ヤマハ、人の「歌声」のリアルな再現を目指したHi-Fiオーディオ用スピーカーを発売
人の“歌声”のリアルな再現を目指したハイクラスのHi-Fiオーディオ用スピーカーを新発売
■ フロアスタンドタイプのHi-Fiオーディオ用スピーカー
ヤマハ スピーカーシステム 『Soavo-1』
■ Soavo-1との組み合わせでマルチチャンネルオーディオに対応
ヤマハ スピーカーシステム 『Soavo-900M』 『Soavo-900C』
ヤマハ サブウーファーシステム 『Soavo-900SW』
ヤマハ株式会社(本社:静岡県浜松市中沢町10-1、社長:伊藤修二)は、長年にわたるオーディオ製品のグローバル展開を通じて「音・音楽を原点に培った技術と感性で新たな感動と豊かな文化の創造」を提案して参りました。今回、ハイクラスのHi-Fiオーディオ用スピーカーシステムの新製品として、ヤマハ スピーカーシステム「Soavo-1」(ソアヴォ・ワン)を9月下旬より発売いたします。また、「Soavo-1」との組み合わせにより、マルチチャンネルオーディオに対応するミディアムサイズブックシェルフ型の「Soavo-900M」、センタースピーカーの「Soavo-900C」、そしてサブウーファーの「Soavo-900SW」を10月中旬より発売いたします。
<価格と発売日>
* 関連資料 参照
<市場背景と企画意図>
DVDオーディオやスーパーオーディオCDに代表される高音質オーディオソースの普及によって、最近改めてHi-Fiオーディオが見直され、高音質での音楽再生に関心が集まっています。また、「団塊の世代」の動向も注目され、経済的にも精神的にもゆとりのある消費者であるこの世代が時間的な余裕を手にすることによって、自分を豊かにする上質なモノやこだわりの世界、あるいは快適な空間へのニーズが高まり、オーディオ市場も活性化してきています。そうした中で、音楽をより良く楽しみたい、リビングルームで音楽を良い音で聴きたいというユーザーニーズの高まりに向け、楽器作りを原点として音楽と深く関わってきたヤマハは、本格的なHi-Fiオーディオのためのスピーカーシステム「Soavo-1」を発売いたします。「Soavo」TM(ソアヴォ)はイタリア語で“優美な”を意味する「Soave」(ソアヴェ)と“歌声”を意味する「Voce」(ヴォーチェ)を組み合わせたこのスピーカーシリーズのための造語です。サウンドコンセプトであるナチュラルサウンドの思想を具現化し<リスナーが一番質の違いを感じる人の歌声(ボーカル)のリアリティや音楽の感動を表現できるスピーカー>を実現しました。また、楽器作りの経験を生かした音質重視のキャビネット構造、本物志向でディティールをまとめたデザインは、より空間を意識した存在感の有るものとなっています。10月中旬に発売される「Soavo-900」シリーズとの組み合わせによりマルチチャンネルオーディオにも対応し、本格的なオーディオファンからリビングで良い音で音楽を楽しみたい一般のお客様まで満足できるラインナップと致しました。
<製品概要>
今回発売する「Soavo-1」には、<Soavo>の名称にふさわしく人の“歌声”をはじめとする中音域をリアルに再現するための13cmミッドレンジユニット採用をはじめ、新開発3ウェイ・4スピーカーの構成としています。ヤマハ・ナチュラルサウンドスピーカーの伝統を受け継ぎ、欧州でのチューニングも加えて、素直で色づけのない音色や透明感、微妙な音のニュアンスまでも正確に再現する優れた解像度や豊富な情報量により優れた音場感を実現し、リアリティあふれる再生音をあらゆる音楽ジャンルでお楽しみいただけます。
さらにスピーカーキャビネットの構造面においても高音質を徹底的に追及しました。バッフル面の上方左右を傾斜させることにより平行面を排除した構造とキャビネット内部のヤマハ独自の補強構造(スラントパーティションおよびバーチカルラダー補強※注1)により、不要共振を分散し、キャビネット外板の“振動”までも高度にコントロールすることで、忠実な音色と美しい響きを両立しました。また、世界的に著名なインダストリアルデザイナーである喜多俊之氏*とのコラボレーションによって、リビングルームの雰囲気を一層引き立てる美しいスタイリングも併せて実現しています。
「Soavo-900」シリーズにおいても、「Soavo-1」の開発コンセプトとデザインをベースとした、魅力ある製品となっています。各機種は1台1梱包、1台単位で販売いたします。また、来春には、「Soavo-1」と同一のコンセプトに基づくブックシェルフ型スピーカーを発売し、更にラインナップを充実する予定です。
* 喜多俊之氏 プロフィール (プロダクトデザイナー)
環境および空間デザイン、インダストリアル・デザインで国際的に活躍し、日本のみならず、海外の拠点からも多くの作品を発表。また、日本の伝統工芸的な手法を織り込んだ作品も手掛けている。
URL www.toshiyukikita.com/
www.japandesign.ne.jp/HTM/DCG/KITA/
文中の商品名、社名等は当社や各社の商標または登録商標です。
■ この件に関する一般の方のお問い合わせ先
ヤマハ株式会社 AVお客様ご相談センター
〒430-8650 静岡県浜松市中沢町10-1
TEL 0570-01-1808 (ナビダイヤル:全国どこからでも市内通話料金)
TEL 053-460-3409 (携帯電話、PHSでご利用の場合)