三菱化学、10月1日納入分から機能性樹脂製品価格を値上げ
機能性樹脂製品価格改定
三菱化学株式会社(本社:東京都港区、社長:冨澤 龍一)は、機能性樹脂製品について下記の通り価格修正を実施することとし、お客様との交渉を開始いたしました。
記
1.値上げ理由
本年6月に以下の対象製品に関し、+15円/kgの値上げを打ち出し、ほぼ満額で決着したが、その後も原油、ナフサ価格は一段と高騰し、7-9月期のナフサ価格は55,000円/KL前後、10月以降はそれ以上のレベルになると予想される。 これにともなう原料樹脂等の価格の大幅な上昇から、機能性樹脂事業の収益は極めて大きな影響を受けており、自助努力によるコスト吸収も限界に達していることから、再び製品価格に転嫁せざるを得ないと判断した。
2.対象製品
熱可塑性エラストマー(TPE) サーモラン (オレフィン系)
ラバロン (スチレン系)
プリマロイ (ポリエステル系)
ゼラス (オレフィン系)
機能ポリオレフィン リンクロン (架橋性樹脂)
ECX (導電性樹脂)
モディック-AP(接着性樹脂)
VMX (イージーピール性樹脂)
3.値上げ幅
各製品共+20円/kg
4.時期
10月1日納入分以降
以上