三井物産とIMJ、広告マーケティング事業などで資本・業務提携
三井物産株式会社と株式会社アイ・エム・ジェイの資本・業務提携について
三井物産株式会社(本社:東京都千代田区代表取締役社長:槍田松瑩以下、三井物産という)と株式会社アイ・エム・ジェイ(本社:東京都品川区、代表取締役社長:樫野孝人、以下IMJという)は、広告マーケティング事業、エンタテインメント事業、Web・Mobile インテグレーション事業を中核に据えた、包括的な資本・業務提携に合意致しましたので、下記の通りお知らせいたします。
記
1.本提携の趣旨・目的
通信インフラの高度化に伴い、インターネットやモバイル通信などのコミュニケーション手段が爆発的に普及し、旧来型4大メディアといわれるテレビ、ラジオ、新聞、雑誌の枠を超えた新規メディアとしてコンテンツ・広告・マーケティング・Eコマースのグローバル市場を急速に拡大させております。
メデイア新時代の潮流に乗り、三井物産とIMJは、今年初めの中国での美容ポータル事業を展開するBeaunet Corporation Limitedへの共同出資を皮切りに、国内外での更なる共同事業展開を検討してまいりました。
今般、IMJの広告マーケティング事業、エンタテインメント事業、Web・Mobile インテグレーション事業と三井物産の業界ネットワーク、海外事業ネットワークを融合させる事により、「通信と放送の融合」、「ヴァーチャルとリアルビジネスの融合」、「グローバル」をキーワードとしたユニークで競合優位性のある新規事業を創造するべく、戦略的な資本・業務提携を行なうことに合意しました。
2.本提携の概要
1.三井物産によるIMJの第三者割当方式により発行する新株7,500株(増資後出資比率4.1%)の増資引受
【三井物産におけるIMJに対する取得前後の所有株式の状況】
取得前 取得後
(1)所有株式数 -株 7,500株
(2)議決権の総数 173,600個 181,100個
(3)議決権の総数に対する割合 -% 4.1%
2.三井物産の子会社である株式会社スウィング(本社:東京都千代田区代表取締役社長:古川智章)と、IMJの子会社である株式会社IMJモバイル(本社:東京都品川区代表取締役社長:廣田武仁)とのIMJモバイルを存続会社とする合併
3.広告・マーケティング・セールスプロモーション分野でのインターネット・モバイルを活用した広告代理業での共同事業会社の設立
4.エンタテインメント分野におけるコンテンツ開発、権利獲得(ライツビジネス)への共同投資の検討
3.三井物産の会社概要
(1)商号:三井物産株式会社(MITSUI & CO., LTD.)
(2)所在地:東京都千代田区大手町一丁目2番1号
(3)設立:1947年7月25日
(4)資本金:295,766百万円(2006年3月末現在)
(5)従業員数:単体6,089名、連結40,993名(2006年3月末現在)
(6)代表者:代表取締役社長 槍田 松瑩
(7)事業内容:金属、機械・情報、化学品、エネルギー、生活産業、物流・金融の各分野において、グローバルに広がる拠点の情報力と総合力を活用し、商品の国内販売、輸出入、外国間貿易、さらには、資源開発や新分野での技術開発など各種事業を多角的に展開。
(8)URL:http://www.mitsui.co.jp/
4.IMJの会社概要
(1)商号:株式会社アイ・エム・ジェイ(IMJ Corporation)
(2)所在地:東京都品川区西五反田七丁目1番1号 住友五反田ビル
(3)設立:1996年7月4日
(4)資本金:3,699百万円(2006年6月末現在)
(5)従業員数:単体399名、連結892名(2006年3月末現在)
(6)代表者:代表取締役社長 樫野 孝人
(7)事業内容:Webインテグレーション事業、モバイルインテグレーション事業、エンタテインメントコンテンツの企画・制作・プロデュース、広告マーケティング事業(※グループでの事業内容を含む)
(8)URL:http://www.imjp.co.jp/
5.日程
2006年 8月23日 IMJ取締役会決議
2006年 8月23日 事業提携に関する基本協定書締結
2006年 8月23日 株式引受契約締結
2006年10月 4日 株式取得(予定)
6.今後の見通し
IMJにおいて、今回の業務提携による業績への影響は軽微と考えております。来期以降の業績見通しにつきましては、今後開示してまいります。
以上