日本HP、仮想化技術を利用した「HP VM開発・保守きっと楽々君」を提供
仮想化技術を利用してシステム開発、保守を効率的に行うことを可能にする
「HP VM開発・保守きっと楽々君」を発売
日本ヒューレット・パッカード株式会社(略称:日本HP、本社:東京都千代田区、代表取締役社長執行役員:小田 晋吾)は、仮想化技術を利用し、企業のシステム開発、保守を低コストかつ効率的に行うことを可能にする「HP VM開発・保守きっと楽々君」を本日から提供開始します。
企業におけるシステム開発においては、多くの場合、開発専用の機器で開発を行い、実際稼動する機器に移行するという手法を取っています。また、コストの面などから、開発機は、1つのシステム開発の中で、各工程専用に利用されるわけではなく、複数の工程の担当者で共有されるのが一般的です。さらに、開発機は、障害などが起こった際の障害解析やパッチのインストールの検証などの保守用に共有で再利用されます。
こうした環境から、開発機の利用にあたっては、各工程の開発担当者の中で、開発機の利用時間の調整に手間がかかり、また、開発後の保守や検証の段階になるとOSやアプリケーションのパッチ適用やアップデートによる他の工程への影響を考慮しなければなりません。そのため、開発や保守効率の低下あるいは、それらよる新たな開発機、保守機の購入などにより投資の増加を招く結果になっています。さらに、人的工数も非常に高いものとなっています。
日本HPは、こうした問題を解決するために、HPの仮想化技術「HP Virtual Server Environment」を利用したサーバ、基本ソフトウェア、仮想化ミドルウェア、保守などをパッケージ化した製品「HP VM開発・保守きっと楽々君」の販売を開始します。仮想化を利用したパッケージ製品の提供で、以下のようなメリットがあります。
1.開発/保守の効率の向上、コスト削減
仮想化技術の利用により、同時に複数の開発者の作業が可能になります。また、それぞれの環境にあわせたソフトウェアのアップデート、パッチの適用が可能になり、保守の効率が向上します。また、標準化された開発・保守環境のディスクイメージを使用することで全ての開発・保守環境を一意に管理することができます。これらのメリットにより、開発機の台数そのものの削減、開発環境の管理性の向上が可能で、システム開発のコストが削減できます。さらにHP VM開発・保守きっと楽々君は、HPファイナンシャルサービスの”支払い遅延プログラム”を介してリース契約のもと提供され、導入後3ヶ月間のリース料は発生しません。
2.導入の工数・コストを削減
HP VM開発・保守きっと楽々君は、サーバ、基本ソフトウェア、仮想化ミドルウェア、保守サポートがパッケージされており、開発環境の導入時の工数、コストを削減できます。また、構築サービスを含んだパッケージもあり、最適な開発環境が、簡単に導入できます。さらに日本HPの提供する教育サービスを受講すれば、独自の運用ポリシに伴う仮想環境の再構築・管理効率がさらに向上します。
<「HP VM開発・保守きっと楽々君」の詳細>
※ 関連資料参照
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