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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2025'12.06.Sat
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2006'11.27.Mon

双日システムズ株式会社 は30日、管理者機能付き暗号化 USB メモリディスク「A-Key V4」を11月20日より販売開始すると発表した。

A-Key V4は従来の USB トークン機能に加え、ユーザーが利用可能なフラッシュメモリ領域を搭載する。管理者用のパスワードでログインすることで、データ領域、設定済みパスワードのフォーマットやパスワード誤入力時のロック解除、自動消去設定などが利用できるとなる点が特徴だ。

USB メモリに保存されたデータは、全て自動的に暗号化される。アプリケーションは USB メモリ内で起動・稼動されるため利用開始時のインストールなどは不要。

保存されたデータを複合化するためにはパスワードが必要となり、パスワードを連続して誤入力した場合に USB メモリ内のデータを全て自動的に消去することが可能。設定回数は管理者モードで設定することができる。

社外で活動する従業員が多い企業などで個人所有の USB メモリの利用を禁止し、会社公認の USB メモリとして利用できる。保守メンテナンス要員に A-Key V4を所持させ、PC、サーバー、ネットワーク機器などの設定情報を安全に持ち運びするという用途としても利用されているという。



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(japan.internet.com) - 10月30日
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2006'11.27.Mon
サイバーステップは、オンラインゲーム「C21」において、2006年11月1日(水)より「新規プレイヤー優待キャンペーン」を開始すると発表した。11月1日(水)以降からゲームをスタートする新規プレイヤーには、これまでの初期アイテムの他に、チューニングパーツが贈られる。

 プレゼントとなるのは「格闘能力」を3段階アップさせる「ファイティングギア」と「射撃能力」を3段階アップさせる「シューティングギア」の2つ。いずれも非売品のパーツとなっており、様々な状況で役に立ちそうだ。キャンペーンの終了日は未定となっているので、ゲームをスタートするにはよい機会といえるのではないだろうか。

 また、11月1日(水)より新ロボ「モグニード」の販売がスタート。高機動かつオールマイティな機体となっており、かなりの性能を発揮する模様。価格は58Mtとなっている。

 「C21」では、11月1日(水)にアップデートが実装される。初心者向けの「ポルド遺跡」が登場。さらにローディング速度の向上、レーダー表示色の変更などの修正が行われている。初心者に対する優遇装置を打ち出す「C21」、この施策の反響が期待されるところだ。
(RBB TODAY) - 10月30日
2006'11.27.Mon
バンダイナムコゲームスはMMORPG「テイルズ オブ エターニア オンライン(TOEO)」において、2006年11月以降の情報を公開した。

 NPCが活躍する「TOEOサイドストーリー」も第5話が実装。気位の高い剣士「セリア」の物語が展開される。また「求む!挑戦者!! 冒険者クイズマスター決定戦」の開催が決定。クイズによる知識の戦いが繰り広げられる。どのような問題が出るかは現時点では公開されていないが、思い思いに予習しておくのも面白いのではないだろうか。

 新大陸となる「シャンバール大陸」では「あの有名なダンジョン」が実装。灼熱地獄がプレイヤーを待ち受けるという。これに加えて自動生成の「ジェネレートダンジョン」に新タイプ「ジェネレートダンジョン2」が登場。高難度だけに見返りも期待できそうだ。

 また、プレイヤー同士で対戦できる「ラッキー7」が実装される。「スタート地点で各々割り振られる数字を、チェックポイントで足したり引いたりして、ゴール地点でちょうど「7」にするとゴール」とのこと。知力を要求される内容となっており、一服の清涼剤となるのでないだろうか。

 「アイテムショップ」では「リバイブボトル」が販売予定。戦闘不能になっても、1回だけペナルティ無しで復活することができるとのことで、激しい戦闘には必須のアイテムとなりそうだ。

 様々なイベントとアップデートが予定されている「TOEO」。プレイすることで、世界が広がって行く過程を体感できそうだ。
(RBB TODAY) - 10月30日
2006'11.27.Mon
 OpenPKGがdrupalおよびscreenのアップデートをリリースした。このアップデートによって、それぞれの問題が修正される。


OpenPKG Security
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(Scan) - 10月30日
2006'11.27.Mon
 Trustixがnss_ldap、net-snmp、libksbaおよびpostgresqlのアップデートをリリースした。このアップデートによって、それぞれの問題が修正される。


Trustix/updates/
ftp://ftp.trustix.net/pub/Trustix/updates/




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(Scan) - 10月30日
2006'11.27.Mon
 株式会社ミロク情報サービスは10月26日、同社高松支社が管轄する顧客情報および社内資料が社員個人所有PCのウイルス感染により流出していたことが判明したと発表した。流出した情報は、843件の顧客情報および511件の個人情報で氏名、勤務先名称、住所、電話番号が含まれていた。なお、銀行口座番号やクレジットカード番号などの信用情報は含まれていないとしている。


ミロク情報サービス:お客様情報の流出に関するお知らせ

http://www.mjs.co.jp/news/2006/1026.html




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(Scan) - 10月30日
2006'11.27.Mon
松下電器産業は27日、地上/BS/110度CSデジタルハイビジョンプラズマテレビ「VIERA」のフラッグシップモデルPZ600シリーズの58V型において、ブラックカラーのテレビ本体と専用台をセットにしたモデル「TH-58PZ600K」を受注生産で限定販売すると発表した。注文の受け付けは11月10日から2007年1月31日まで。価格は189万円。

 VIERA PZ600シリーズは、新開発のフルハイビジョンプラズマパネル採用の高画質システム「フルハイビジョンPEAKS」を搭載することにより、4,000:1の高コントラストによる引き締まった黒と豊かな階調表現、大画面による緻密で繊細な映像描画を特徴とする。

 また、VIERAのリモコンで同社のHDD搭載DVDプレーヤー「DIGA」やAVアンプを操作できる「VIERA Link」、大容量SDHC対応メモリーカードスロットなどを備える。TH-58PZ600Kでは、ブラックカラーのテレビ本体と一体化するよう、職人が手作りで塗装を施したピアノフィニッシュの専用台が付属する。

 サイズは1454×1422×570mm、重さは約110kg。サイズは58V型(16:9)、画素数は水平1,920×垂直1,080、コントラスト比4,000:1。スピーカーは2.3×10cmのものが左右に2個、8cm口径のウーハーが2個。
(RBB TODAY) - 11月1日
2006'11.27.Mon
ガンホー・オンライン・エンターテイメントは、MMORPG「ラグナロクオンライン」において、2006年10月31日(火)より「HALLOWEEN PARTY2006」イベントを開催すると発表した。

 10月31日(火)~11月14日(火)の期間中は、期間限定のクエストが多数実装。モンスター「楽しいルード」が登場。倒すことでクエストに必要なアイテムを入手できる。

 「ハロウィンジャック」の心を「楽しいルード」から取り戻す『「ジャック」の心を取り戻せ!』、究極の「カボチャパイ」を巡る冒険『カボチャが大好きな女の子「ホイリン」』、「カボチャパイ」を欲しがる美少女モンスター「ロリルリ」の物語『美味しいカボチャパイが食べたい!』、「ロリルリ」の忠実なる僕「麗しのパーミリア」が「ニブルヘイム」へと転送してくれるという『ロリルリ様の忠実なる僕』、ニワトリを探すことで美味しい「卵」が沢山買える『チェロキーと卵とニワトリ……。』といったクエストは、クリアするとハロウィンにまつわるアイテムをもらえるとのこと。どんなアイテムがもらえるかは現時点では明らかになっていないので、スタートしてのお楽しみとしておくのがよいだろう。

 クエストの他にも、人間型モンスターを倒すと「キャンディー」が手に入ったり、「ニワトリ」が多数出現するなどのサプライズが用意されている。プレイヤー数の多い「ラグナロクオンライン」だけに、ハロウィンのお祭りも楽しいものとなりそうだ。
(RBB TODAY) - 10月30日
2006'11.27.Mon

NTTドコモ グループ9社は、2006年10月30日、本体から離れると自動でロックがかかる「あんしんキー」機能を備えた「 P903i 」を同年11月1日に全国一斉発売すると発表した。

P903i は、同梱の「あんしんキー」を身につけていれば、携帯電話から離れると自動的に携帯電話がロックされ、電話発信や IC カード機能、メールや電話帳データなどが利用できなくなり、携帯電話とキーが近づけば自動的にロック解除され全機能が利用可能になる「あんしんキーロック」に対応。

また、SD オーディオで最長約70時間の長時間再生に対応、Bluetooth に対応し、ワイヤレスで音楽を聴くことができるなど、音楽機能も充実している。

最大 20MB の大容量コンテンツをiアプリでダウンロードして再生する「P-MoviePlayer」のオリジナルコンテンツも利用できる。



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(japan.internet.com) - 10月30日
2006'11.27.Mon
 NTT西日本は30日、10月23日から25日までの3日間、同社のIP電話サービス「ひかり電話」の発着信がしにくくなった障害を受けて、同期間中のひかり電話の月額基本料などを請求しないと発表した。

 10月23日から25日の3日間に「ひかり電話」と「ひかり電話オフィスタイプ」、「ひかり電話ビジネスタイプ」を契約していたすべてのユーザーは、月額基本料と付加サービス利用料、機器利用料の3日分の日割金額が請求金額より割り引かれる。なお、機器利用料の対象となるのは、ひかり電話がひかり電話対応機器利用料、ひかり電話オフィスタイプがアダプタ利用料(4チャネル用/8チャネル用)、ひかり電話ビジネスタイプがVoIPゲートウェイ・タイプ1(アナログインタフェース用)/タイプ2(INS64インタフェース用)/タイプ3(INS1500インタフェース用)利用料。
(RBB TODAY) - 10月30日
2006'11.27.Mon
KDDIと沖縄セルラーは30日、「携帯電話番号ポータビリティ」(MNP)を利用したau携帯電話の新規契約が29日に101,200件(速報値)を突破したと発表した。その一方で、MNPによる転出は20,600にとどまった。

 なお、28日と29日は、ソフトバンクモバイルでMNPのシステムに障害が発生しており、ソフトバンクモバイルとの転入と転出の処理が一時ストップした。
(RBB TODAY) - 10月30日
2006'11.27.Mon

KDDI 、沖縄セルラーは、2006年10月30日、同月24日に開始された「携帯電話番号ポータビリティ」( MNP )を利用して au 携帯電話に契約したユーザーが、同月29日に10万(速報ベース)を突破したと発表した。

10月29日時点、速報ベースでの、MNP の利用状況は、au 携帯電話への転入(ポートイン)10万1,200件に上っている。なお、au 携帯電話からの転出(ポートアウト)は2万600件。

この数字は、ソフトバンクモバイルのシステム処理遅延障害で MNP 業務が一部受付停止となった結果の状況という。

KDDI は、これまでの報道において、MNP 開始での優位が 予想 されていたが、ソフトバンクは直前に「 予想外割 」などで対抗。しかし、2006年10月28日~29日の土日、ソフトバンクモバイルのシステム処理障害により、ソフトバンクと NTT ドコモ、KDDI との間で MNP 受付が停止するなどのトラブルが発生している。


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2006'11.27.Mon

株式会社インデックス・ホールディングス は30日、 株式会社日本スポーツ出版社 の子会社で、同窓会支援のコミュニティサイト「 この指とまれ! 」を運営する 株式会社ゆびとま を子会社化すると発表した。

インデックスは日本スポーツ出版社から発行済み株式5,100株(50.5%)の譲渡に関して基本合意した。

この指とまれ!は、1996年5月にオープンした、小学校から大学まで全国6万校を網羅した同窓会支援参加型コミュニティサイト。2002年9月には3キャリアに対応した携帯電話向けサイト「ケータイゆびとま!」もサービス開始。現在の登録会員数は約350万人にのぼるという。

インデックスとゆびとまの連携第一弾として、インデックスの子会社で携帯専門のポイントエクスチェンジ事業を展開するポイントオン株式会社とゆびとまが11月1日よりポイント交換事業での提携を開始する。

ポイント交換サービスの内容は、ゆびとまを利用すると貯まる専用ポイント「eなげっと」をポイントオンの「ポン」に交換できるというもの。

またインデックス・ホールディングスの子会社で、モバイルマーケティング事業を展開する インデックスミーメディア株式会社 は同日、株式会社日広の100%子会社で、モバイルを中心としたメディアレップ事業会社の 株式会社モビィリード の発行済み株式216株(90%)を取得し、子会社化すると発表した。

モビィリードをミーメディアの子会社とすることで、ミーメディアは広告代理事業に特化し、またモビィリードにミーメディアのメディアレップ事業を移管して同事業をさらに強化していくという。



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2006'11.27.Mon

サン・マイクロシステムズ は30日、内部統制の基盤となるアイデンティティ管理のための2製品「 SunJavaSystemIdentityManager 」と「 SunJavaSystemIdentityAuditor 」を特別価格でセット販売するキャンペーンを開始した。

キャンペーン期間は12月28日受注分まで。参考価格は、従業員数5,000人で、4つの業務システムを統合して、アイデンティティのプロビジョニングおよび監査を行うシステムにおけるライセンス価格が約20%オフの5,300万円(税別)。

さらに上記2製品を導入した顧客には、「 SunJavaSystemIdentityManagerServiceProviderEdition 」が10万エクストラネットユーザー分まで無償で提供される。

今回のキャンペーンと同時に、サンは「 IDMビジネスパートナー・プログラム 」を開始。参加パートナー企業のスキルアップおよびパートナー企業同士のコミュニティ形成を支援する。



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オンデマンド CRM ソリューションの セールスフォース・ドットコム は2006年10月30日、 新日鉄ソリューションズ と、オンデマンド CRM アプリケーション「 Salesforce 」および新日鉄ソリューションズのドキュメント管理サービス「nsxpres.com」とを両社で相互販売する販売代理店契約を締結した、と発表した。

これにより、セールスフォース・ドットコムは既存顧客にドキュメント管理ソリューションを販売、膨大な顧客の個別契約書や注文書・納品書などを電子データで管理できるようになる。さらに、「Salesforce」と連携、顧客中心に様々なデータを管理できるようになる。

一方新日鉄ソリューションズはこれまで、nsxpres.com サービス、またそれと Salesforce との連携サービスを販売してきており、「Salesforce」とオンデマンドプラットフォーム「Apex プラットフォーム」を柱に、同社の SaaS(Software as a Service)事業を強化する。



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2006'11.27.Mon
KDDIとグリーは30日、携帯電話での利用に特化したモバイルSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)「EZ GREE」(イージー・グリー)を11月16日から提供すると発表した。

 GREEはもともと、2004年2月よりPC向けサービスを開始した、国内ではmixiに次ぐ、古参大手のSNSだ。EZ GREEは、モバイルのみの利用を前提とした本格的なSNSとなる。

 まず基本機能として、友人の招待、プロフィールの作成と公開、会員同士で交換できるWebメール、日記の作成と公開、コミュニティの作成と公開、友人の検索といった機能が提供される。さらにEZ GREE独特の機能として、プロフィールや日記が装飾できるデコレーション機能、結果を日記に公開できる占いや心理テスト、成績のランキング表示ができるゲームやクイズ、参加者同士で教え合うQ&Aコミュニティなどが用意される。対応機種はEZwebmultiコース、EZ WINコース契約機種(招待がなくても利用可能)。利用料金は無料(別途パケット通信料が必要)。そのほかにも、動画コミュニケーション、EZニュースフラッシュ、au My Pageとの連携機能などが提供される。なお他キャリアやPCユーザとのコミュニケーションは、通常のGREEを通じて行うこととなる。

 10月30日に開催された記者会見には、KDDI執行役員 コンテンツ・メディア事業本部長の高橋誠氏とグリー代表取締役社長の田中良和氏が出席、EZ GREEのコンセプトを解説した。

 まず、高橋氏がオークションやブログ、検索エンジンなど、インターネットの成功モデルがモバイルに採用される潮流に触れ、「ケータイにもWeb2.0の時代が来た。それがCGMであるSNSである」と説明した。さらにGREEの背景を田中氏が説明。「ケータイに新しい仕組みをつけ加えたい」との思いを表明した後、「EZ Webのすべてに、参加する楽しみを」「もう、見るだけじゃつまらない。参加するケータイへ」というスローガンがスクリーンに表示された。

 キーワードは「+SNS」(プラスSNS)で、参加型要素を意味する。当初は「動画」「Q&A」「占い」「ゲーム」「デコレーション」「Wikipedia」の6サービスにおいて「+SNS」が実現される。例としては、自分で撮影した動画の公開や共有、Q&Aの検索・閲覧・ソーシャルサーチが紹介された。

 またEZニュースフラッシュ、au My Pageとの+SNSとして待受画面やマイページでの最新情報表示が紹介された。今後もLISMO+SNSによる音楽コミュニティ、GPS+SNSによる地域交流・ショップ紹介、アドレス帳+SNSといった、「+SNS」が提案されていく予定だ。

 SNSといえばmixiだが、ケータイ利用に特化したことで、すみ分けと差別化を図るGREEという図式となった。従来のSNS同士のぶつかり合いではなく、ケータイサービスの新しい形がスタートした、という魅力が目立つ発表会だった。
(RBB TODAY) - 10月31日
2006'11.27.Mon
富士経済は27日、デジタルカメラ、ビデオカメラ、医療用カメラなどのカメラ市場とカメラ部材・モジュール市場の調査結果を「2006年 カメラ総市場の現状と将来展望」として発表した。

 本調査の対象となったのは、カメラ本体がデジタル一眼レフ、デジタルカメラ(コンパクトなど)、カムコーダー(民生用)、カムコーダー(業務用)、PCカメラ、車載カメラ、監視カメラ、医療用カメラ、産業用カメラ、カメラ部材とカメラモジュールが撮像素子、画像処理LSI、レンズ、交換レンズ、ローパスフィルター、電子シャッター、カメラ用モーター、ジャイロセンサー、カメラモジュール。

 調査結果では、デジタルカメラの世界市場は2005年には約7,600万台、2006年には約8,200万台に達する見込みだ。さらに、同社では2011年には8,820万台に達すると予測していて、主にデジタル一眼レフが480万台から830万台へと173%もの伸び率を示すとしている。

 2005年にデジタル一眼レフ市場にキヤノンのエントリーモデル「EOS Kiss Digital N」やニコン「D50」が投入されたことを受けて前年比52%増の378万台と市場が拡大し、2006年も引き続き前年比27%増の480万台となる見通しだ。ただし、銀塩一眼レフが根強く残る北米市場では、日本や欧州ほどの高い伸びは見られない。

 コンパクトカメラで市場は、北米では2005年まではコンパクトタイプへの買い替え需要により市場規模が拡大したが、2006年には鈍化していて、2007年以降はマイナスに転じると予想される。コンパクトカメラの普及率が低い南ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアでは買い替え、買い増し需要により2008年までは市場が拡大すると予想される。アジアでは、高度経済成長を続ける中国を中心に市場が急拡大していて、2011年以降も拡大を続けるとされた。

 日本のデジタルカメラ市場はすでに成熟し、年間800万台から850万台で推移している。金額では2003年の2,500億円をピークに徐々に減少する見通しで、2011年には785万台、2,220億円と予想される。

 コンパクトデジタルカメラでは、最も人気が高い実勢価格3~4万円台の機種は600万画素クラスが主流となり、手ぶれ補正機能、液晶サイズの大型化、高感度などの付加機能が搭載されている。日本のコンパクトデジタルカメラ市場は、2005年は前年比3.8%減の約510万台、2006年は2%減の500万台、2011年には490万台と市場は徐々に縮小すると見られている。価格は下落傾向にあるものの、下げ止まり感がある。

 デジタル一眼レフ市場では、2006年にソニーがコニカミノルタの事業を受け継いで「α100」、松下電器産業がオリンパスと事業提携して開発したレンズ交換式の「LUMIX DMC L1」を発売した。単価が下がり、開発サイクルが短くて収益率が低いコンパクトデジタルカメラ市場と比較して、交換レンズやアクセサリーによりユーザーの囲い込みが可能なデジタル一眼レフ市場に家電メーカーが参入したことにより、今後の市場の勢力図が変化する可能性が高いと同社では見ている。2005年の日本のデジタル一眼レフ市場は前年比49%増の55万台、2006年は前年比27%増の70万台となる見込みだ。今後も年率10%強で市場は拡大し、銀塩一眼レフの最盛期と同じ年間127万台程度にまで市場が拡大すると予測される。

 その他のタイプでは、レンズ一体式(ネオ一眼)市場がデジタル一眼レフカメラとの相乗効果で市場が拡大しつつあるが、ソニーや松下といった主要メーカーがレンズ交換式デジタル一眼レフ市場に新規参入したことから、高級モデルの成長率のマイナス幅が拡大するだろうとした。

 医療用カメラ(内視鏡)の2006年の世界市場は45万台、日本市場は2.8万台となる見込みだが、2011年には世界市場は12倍の540万台、日本市場では30倍の83万台に達すると予測される。

 一般型内視鏡はメンテナンスが必要とされるためにサービス体制の構築が必要とされる反面、ユーザーの囲い込みが可能な商品でもある。日本市場ではオリンパスメディカルシステムが70%程度のシェアを持っている。

 現在は経口タイプがメインだが、今後は患者の負担が少ない経鼻タイプが徐々に増えていく傾向にある。また、カプセル型は1回使い切りなので、メンテナンスが不要で新規参入メーカー、ドクター、患者すべてのメリットがある。現在の単価が1万円だが、2008年には8,000円程度、2011年には5,000円程度に下がり、さらには2008年以降は電池内蔵型から無線給電や誘導自走式となり、2011年頃には自動診断や自動検出機能が備わると予測される。日本ではまだ認可がされていないが、認可後の普及は速いとみられ、2007年初頭に認可されれば2011年にはカプセル型内視鏡市場が80万個規模に達すると予測される。世界市場では、2001年以降に欧米でギブソンイメージング社のカプセル型内視鏡が認可されたことを受け、2005年の内視鏡市場19.6万台のうち、カプセル型内視鏡が15万台程度を占める。

 民生用カムコーダーは、北米市場では300米ドル以下の低価格モデルの需要が圧倒的に多い。日本とは異なり、1,000米ドルを上回るハイビジョン機は普及が進まず、2008年でも北米市場の10~15%程度と思われる。ヨーロッパ市場も同様で、市場が本格化するのは2011年以降と予測されている。ブラジル、ロシア、インド、中国でも低価格モデルの人気が高くて価格競争が激化すると見られ、カードスロットを省いたエントリーモデルの投入が必要になるとした。

 業務用カムコーダーは、北米市場ではハイビジョンタイプが浸透したことにより、市場規模が横ばいから微増に転じている。ヨーロッパ市場では、ハイビジョンタイプへの切り替えが行われつつあるものの、2011年までは横ばいで推移すると予測される。中国では、北京オリンピックを控えている影響でブロードバンド制作会社のハイビジョンタイプへの切り替えが急速に進んでいる。

 PCカメラは、ブロードバンド環境が比較的早い段階で整備されたアメリカ、ドイツ、イギリス、韓国や台湾などのアジアの一部の国では、インターネットによる動画や音声を使ったコミュニケーションが発達しているため、PCカメラの需要が拡大している。

 車載カメラの世界市場は2005年で160万台で、うち日本市場が158万台を占めている。海外のカーメーカーでは、車載カメラで視界を補助するという考え方が一般的ではないことにくわえ、モニタ付きカーナビゲーションシステムが普及していないためにインフラが整っていないことが大きな要因だ。しかし、今後は海外においてもカーナビゲーションシステムの普及が見込まれる上に、エアバック制御の法規制化による車内監視を目的としたカメラの需要が見込まれることから、海外においても市場は徐々に拡大すると見られる。

 監視カメラの2005年の世界市場は700万台で、うち日本が58万台(8.3%)、北米が210万台(30%)、ヨーロッパ210万台(30%)、アジアが200万台(28.6%)、その他が22万台(3.1%)となっている。日本メーカーでは松下電器産業と日本ビクターが国内出荷量の約3倍を海外に輸出しているが、三菱電機は国内販売のみとなっている。

 エリアセンサカメラに代表される産業用カメラでは、カラー化、デジタル化、高画素化、高フレームレート化が進んでいるが、いまだ全体の80%を白黒カメラ、電子部品実装装置と半導体製造装置関連が50%を占めている。産業用カメラの販売先企業は、自動車、鉄鋼、半導体産業があるヨーロッパと北米に集中していたが、最近では中国、韓国、台湾などのアジア諸国のシェアが年々高くなる傾向にある。
(RBB TODAY) - 10月30日
2006'11.27.Mon
米シスコシステムズ(シスコ)は25日(現地時間)、モバイル・ソフトウェア・ソリューションを開発するOrative社を買収したと発表した。これにより同社は、モバイル向けソリューションの提供も可能になる。

 Orative社は、シスコの「Cisco Unified Communicationsシステム」が提供する、コミュニケーションとコラボレーション機能をモバイル機器でも利用できるようにするソフトウェアを開発している企業。

 同ソフトウェアを使うことにより、携帯電話ユーザーは、ほかのユーザとの打ち合わの設定、ボイスメールメッセージのやりとり、不要な通話や割り込みの回避、個人および会社のアドレス帳に安全にアクセスできるようになるという。

 今回の買収について同社のボイステクノロジー・グループ担当上級副社長であるドン・プロクター氏は、「シスコのUnified Communicationsシステムは、導入済みのシスコネットワークをプラットフォームとして活用して、音声/ビデオ/データ/モバイルサービスの4つの機能を、優れたユーザーエクスペリエンスのもとに提供できるようにします。Orative社の買収により、シスコは、Unified Communicationsでのエクスペリエンスをネットワークサービスからモバイルデバイスに拡張するという目標に、また一歩近づきました」とコメントしている。
(RBB TODAY) - 10月30日
2006'11.27.Mon


日本HP は2006年10月30日、Web シングルサインオンソリューション製品群「 HPIceWallSSO 」に、新たにサービスプロバイダ向け「HP IceWall SSO SAML2 Agent」を追加した。

販売および出荷開始は2007年3月の予定。価格は136万5,000円(総額)。

複数の Web サイト間で認証情報を安全に連携するための XML 仕様 「SAML」最新版2.0 に対応したエージェント型のソフトウェア。既存あるいは新規サーバーにインストールするだけで、手軽に認証連携を実装できる。Web アプリケーションやコンテンツを改修する必要はない。

あるサイトにおける認証情報を、ユーザーの同意の上で、他のサイトの認証にも使用する認証連携に対するニーズが高まっている。

しかし、従来の認証連携では、各サービスプロバイダが SAML による認証連携に対応したシングルサインオンソリューションを導入する必要があり、また Web アプリケーションを SAML 対応に改修しなくてはならなかった。

HP IceWall SSO SAML2 Agent は、SAML2.0 の仕様中で特にニーズの高いサービスプロバイダ向けの Web シングルサインオン仕様のみを実装するよう、機能を絞り込んで設計された軽量エージェントソフトウェアだ。

対応 OS は Red Hat Enterprise Linux。OS に付属の Apache Web サーバーが稼動していることが条件。



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(japan.internet.com) - 10月30日
2006'11.27.Mon

インフォテリア株式会社 は30日、ネット上の情報と個人の情報をひとつのカレンダーで整理できるカレンダーソフト「 c2talk 」の利用登録者が1万人を突破したと発表した。

このサービスは今年8月14日に 公開 されたばかりだ。

同社代表取締役社長の平野洋一郎氏は、「短期間での1万人突破は、『ソーシャルカレンダー』という新しいコンセプトが多くの人に受け入れられたことを示している」と述べるとともに、「特定のメンバーだけによるカレンダーの共有についても推進し、ソーシャルカレンダーとしてのさらなる価値向上に取り組む」としている。

インフォテリアでは、今後、ソーシャルカレンダーの普及活動として、カレンダー作成技術セミナーやコンテンツを持った企業との提携カレンダーの提供などを行うとともに、「c2talk」のソフトウェアとサービスの更新も実施していく予定だ。



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(japan.internet.com) - 10月30日
2006'11.27.Mon
ゲームポータルサイト「ハンゲーム」とプロバスケットボールリーグ「bjリーグ」は、オンラインゲーム「クールにバスケ FREESTYLE(フリースタイル)」において、2006年11月2日(火)より同サイト内にて「開幕記念イベント」を開催すると発表した。

 プロバスケットボール「bjリーグ」の8チーム、「仙台89ERS」「新潟アルビレックスBB」「富山グラウジーズ」「埼玉ブロンコス」「東京アパッチ」「大阪エヴェッサ」「高松ファイブアローズ」「大分ヒートデビルズ」のユニフォームがゲーム内に登場する。

 ユニフォームが購入できるのは11月2日(木)~11月16日(木)。価格は10SPもしくは6000BPとなっている。SPは「ハンコイン」で購入でき、BPはゲームをプレイして貯めることが可能。プレイに合わせて買えるという姿勢が好評を呼びそうだ。

 同期間中は試合で入手できるBPが通常の倍となる。これを利用してしっかり稼いでおくのも一つの手だろう。

 サービス1年の「クールにバスケ FREESTYLE」、2年目のシーズンが始まるプロバスケットボール、どちらも若いジャンルだけに、今後のコラボレーションが注目されるところだ。
(RBB TODAY) - 10月30日
2006'11.27.Mon
 BIGLAN実行委員会は2006年11月3日(金)より「AMDプレゼンツ BIGLAN socket5」イベントを開催すると発表した。

 「AMDプレゼンツ BIGLAN socket5」は、パソコンを持ち寄ってゲーム大会などを行うLANゲームパーティイベント。BYOC(Bring Your Own Computer:パソコン持ち込み)だけでなく、手ぶらでビジターとしての参加も可能。

 最新FPS「BattleField2142」やオープンソースFPS「WARSOW」、競技制に定評のあるRTS「WarcraftIII」などの大会が行われる。「WARSOW」と「WarcraftIII」では賞金もかかっており、優勝すればそれぞれ30,000円と60,000円をゲットすることができる。この他にも即売会や次世代ゲーム機「Xbox360」を使ってのゲーム大会、BIGLANクイーンによる大抽選会などが行われる予定となっており、BYOC参加もビジター参加も楽しめるイベントとなりそうだ。

 期間は11月3日(金)~11月5日(日)で、場所は東京・秋葉原の「Necca秋葉原店」。BYOCの参加登録は11月1日(水)23時が締め切りとのことで、参加を考えている人は早めに済ませておくとよいだろう。
(RBB TODAY) - 10月30日
2006'11.27.Mon
PC 周辺機器の開発販売会社、 イーレッツ は2006年10月30日、Mini-ITX のマザーボードを収められ、手頃で超小型ファンレス PC を自作できるケース 「BeSilent GAWA6200」を、同社オンラインショップ「イーレッツ・ダイ レクト」で販売する、と発表した。

サイズは 207mm(W)×197mm(D)×高さ73mm(H)で、別途購入 した VIA 社製 MINI-ITX マザーボードを搭載し、小型、ファンレス、省エネルギーの PC が自作できる。

電源、60W AC アダプタなどの必要パーツはすべて付属、同社 BeSilent シリーズと同じ「エマージェンシー IDE ポート」を搭載、光学ドライブを接続して、自作後に OS もインストールできる。

ユーザーがうまく組み立てられない場合の、完成品までサポートする「組立代行 サービス」(有償)も開始した。

販売開始は11月初旬。価格はオープンプライスだが、イーレッツダイレクト価格は2万6,250円(総額)。組立代行サービスの料金は1万500円(総額)。


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(japan.internet.com) - 10月31日
2006'11.27.Mon

KDDI GREE は、7月より提携し、携帯電話における SNS の本格展開を検討してきたが、2006年10月30日、本格的な モバイルSNS の導入となる「 EZGREE 」を発表した。

KDDI コンテンツ・メディア事業本部長の高橋誠氏は、 auオークション DUOBLOG Google検索 など、KDDI の既存サービスのうち Web2.0 的なものの成功例をあげ、SNS 導入への自信を示した。

GREE の代表取締役社長である田中良和氏は、KDDI のインターネットに対する挑戦的な姿勢を高く評価、検索や GPS、オークションなど、インターネット文化の導入をいち早く行ってきた点に注目していたという。

また、モバイルインターネット利用者は PC を超える勢いで、SNS も Blog を超えて成長していると述べ、モバイル SNS の成長への期待を語った。

KDDI と GREE が提供する「EZ GREE」のキーワードは「参加するケータイへ」。「EZ GREE」は EZweb の各種サービスと連携し「+SNS」という参加型要素を各サービスに提供する。

まずは、動画、Q&A、占い、ゲーム、デコレーション、 wikipedia の6サービスを同時に提供するという。今後は、 GPS、音楽、ニュースなどに「+SNS」を拡大していくという。

EZ GREE は、モバイルのみの利用を前提としているが、他キャリアや PC のユーザーとも GREE を通じてコミュニケーションが可能。
GREEモバイル にはない機能として、絵文字などを使ったプロフィールのデコレーション機能を備える。

「動画+SNS」の機能では、EZ GREE に動画をアップロードし、多くのユーザーと共有することが可能。最大 1.8Mbps の上り速度を実現する EV-DORev.A の導入により、データサイズの大きい動画のアップロードをスムーズに行える。

「ローカル+SNS」としては、GPS 機能と連携し、位置情報を活用した携帯電話ならではの SNS を実現できる、。地域情報の交換や、近くにいる友人とのリアルタイム名交流も可能となる。そのほか、「Q&A/wikipedia+SNS」として、wikipedia の検索/閲覧を可能とする。

2006年秋に提供された情報配信サービスの「 EZニュースフラッシュ 」とカスタマイズ可能なポータル機能の「 auMyPage 」は連携しており、au My Page の更新情報が EZ ニュースフラッシュお待ち受け画面に配信され、その待ち受け画面の更新情報から au My Page への移動が可能だ。

この連携に EZ GREE も加わることにより、EZ GREE のメッセージ受信なども、au My Page、EZ ニュースフラッシュに配信されるようになるという。

EZ GREE は、2006年11月16日より提供される。対応機種は EZwebmulti コース、 EZ WIN コース契約機種。基本料無料で利用できる。

目標会員数に関しては、記者団の質問に対して KDDI 高橋氏が「目標は言わない約束だが」と断った上で、「時期は答えられないが100万は超えたい」と答えた。これまでのサービスも100万を超えてからは急速に伸びた、と高橋氏は述べている。



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2006'11.27.Mon
●大きな盛り上がりを感じたWiMAX World USA

 無線ブロードバンドサービスの本命とされているWiMAXは、現在国内のキャリアを中心に実験準備が進められている。では、海外の事情は一体どうなっているのだろうか。海外と国内の状況を比較しながら、国内において実証実験を進めるアッカ・ネットワークスの次の一手を聞いた。

 先ごろ米ボストンで開催された「WiMAX World USA Conference & Expo」では、140社ほどの出展社が集まり、さまざまなWiMAX関連製品が展示された。同イベントの詳細はRBB TODAYのWiMAX特集でもレポート済だが、実際に現地を訪問したアッカ・ネットワークスの高津智仁氏(WiMAX推進室 副室長)は、このイベントを振り返り、「米国は新しいものに対するフロンティア精神があり、電話の交換機からIP電話に移行するような大きな盛り上がりを感じた」と語る。ただし、インフラ系のハードベンダを中心に進んでいるようで、まだ明確な提供サービスイメージやビジネスモデルについては、これからという印象を受けた。そのような中で、「キャリア側の立場として、WiMAXのビジネスモデルに直結するようなものを、先手を打って進めていく必要がある」(高津氏)と強調する。
 たとえば、高津氏がビジネス上の観点から、WiMAX Worldで特に印象に残った出展は、WiMAXのトリプルプレイサービスを展開するwiNetworks社のブースだったそうだ。同社は、トリプルプレイサービスに加え、WiMAXモバイルTVやインタラクティグTV、VODといったサービスの展開も視野に入れている。今後のインターネットTVがリアルタイム放送として進化していくのか、あるいはVODのようなサーバ蓄積型として進化していくのか、とても興味深く感じた」(高津氏)という。

 また、WiMAXのサービスにおいて、このようなコンテンツを提供する場合に権利などの整理が不可欠であり、著作権を配慮したソリューション展開も具体的に考える段階に入りつつあることを実感したそうだ。このような環境を提供する場合、それを誰が基盤として提供すればよいのかがポイントになる。今後、国内でも、我々のようなキャリアが管理すべきなのか検討していく必要がある」(高津氏)と指摘した。
 日本と同様に2.5GHz帯でモバイルWiMAXを展開する有力事業者の出展も目に留まった。WiMAXを使った4Gサービスの計画を発表したSprint Nextel社や、半固定の無線インターネットサービスを提供するClearwire社などがそれだ。
 特にClearwire社は、欧米でWiMAXに特化したサービスを展開する事業者として注目を浴びており、海外3都市を含む31の地域で、16万2000人の加入者を集めている(2006年9月現在)。ただし現時点では、米国の都市部ではWi-Fiをメッシュで張り巡らしたり、ニューヨークでは公共のセキュリティに対してTD-CDMA方式を使うことを明言しているため、WiMAXが一概に優位であるということでもないらしい。
 高津氏は、「もし、現在Clearwireが提供しているようなモデルを日本で展開するならば、ある程度平野が広がっているルーラル(郊外)から先のエリアに対しての利用が中心になるだろう」と予測する。とはいえ、国内では日本特有の事情もある。Wi-Fiは出力が制限されており、部分的な展開となっているため、そのような環境では、「WiMAXが都市部に入り込む余地は十分ある」と見ている。

●都市部から始まり、郊外やデジタルデバイドエリアにまでWiMAXのサービスを広げる

 アッカ・ネットワークスはYRP(横須賀リサーチパーク)のルーラルエリアにおいて、すでにモバイルWiMAXの基本特性などの検証を終え、つい先ごろ都市部での実証のために、横浜市中心部での実験を12月より開始することをアナウンスした。同社が郊外と都市部の両方での実証実験を行う理由は、無線の新規参入として基礎データを蓄積することもあるが、キャリアとしての社会的な使命感もあるからだという。大都市中心のサービスから、さらに踏み込んだ形までを視野に入れているのだ。

 「もちろん、サービスの立ち上がりでは、まず新しいことに敏感なユーザーを対象として、都市部での展開が中心となりますが、郊外やデジタルデバイドエリアなどにもサービスも検討していきたいと考えています。WiMAXはオープンな環境であり、機器コストも含めて既存の携帯電話などと比べると低額で提供できるため、誰にでも使って欲しい」(高津氏)
 たとえば、セキュリティや防災など自治体で展開しているセーフティネットをうまく組み見込めるようなインフラとして、WiMAXが連携できれば、より便利になるかもしれない。
「アッカとしてはWiMAXの特性を活かしたサービスを提供していけるように、様々な可能性や方向性を排除せずに前向きに検討しています」(高津氏)

 アッカの強みは、中継局から基地局までの有線ネットワークのオペレーション能力と、キャリアとしての品質についての高さである。この点については、法人サービスを中心に展開してきたため、他社キャリアよりも抜きんでた対法人への対応力と技術力がある。一方、無線においては新興ということもあり、いちから実地での検証を積み上げてきた。「最新の無線技術のひとつであるWiMAXを用いて無線の経験を積んでいるため、効率的に無線技術力の蓄積を行っている」(高津氏)と自信をのぞかせる。
 次のフェーズとしては、具体的にどのようなサービスを展開していけるか、という点に絞られていくだろう。WiMAXはインフラだけでなく、アプリケーションまで視野に入れて考えないと商品化は難しいからだ。アッカは従来から、DSL、光、無線などアクセス環境やネットワークを用意し、音声や映像などのサービスをのせてパートナーに提供できるACCA Solution Platformを提供してきた実績もある。このプラットフォームにWiMAXを加えることで、上位レイヤまで見据えたソリューションを提供できる点は大きいと言える。
 アプリケーションサービスを組み込んだ形で、WiMAXの真価を発揮する事業モデルをいかに育てていけるか――そこに国内でのWiMAX成否の鍵が掛かっているかもしれない。
(RBB TODAY) - 10月30日
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