貢献しています。
今回新発売した「アクトネル(R)錠17.5mg」は、週1回投与製剤であり、服薬における利便性を高めることにより、患者様のクオリティ・オブ・ライフの向上が期待されます。本剤は、国内で実施した第III相二重盲検比較試験において、1日1回投与製剤「アクトネル(R)錠 2.5mg」と同様の有効性および安全性が確認されています。
リセドロン酸ナトリウム水和物は、米国ノルウィッチ・イートン社(現:米国プロクターアンドギャンブル製薬会社)が合成したビスフォスフォネート系骨粗鬆症治療薬であり、類薬と異なる下記2点の特長を有しています。
(1)プラセボ投与群を対照とした海外大規模臨床試験のデータを再解析した結果、6カ月の早期から臨床椎体骨折および非椎体骨折の発生頻度抑制効果が認められています。
(2)大腿骨頸部骨折発生頻度を主要評価項目としてプラセボ投与群を対照に実施した大規模臨床試験において、大腿骨頸部骨折抑制効果が確認された唯一の薬剤です。
味の素ならびにエーザイは、「アクトネル(R)錠」の販売を通して、日本における骨粗鬆症患者様の治療とベネフィット向上に貢献してまいります。
以上
<参考資料>
◆「アクトネル(R)錠 17.5mg」の製品概要
【製品名】
アクトネル(R)錠 17.5mg
【一般名】
リセドロン酸ナトリウム水和物
【効能・効果】
骨粗鬆症
【用法・用量】
通常、成人にはリセドロン酸ナトリウムとして17.5mgを1週間に1回、起床時に十分量(約180mL)の水とともに経口投与する。なお、服用後少なくとも30分は横にならず、水以外の飲食並びに他の薬剤の経口摂取も避けること。
【製造承認取得日】
2007年4月18日
【薬価基準】
1錠 846.60円(薬価基準収載日2007年6月8日)
【新発売日】
2007年6月15日
◆アクトネル(R)錠 17.5mg 製品写真
(※ 関連資料を参照してください。)
以上
(※ 英文リリース、製品写真は関連資料を参照してください。)