アイシェア、「東京タワー」に関する意識調査結果を発表
ブログ記者との対話と参加を実現するブログメディア「ブロッチ」を運営する株式会社アイシェアは株式会社セガトイズと共同で、セガトイズが発売する東京タワーの1/500スケールのミニチュア「東京タワー 2007(http://www.segatoys.co.jp/tokyotower/)」のコンセプトとマーケット規模の推定をブロガーと共同で調査を実行した。
【 「東京タワーが見える場所で」 夜景へのあこがれ 52.4% 】
~ドラマ・映画で東京タワーの関心高まる。
ブログに書いた人、読んだ人は?
<調査データ>
回答数:859名(モニタ)
協力ブロガー:100名 合計959名
男女比:男性【58.6%】 女性【41.4%】(モニタ)
<調査のポイント>
●あこがれる東京タワー。窓から見える東京タワーの夜景 52.4%
●ドラマ・映画を見て東京タワーに行きたくなった人 35.4%
●東京タワーに登った経験 全体の 64.6%
●登った理由平均 家族旅行 32%、ぶらり寄り道 25.5%
近郊在住者 デート 32.9%、寄り道25.5%
地方在住者 デート 29.5%、修学旅行28.1%
●東京タワーの運営は?「東京都」38.9%「政府」10.6%「NHK」7.3%なども正しい認識は37.4%
●ここ一年で「東京タワー」の話題をエントリーしたブログネタは?
<調査概要>
■窓から見えるライトアップされた東京タワーへのあこがれ 52.4%
東京タワーが見える風景については、「窓から見える夜景に浮かぶ東京タワー(52.4%)」という結果。また「東京タワーを下から見上げた景色(20.5%)」という意見も続く。実際に東京タワー近郊で挙式し、現在はタワーを眺められるマンションに住むなどと夫婦の思い出として刻み込んでいるケースもあり、それぞれに「思い」がある東京タワー。同調査モニタでも都内在住(経験も含む)者の77%が登ったことがあるなど東京タワーはそれぞれのシンボルとしても心に刻まれている。
■東京タワーといえば 「小説」「ドラマ」「映画」
40代男性には モスラ・ゴジラのイメージ。
展望台のリニューアルや小説・ドラマ・映画と話題になった「東京タワー」。
作品を見て行きたいと答えた人は平均で35.4%となり、地域で計測すると地方在住者では2%高い数字となった。これは作品を通して東京タワーへ対して関心を高めたといえる。「東京タワーと言えば?」という質疑に対して「ドラマ」「映画」を答える人が231ポイントと最も高い。ついで特撮(怪獣・ヒーロー)は183ポイントとなったが、うち男性は 127ポイントと回答7割は男性。特に40代ではモスラやゴジラの名前が挙がるなど特撮シーンの印象が根強いといえる。
■もし東京タワーからメッセージを発信できるならば・・「愛・感謝」と「平和」
東京タワーでは年末年始、大展望台窓部分内側にライトを取り付け、年号が表示される。「東京タワー2007」にもメッセージ表示機能があることにちなみ、どのようなメッセージを発信したいか?と聞いたところ「○○愛してる」「○○結婚して下さい」「ありがとう」などの愛や感謝を伝えるメッセージが93ポイント、平和に関するメッセージは47ポイント。他には環境問題に関するメッセージに14ポイント、「(;゜д゜)」などユニークな顔文字などもみられた。メッセージ発信に関して興味があるだけではなく、演出として『東京タワー』を使いたいというニーズが見えた。
■『東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~』のブログ浸透効果は?
無作為に抽出したブロガー100名にこの一年間に「東京タワー」を題材にした記事を書いた?という質問をしたところ、記事化は15%にとどまった。
他人のブログで目にしたか?という質問をしたところ22%が読んだと回答。
内容ではドラマの話題だけでなく「通りがかった」「こんな場所からも東京タワーがみえる」といった日常にも溶け込んだ内容を記事にした人もいた。
<アイシェアの視点>
東京タワーといえば「小説・ドラマ」これはリリー・フランキー氏の「東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~」映画では「ALWAYS 三丁目の 夕日」が上がるなど、ブログのネタにもなる一般的な認識としても広まっていることがわかる。夜景に浮かぶ東京タワーを窓越しにみるというシチュ エーションへの憧れもドラマや映画の影響が少なからず見える。
”みんなが知っている東京タワー”だからこそブログでの記事化、インフルエンスは見えにくいものの、ドラマ・小説による再認識、『登りたくなる』といった効果が見える結果となった。
今回のモニタでは6割強が登った経験をもつ東京タワーだが、予想外にも運営が「東京都」「政府」と答えたのが約5割あったのは意外といえる。
*詳細データなどは、添付資料をご参照ください。