ローム、携帯電話向けにリモコン機能付4Mbps(FIR)IrDAモジュールを開発
携帯電話に最適!
世界最小、リモコン機能付4Mbps(FIR)IrDA モジュールを開発
半導体メーカーのローム株式会社(本社:京都市)は、携帯電話向けにリモコン送信機能付き4MbpsタイプIrDA FIR 準拠赤外線通信モジュール「RPM972-H14」(サンプル価格300円/個)を開発、このたびサンプル出荷を開始しました。2006年11月から当面月産50万個の体制で本格的に量産を開始する予定です。生産拠点は、ローム大連(中国)で行います。
昨今、携帯電話を中心に、小型で高速通信が可能なIrDA赤外線通信機能が標準搭載されるようになってきていることに加えて、リモコン送信機能など赤外線を使った多機能化が進んでいます。
今回ロームが開発したIrDA モジュール「RPM972-H14」は、現在量産中の世界最小面実装タイプIrDA 通信モジュール「RPM971-H14」にリモコン送信機能を追加したものです。さらにリモコンモードで必要であった外付けの抵抗器(3216 サイズ)が不要となり、セット設計の自由化、省スペース化に貢献します。
【 「RPM972-H14」の主な特長 】
1)外付け抵抗不要
2)4Mbps タイプでは小型の表面実装タイプ(高さ2.2mm)
3)スタンバイ時低消費電力(2.4mW)
4)自社開発のコントローラLSI(「BU92004GU」)を使用することで、より高速な「Ir Simple」方式への対応も可能
ロームのIrDAモジュールは、従来から独自の設計技術、デバイス技術、さらに自社開発による生産技術などを駆使し、市場ニーズにいち早く対応した製品開発を行ってまいりました。今後も小型化といったユーザーサイドの視点に立った開発を進めていく方針です。
以 上
添付資料:
1.外形寸法図
2.製品写真