日立、設置性や音にもこだわったネットワーク対応の液晶プロジェクター２機種を発売
設置性にも音にもこだわったネットワーク対応液晶プロジェクター２機種を発売
水平・垂直レンズシフト機能や高出力１６Ｗスピーカーの搭載により、設置性を向上
日立製作所ユビキタスプラットフォームグループ（グループ長＆ＣＥＯ江幡 誠／以下、日立）は、このたび、投写画面を水平方向に左右１／１０画面分・垂直方向に上２／５画面分移動できる水平・垂直方向のレンズシフト機能や１６Ｗ（４Ｗ×４）の高出力スピーカーを装備し、大会議室や教室、講堂など幅広い使用環境への対応を図った、高性能液晶プロジェクター「ＣＰ－Ｘ６０８Ｊ」を９月下旬から、「ＣＰ－Ｘ６０５Ｊ」を９月中旬から発売します。
新製品「ＣＰ－Ｘ６０８Ｊ」は、無線ＬＡＮ技術（ＩＥＥＥ８０２．１１ｇ）に対応し、これまでの約５倍＊１の転送スピードでファイルをワイヤレス＊２で送信する機能を備え、最大４台のＰＣ画面の表示ができるワイヤレスネットワークの構築が可能です。そのほか、ＳＤメモリーカードなど各種メディアに対応し、「ＰＣレス」を実現するなど、多彩な機能を搭載しています。
また、「ＣＰ－Ｘ６０５Ｊ」は、ＬＡＮケーブルでパソコンからプロジェクターへ静止画データを送付できる「静止画転送機能」を装備、４点まで静止画データを保存することができます。
「ＣＰ－Ｘ６０８Ｊ」および「ＣＰ－Ｘ６０５Ｊ」の共通機能としては、有線ＬＡＮケーブルでプロジェクターとＰＣをつなぐだけで、離れた場所からのプロジェクター制御と映像投写を可能とし＊３、さらに電源のＯＮ／ＯＦＦやランプの使用時間、異常を監視しトラブル発生時にメールで知らせる機能を搭載しています。また、投写画面を水平方向に左右１／１０画面分・垂直方向に上２／５画面分移動でき、ドライバーでの微調整が可能な水平・垂直方向レンズシフト機能に加え、オプションレンズも４種類揃えており、幅広い使用環境に柔軟に対応します。さらに、１６Ｗ（４Ｗ×４）の高出力スピーカーを内蔵しＷＯＷ ＳＲＳも搭載しているため、会場が広い場合にも、別途スピーカーを用意することなく臨場感のあるサウンド効果を発揮します。
また従来に引き続き、マイクロレンズ（ＭＬＡ）付きの０．７９型の高開口率液晶パネルを使い、高出力２８５Ｗランプの採用と光学レンズを最適化することで、４０００ルーメンの明るさを実現しています。セキュリティー機能としては、プロジェクターの設置状態を監視して、傾き角度など、設置状態が変化した場合に操作をロックできる状態監視機能や、使用者を制限する「パスワード機能」を搭載するなど、実用的な機能を備えています。
■型式及び価格
添付資料をご参照ください。
液晶プロジェクターは、企業での会議・研修や各種プレゼンテーション、学校など教育機関での講義など、幅広く活用され利用機会が拡大しています。
日立は今後も、ビジネスや教育分野だけでなく様々なシーンにおいて、幅広いコミュニケーションツールとして、誰もが手軽に利用できるような使いやすいプロジェクターの開発に注力し、お客様のニーズに対応した製品を提供していきます。
■本文注記
＊１：当社従来機種ＷＮＭ８０（ＣＰ－Ｘ８８０Ｊ）オプションユニットとの比較
＊２：ワイヤレスで映像を投写する場合、パソコンに専用のソフトをインストールする必要があります。
＊３：ＬＡＮケーブルで映像を投写する場合、パソコンに専用のソフトをインストールする必要があります。
■他社商標注記
・ＸＧＡは、米国ＩＢＭ ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎの登録商標です。
・その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。
■関連情報
日立液晶プロジェクター ホームページ
http://www.hitachi.co.jp/proj/
■お客様からのお問い合わせ先およびカタログ請求先
家電ビジネス情報センター
電話 ０１２０－３１２１－１９ （フリーコール）
時間 ９：００～１７：３０（日曜・祝日および弊社休日を除く）
以 上